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多くのプロが愛用しているパッティングチューターの使い方

2018.8.9

Drive for the show, putt for the money.

ゴルフにおいてパッティングがいかに重要かを表現したタイガー・ウッズの有名な言葉です。

プロは一打に生活のすべてが掛かっているので、より言葉の重みを感じます。

そんなプロたちが重要としているパッティングの練習のために取り入れたのが「パッティングチューター」です。

その使い方や効果などパッティングチューターについてお話します。

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パッティングチューターとは

いろいろあるパッティング練習器具の中でも、人気が急上昇したのが「パッティングチューター」です。

このパッティングチューターは、ゴルフコーチとしてトップレベルの有名なディブ・ベルツ氏によって考案された練習器具です。

この方はフィル・ミケルソンのコーチとしても有名で、ショートゲームの巨匠とも言われています。

彼はパッティング研究30年の末、どんな距離のパッティングでも15cm先を正確にストロークできればカップインの確率が高くなると考えました。

そのために重要なのはスイートエリアでのヒットであり、それが理想的な転がりを生むと言う理論を提唱しています。

この理論を元に開発され、細くなったボードの先の方に鉄球が配され、その間を通せるようになることで、わずかな打ち出しのブレもなくなるのがこの練習器具なのです。

「チューター」とは「個人教師」と言う意味を持っており、プライベートコーチを付けるくらい効果のある練習器具だと表現しているのでしょう。

PGAプロの間では既に定着していたパッティング練習器具なのですが、日本では松山英樹が練習に取り入れたことで売り切れ続出の人気パター用練習器具となりました。

使い方はシンプルなのですが、練習は非常に難しいです。

パッティングチューターの使い方

それではどのくらいシンプルなのか、パッティングチューターの使い方を説明します。

パッティングチューターの上には2つの鉄球が置かれています。

その間にボールを通すだけなのですが、鉄球の間隔は3段階あり、最も狭い段階はゴルフボールの直径よりも狭くなっています。

トッププロがこぞって使っているとは思えないほどシンプルな使い方ですよね。

しかし正確なストロークができなければ、ほぼ鉄球に当たってしまう構造です。

台の中央に真っ直ぐの白いラインが引かれているのですが、そのラインに向かって反復練習することで、正しいフェースアライメントが身に付くようになるのです。

ボールを使わず、意識してそのライン上を素振りするだけでもそれりの効果があるようです。

また2つの鉄球の間を通すために繰り返し打つことで、パッティングでタブーなヘッドアップをせず、順回転のストレートな軌道でのパッティング技術を身につけることができます。

とてもシンプルで簡単そうなイメージを持つかもしれませんが、実際に使用するのその難しさに驚くでしょう。

しかしそれは、間違ったパッティングスタイルであったと言うことを証明していることになるのです。

松山英樹のパッティングチューターの使い方

プロゴルファーたちはシンプルな使い方の中から工夫をして、パッティングチューターを使って練習しています。

誰よりも遅くまで続けることで有名な練習の虫と言われている松山英樹は、パッティングチューターを使い、どのような練習をしているのでしょうか。

彼の基本とする練習では、上りの真っ直ぐなラインで1~1.5メートル程の距離で、鉄球の間隔が最も狭い段階にしています。

5球連続で入れるまで終わらないと言ったように、自身にプレッシャーを掛けて日々練習をしているようです。

もちろん練習の虫がそれだけで終わるはずありません。

パッティングチューターを使い、両手だけでなく、片手ストロークの練習もしています。

その理由として、左右の手の力感がバラつくとストロークが乱れるからだそうです。

片手ストロークの練習で、左右の力感を揃え、その力感を保った状態で両手ストロークの練習をすることで、歪みのないきれいなストロークになるのです。

片手ストロークの際は、空いた手で胸やお腹を押さえ、ターゲット方向へ身体が真っ直ぐ向かうようにしています。

この練習を1日45分、毎日行っているのですから、ものすごい集中力を使うに違いありません。

簡単なように感じますが、両手でも難しいのですから、片手ストロークとなるとその何倍も難しさは増すでしょう。

同じくらい人気の練習器具とその使い方

多くのトッププロが使っていることで人気のあるパッティングチューターですが、同じ位人気の練習器具がもう一つあります。

これもまた、多くのトッププロが使っています。

トッププロは一つの練習器具だけを使っているわけではないのです。

その時の自分のパッティングの状態や気になっている点などに合わせて、練習器具を変えて使います。

その練習器具は、「The Rail」です。

M.I.Tと言うメーカーのもので、約80センチくらい真っ直ぐに伸びたレールの上で、ボールを真っ直ぐにパッティングするだけの、これもまた使い方がシンプルな練習器具です。

パッティングチューターも難しいですが、この練習器具もツアープロ向けに開発されたプロ仕様の練習器具と言うこともあって、非常に難易度の高い練習器具になります。

もちろんプロ仕様で難しいと言うことは、それだけ効果絶大だとも言えます。

その効果は、アドレスの軌道とボール位置の修正、そしてインパクト時のフェースの向きなど、狙ったところへパッティングするための全ての技術が向上することです。

これらの練習器具と合わせて使って欲しい

パッティングチューターやThe Railと合わせて使って欲しい物があります。

正しいフェースアライメントやアドレスの軌道など技術的なことも大事ですが、同じくらい大切にして欲しいのが「リズム」です。

パッティングに限らずゴルフでは、アイアンやアプローチと全てにおいてリズムが大切です。

一定のリズムで打つ感覚を身につけると、打ち急ぐこともなくなりますし、プレッシャーのかかる場面でも落ち着いてパッティングに臨むことができるようになれます。

そのために使って欲しいのが「メトロノーム」です。

古閑美保がスイングリズムを身につけるために使っていたことでも有名ですが、世の中は更に便利になっています。

メトロノームを持っていない人は多いと思いますが、持っていなくてもスマホで無料ダウンロードできるメトロノームアプリが出ているので探してみてください。

使い方は、メトロノームが刻む一定のリズムに合わせて、リズム良くパッティングするだけです。

慣れるまでは単独で使い、反復して素振り等として一定のリズムを体に覚えこませましょう。

慣れてきてから他の練習器具と合わせて使うとさらに効果を見込めるようになるはずです。

どうしても練習器具にお金を掛けたく人は

パッティングチューターもThe Railも非常に良いパッティング練習器具です。

しかしパッティングチューターは四千円程度、The Railは五千円程度と決して安いものではありません。

上達したいけれど練習器具にまでお金を掛けられない、掛けたくない人も中にはいるでしょう。

もちろん工夫して、買わずとも同じような練習をすることはできます。

必要な物は、パターとゴルフボール4つなので、ゴルファーなら皆既に持っているものばかりですよね。

パッティングマットがあればそれを使っても良いですし、、無ければカーペットなどの上でも良いです。

その方法は以下の通りです。

20~30センチ離れたところにゴルフボール2つ分の間隔にボールを2つ置きます。

5~10メートル離れた距離を狙ってボールを打ち出し、置いた2つのボールの間を通すだけです。

この方法、パッティングチューターの使い方と同じ原理なのは分かりますか?

セットしたボールが、2つの鉄球と同じ役割をしているのです。

最初はボール2つ分の間隔にして、それから自分で好きなように間隔を狭くしていけば良いでしょう。

ただし2つ分以上大きな間隔にしてしまっては、この練習の意味は全くないので、最大ボール2つ分の間隔と言うのは守ってください。

パッティングに必要なのは毎日の練習

良い練習器具を使うと当然パッティングの技術は向上します。

しかし良い練習器具を使って週に1度練習するのと、練習器具を使わないけれど毎日練習するのとではどちらが良いのでしょうか。

松山英樹も毎日45分、パッティングチューターを使い練習していると話しました。

練習器具を使い毎日練習するのがベストですが、練習器具が無くとも毎日練習すれば、その成果は必ずラウンドで出てくるはずです。

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