ジョン(米国)とゴルフで一緒になり、英語のお先にを覚える

ある日友人(B)をゴルフに誘うと米国人が一緒について来て、Aは驚いてしまいました。

ジョンというアメリカの西海岸から来た40歳位の人で、ゴルフの腕前もさることながら、日本語がペラペラでした。

彼はこの機会を利用して、ゴルフで使う英語の表現を教えてもらうことにしたのです。

例えばグリーン上でパットをするとき、「先にパットしても良いですか?」は、「May I putt out ?」と言い、その返事は「Go ahead and putt it out.」(お先にどうぞ)と言うようです。

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ゴルフで使う英語の「お先に」が許可を求める表現になる理由

ジョンはBと同じ会社のエンジニアとしてもう何年も日本で働いていて、奥様も日本人だそうです。

ロスで生まれ、UCLAを卒業して日系の会社に入ると希望して東京に転勤し、所帯まで持ったという変わり種のようです。

気さくな彼は、Aがこの機会にゴルフで使う英語の表現を覚えたいと言う話に、二つ返事で応じてくれたのでした。

ジョンは驚いたことにゴルフのことを実に良く知っていました。

ゴルフは紳士のスポーツとして発展してきた経緯もあり、何よりもマナーを重視すると彼は言うのです。

ゴルフの基本は、遠い者から先に打つということを原則としています。

とはいえボールがカップの近くまで来た場合、「お先に」と言って終わらせることも少なくありません。

特にカップの周辺は、スパイクの跡が微妙に影響することもあって、カップに近い者が先にパットをするときは、その許可を同伴者に伺い出ることが大切なマナーです。

そのための表現方法は、「I’ll…」ではなく、「May I putt it out ?」や、「Can I putt it out ?」、または「Please let me finish.」のように、相手の許可を得るような言葉を使うことがマナーだと説明してくれたのでした。

ゴルフの実践ラウンドで英語のお先になど様々な表現を勉強(1)

Aは懇切丁寧に説明をするジョンに感心するとともに、ゴルフのラウンドしながら、様々なシーンを英語でどう表現するのかを、お先にだけでなく他の表現も確認したいと思ったのでした。

そうして彼らは次のティーグラウンドにやって来ます。

ジョンは「どこを狙えば良いのですか?」を、英語では「Where do I aim this one ?」、そして「風はアゲインストです。又はフォローです」の言い方は、「There is wind in our faces.」又は「We’ve got a wind at our backs.」というと説明してくれました。

Aがティーショットを打つと、Bさんが「ナイスショット」と言ったのですが、ジョンは「その言い方はおかしい」と言って、正式には「Good shot !」と言うのだと訂正し、「It flew spectacularly.(すごく飛びましたね)」と言いました。

そして「You’re up next.(次はあなたの番です)」と言い、Bさんがティーショットを打ったのです。

するとBさんのボールは左にフックして池に飛び込んでしまいました。

それを見てBさんは、「I hit it into the water.(池ぽちゃだ)』と言って笑ったようです。

今度はジョンがティーショットをすると230ヤード付近にあるバンカーに入り、「I hit it into the bunker.(バンカーです)」と言いました。

Bさんは池の横でボールをドロップすると、横からジョンが「Go for it.(狙えますよ)」と後押ししてくれたのです。

ゴルフの実践ラウンドで英語のお先になど様々な表現を勉強(2)

ジョンの実践ゴルフ英語のレッスンは、最初のお先にという表現のあとも続いています。

さて彼らはこれからグリーンを狙うショットを打とうとしています。

ジョンはバンカーからグリーン上の前の組の人たちを見つめています。

彼らはそれをしばらく眺めていました。

そしてグリーンが空くとジョンは、「The green is clear.」と言い、「The green is wide open.」という表現でも良いと言います。

Bさんが5番のユーティリティーで打ったボールは、勢い余ってグリーンを越えていきました。

それを見てジョンは「He hits over the green.」と言い、Aのショットがグリーン周りに落ちるのを見ると、「His ball landed around the green.」と言いました。

そしてジョンは「グリーンを狙いますよ」の「I’ll go for the green.」または「I’ll aim at the green.」のどちらでもOKと教えてくれました。

また刻む場合は「I’ll lay up.」また安全に行くは「I’ll play it safe.」と、それぞれの表現を言い終えると、「I’ll go for the green.」と言ってグリーンを狙って打ったのです。

ジョンのボールは見事にグリーンに乗りました。

バンカーからでしたが、見事に2オンに成功です。

ゴルフの実践ラウンドで英語のお先になど様々な表現を勉強(3)

ジョンの実践ゴルフ英語のレッスンは、「お先に」のあともさらに続けられています。

ジョンのバンカーからの見事なショットがグリーンを捉えると、Aさんが「ナイスオン!」と声を出したのですが、ジョンは「その表現はちょっとおかしい」と言い、「You are on the green.」と訂正しました。

Aはグリーン手前の20ヤード辺りからのアプローチショットです。

「Are you good at approach shots ?(君はアプローチショットが得意なのですか?)」とジョンがAに聞きます。

Aはジョンからそう聞かれると、「I’m bad at approach shots.(アプローチショットは苦手です)」と答えました。

その言葉の通り、Aのショットはグリーンを越えて反対側まで転がって行ったのです。

ジョンはそれを見て、「You hit over the green.(グリーンをオーバーしました)」と言います。

そして続けて彼は、「How many strokes have you hit so far ?(ここまでいくつ叩きました?)」と聞きました。

「I shot a 4(4打叩いた)」とAは答えます。

そうしてAは反対側のグリーンエッジから返しのアプローチを打とうとしています。

ジョンはそれを見て、「Today’s pin placement is hard.(今日のピンの位置は難しいですね)」と言いました。

それでもAは何とかグリーンに乗せることができました。

しかしもう7打も叩いてしまったことになります。

ゴルフの実践ラウンドで英語のお先になど様々な表現を勉強(4)

ジョンの実践ゴルフ英語のレッスンは3人がグリーンに乗せて、これからパットに入ります。

3人のボールがグリーンに乗ると、ジョンがグリーン全体を見て、「This green has two tiers.(これは2段グリーンです)」と言い、それぞれのボールを見て、「Who’s further away ?(誰が遠いかな?)」と言いました。

最も近い位置につけているBさんが、「Would you like me to tend the flag ?(旗を持ちましょうか?)」と言うと、ジョンが「Please tend the flag.(旗を持ってください)」と答えます。

一番遠いジョンが長いパットを50cmに付けると、「Please let me finish(お先に)」と言って、先にパーパットを終えたのです。

2mの位置に付けているBさんはパットのラインを慎重に見つめながら、「Will this break?(これ切れますかね?)」とジョンに聞いてみます。

ジョンは「It’ll break to the right.(右に切れますよ)」と答えます。

そして「The grass is growing toward you.(逆目ですよ)」と言うと、さらに続けて「I would play it just inside the cup.(私ならカップの内側を狙いますね)」と伝えました。

Bさんは「I’ll get it down in one putt.(一発で入れますよ)」と言ってパットをすると、『The ball dropped in.』とボールは転がって入ったのです。

Aは最初のパットが強すぎてカップを通り過ぎて行き、『The ball went past the hole』、返しのパットはカップをなめて入らず『It lipped the cup』、そして返しを沈めました『He sank a return put.』。

彼らはこのホールを終え、次のホールに向かおうとしています。

ジョンがAに聞きました。

「What’s your score on the last hole ?(さっきいくつ叩きました?)」

Aは「I made triple bogey.(トリプルボギーです)」と答えます。

そしてBは「I made bogey.(ボギーです)」と言いました。

我々が普段使うゴルフの英語はほぼ和製英語と思うべし

これまでAとB、そしてジョンのゴルフのプレーを英語の表現を使ってラウンドし、お先にをはじめ多くの英語の表現に触れてきました。

これらの表現を学びながら、私たちが普段使うゴルフでの英語は、日本人だけしか通じない、おかしな英語だと思うようになりませんでしたか。

日本人の仲間内のゴルフで良く使う表現に「ナイスショット!」というものがありますが、これは全くの和製英語で海外では通じません。

正しい表現は「Good shot !」または「Great shot !」を使います。

またグリーン上でパットのラインを読むとき、日本人は良くスライスラインやフックラインなどの表現を使います。

けれどもそもそもスライスやフックは、ショットによってボールに右回りや左回りの回転がかかる結果を言うのであって、決してパットしたボール自体がスライスしたりフックしたりするものではないのです。

正しく言えば、ボールはグリーンの傾斜によって、左右に切れていくのです。

では正式に英語ではどのように表現するのかと言うと、「右側に切れる」は「Break to the right.」、そして「左に切れる」は「Break to the left.」です。

ゴルフで使うのは和製英語ではなく正式な表現方法を学ぼう

日本人がゴルフで使用している英語はほとんどが和製英語です。

今回は「お先に」をはじめ、英語の表現をいくつか例示しましたが、できれば普段のプレーから正式な表現を使うことが必要かもしれません。

世はグローバル時代で、あなたの周囲に外国人が普通にいるような時代です。

そのため外国人が同伴者というゴルフの機会も今後増えるかもしれません。

そういう意味でこの内容が、英語表現について学びなおす機会になれば幸いです。