ゴルフのオリンピックで仮金ってあるけれど、どういうこと?

ゴルフをやっていけば、オリンピックというゲームを聞くことがあるはずです。

会社でコンペの季節がやって来ると、今度こそは前回のオリンピックの借りを返すなどと、飲み会の席でその話に盛り上がっていることが良くあるからです。

誰がいつ頃考えたのかは定かではありませんが、よくもまあこんなものを思いついたものだと感心します。

しかしそんな話を聞いていると、オリンピックに「仮金」も入れてやると、耳慣れない言葉を話していることがあるかもしれません。

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ゴルフでオリンピックを楽しむ。その中の「仮金」というもの

ゴルフほど色々な遊びというか、ゲームの要素を取り入れているスポーツはないと思います。

それは野球やサッカー、テニス、卓球、バレーなどのように、常に多くの人が観客として見つめているという訳でもなく、審判を配置しているわけでもないからです。

つまり、数あるスポーツの中でもより密室性の濃いものではないかと思われます。

つまり仲の良い4人がいつも一緒にプレーすると、いつしか単なるプレーだけでは飽き足らず、様々な嗜好やスパイスを加えていくことは、ごく自然な流れであると言えます。

こうしてプレーに様々なゲームの要素が少しずつ加えられていったのです。

それでも一体どこの誰が考えたのかと驚かされるほど、バラエティに富んだ握りのルールがあるようです。

例えばオリンピックは簡単なゲームですが、今では多くの人たちが楽しんでいることを思うと、考えた人には敬意を表するほどです。

そしてそのオリンピックに「仮金」など、さらに新たな要素が加わると、別の緊張感を抱かせてくれ、ゴルフの楽しさをより高めてくれるのです。

ゴルフのオリンピックの楽しみを増やす「仮金」などの縛り

ゴルフを始めてしばらく経ち、先輩たちに誘われて郊外のゴルフ場に行った時のことは今でも良く覚えているものです。

当時ゴルフを始めたばかりの彼は、見ること聞くことのすべてが初めてで、しばらくは先輩たちの会話に入っていけない疎外感を感じていたほどでした。

そしていざプレーが始まると、正確なティーショットを遠くに飛ばす先輩たちを眩しい眼差しで見つめたものでした。

彼はなにせ初心者なものでしたから、迷惑をかけないようにと必死にプレーしていたのですが、ショットは右に左に振れて、先輩たちが待つグリーンに上がった時は8打も叩いていました。

こうして彼がやって来ると、誰かが「オリンピックをやろう」と言いました。

先輩たちは皆黙って頷き、彼はそのオリンピックが何のことか分からずにポカンとしていると、ひとりが彼に歩み寄って来てそのルールを説明してくれました。

金や銀、銅、鉄などの一通りの説明の他、耳慣れないいくつかのことを言った中で、「仮金」というものもあったのですが、やっているうちに分かるだろうと思っていました。

「それで負けたらどうなるのですか?」

何も分からない彼が、一番気になることを聞くと「たいしたことないから心配するな」と、その先輩は言ったのでした。

ゴルフのオリンピックが始まった。そして仮金を初めて体験

ゴルフのオリンピックがいよいよ始まりました。

1番のグリーン上ではカップから遠い順にAさんが金、Bさんが銀、そして彼が2mほどの銅、そしてCさんが70cmほどで鉄になりました。

Aさんは「仮金」と、まず宣言して6mのパットをしましたが、20cmにつけて鉄のOKをもらいました。

「仮金」は一番遠い人が対象で、ワンパットで入らなくても、パットしたボールの位置で新しいメダルの色が決まるとAさんが説明してくれました。

つまり「仮金」のAさんが打ったあと、今度はBさんが金、彼が銀そしてCさんが銅と、それぞれ1ランクずつアップしたのです。

Bさんは4mほどの新たな金でしたが、カップの淵を舐めて入らず悔しがりました。

彼は2mのランクアップした銀を予想通り外してしまいました。

Cさんは70cmのランクアップした銅を沈めてさっそく2点を獲得。

1番を終えたところで、彼はオリンピックがパッティングの勝負だと理解したのですが、この先どうなるのかという不安が湧き上ってきたのでした。

1番の得点は、Aさん(鉄1点)、Bさん(0点)、Cさん(銅2点)、彼(0点)となりました。

ゴルフのオリンピック2ホール目。ダイヤモンドとサオを体験

ゴルフのオリンピックは2ホール目に入りました。

2番のパー5ではA、B、Cさんがそれぞれフェアウェイに飛ばしたのに対し、彼はOBで打ち直しを何とかフェアウェイに飛ばしました。

2打そして3打~6打とウロウロして、7打でようやくカラーまでたどり着きました。

Aさんは2mに付けています。

Bさんは3mに付けています。

Cさんは4mの現時点では仮金につけています。

彼が10m近くある上りのパットを打つと「おおっ、ダイヤモンドだ!」という歓声に変わりました。

彼のパットはそのままカップインしたのです。

まぐれとしか言いようのない出来事でした。

Aさんが興奮した調子で「ダイヤモンドで5点だ」と言いました。

彼がダイヤモンドを獲ったため、残る3人は銀、銅そして鉄でしたが、1ランクずつアップして、Aさんは銅、Bさんは銀そしてCさんは金となりました。

彼が外から入れたので、この場合仮金はありません。

Cさんは4mの金を外しました。

銀のBさんはラインを見ると「サオ!」と宣言してパットをすると、ボールはカップインしてガッツポーズをし、「3点×2の6点」と声をあげ、残る人が唖然とした顔をしました。

Aさんは外し、2番の結果/累計はAさんは0/1、Bさんは銀のサオで0/6、Cさん0/2、そして彼はまぐれのダイヤモンドを獲ったので0/5となりました。

ゴルフのオリンピックは3~9ホールと続き、OUTを終えた結果

初めは良く分からなかったゴルフのオリンピックでしたが、ニアピンや一通そしてカンや仮金なども握りに入っていることが次第に分かってくると、なかなか油断のならない状況になりそうだと、彼は気分を引き締めました。

Aさんは3番のニアピン(3点)と仮金で銅(2点)、4番で銀(3点)、そして9番で金(4点)をとって一通(10点)が完成し、9番を終えた時点で、2番までの累計1点を合わせた合計23点を獲得。

Bさんは4番の金(4点)、5番の銀(3点)6番のニアピン(3点)と、2番までの累計6点を合わせた合計16点を獲得。

Cさんは4番の銅(2点)、7番の鉄(1点)、8番の銅(2点)で、2番までの累計の2点を合わせて合計7点、銅はカンのリーチという状況です。

彼は4番で鉄(1点)、7番で銅(2点)を獲っただけで、2番までの累計5点を合わせて合計8点を獲得という状況です。

9番まで終えて、ニアピンがショートホールの最も近い人に与える賞であること、そして金、銀、銅そして鉄が揃った一通(10点)や同じメダルが4つ揃ったカンなどを体験して理解しました。

ゴルフのオリンピックはINに入り、獲得点数は大変なことに

ゴルフのオリンピックは後半のINに入ると、上手なAさんとBさんが凌ぎを削って、得点争いは更に熱気を帯びてきました。

彼はその都度溜息をつきながら、彼らの得点状況をながめていたのです。

そして18番を終えた結果は次の通りでした。

Aさんは17番でニアピン(3点)の他、10番で銀(3点)、15番で銀(3点)そして18番で再び銀(3点)を獲得して、銀のカンを完成させて銀3点×4=12点、前半の23点と合わせて47点を獲得。

Bさんは11番で鉄(1点)、13番で銅(2点)を取って一通(10点)を完成させ、前半の16点と合わせて29点を獲得。

Cさんは11番で銀(3点)、13番で鉄(1点)、そして最後の18番でテンパっていた銅(2点)を獲って、銅のカン(銅2点×4=8点)を獲得し、前半の7点と合わせて21点を獲得。

そして彼は12番で銅(2点)、14番で仮金を初めて使って鉄(1点)と、16番の鉄(1点)で鉄のカン(鉄1点×4=4点)が完成し、前半の8点と合わせて合計16点を獲得。

最終的な集計結果はA(47)、B(29)、C(21)、彼(16)で、合計はA+B+C+彼=113。

個人毎の精算はA(+75)、B(+3)、C(-29)、彼(-49)に100を掛けた金額となり、良い勉強代になったと感じたのです。

ゴルフのオリンピックは仮金などバリエーションで緊張が続く

ゴルフのオリンピックは楽しいものですが、例えば仮金をするのか否かなど、どのバリエーションを適用するかの確認と、レートも併せて事前に確認しておきましょう。

それが分かって初めて、心穏やかにプレーができることになるのです。

それも分からずにいると、いたずらに不安になるばかりで、そもそもゴルフどころではなくなるのではないでしょうか。