自宅で仲間に黙って上達!アプローチ名人を使った練習法とは

最終更新日:2018/06/29

アプローチは単調さと効果が実感できないことから、一生懸命練習に取り組むことができないものです。

そこでゲーム感覚で飽きずに続けていけて、しかも自宅の室内で毎日練習ができる「アプローチ名人」というグッズを使った練習法を紹介します。

アプローチの名人と呼ばれる練習法は自宅にあり!

日頃から練習場を利用していても、アプローチの球数が少ないことが多いようです。

「ドライバーと同じくらいは打っているよ!」と言う人でも、ピッチング・アプローチ
・サンド・ロブと打ち分けているでしょうか。

アプローチの場合には7番・8番・9番といったアイアンも使うので、すべてのクラブを納得いくまで練習するのは難しいかもしれません。

限られた時間と費用を考えると、正しい練習法を知ることで効率の良い成果を得られるかもしれません。

1つのクラブを練習することで、他のクラブにも効果があれば効率の良い練習法と言えます。

アプローチの名人と言われる人でも、常にアプローチばかりを練習しているわけではなく、良く使うアプローチウェッジを中心に限定した練習をしています。

ただし、フェースを合わせてインパクトができる、最低限の基礎ができていることが条件です。

そこで基礎をしっかり習得するために自宅で練習しましょう。

自宅であれば空いている時間に練習はできますし、ボール代も打席代も交通費もかからず気軽に練習ができます。

ムダと思う球数をこなすことで、アプローチは格段に上手くなるはずです。

正しいインパクトができるアプローチ名人を使った練習法

アプローチが上手くなるための第1歩は正確なインパクトです。

アプローチは飛距離を求めないので、フェース面のどこに当たっても同じような気がするかもしれません。

しかしスイートスポットに確実にボールを当てることを練習することで、正確な距離や方向をコントロールすることができるようになります。

しかしショットしてしまうと、フェースのどこに当たったかを知ることはできません。

そこでこの打点をチェックする練習法に、インパクトポイントが分かる転写シールを使いましょう。

専用の転写シールをフェース面に貼ると、打撃ポイントにだけ色がつく代物です。

まずは同じ箇所でインパクトできるように、繰り返し練習を続けて、ショットを安定しなければなりません。

このショットの練習法は、飛距離を必要としていないので、コンパクトなスイングで正確性だけに集中します。

距離感も意識する必要はありませんが、ターゲットを決めて方向性だけは狙うようにしてください。

簡単な練習法ですが、問題は自宅のどこでゴルフボールを打つかと言うことです。

市販されている『アプローチ名人』があれば、狭いスペースでも正しいインパクトの練習ができるはずです。

アプローチ名人を使えば2つの練習法ができる

アプローチの練習法は転がしと飛球の2点です。

自宅で転がす練習をする場合には人工芝を使うことになりますが、本物の芝とはタッチは変わってくるので、およその距離感を知るためのものになります。

自宅での飛球の練習法は、的(マト)を定めてダイレクトに命中させるか、籠(ポケット)に入れてショットの正確性を高めるようにしましょう。

今回紹介する『アプローチ名人』のサイズは、高さ約120cm×幅約60cm×奥行約42cmと室内置いても邪魔にならない大きさです。

パイプを組んでシートを張るだけなので、練習のたびに組み立て解体し収納ができます。

弓道の的のような目標が貼ってあるので、赤色の中心点をめがけてショットを繰り返すだけです。

打ったボールは、的に当たって落下するとランディング板のように、こちらに向って転がって戻ってきます。

ただしアプローチ名人には、ボールを置いてショットする人工芝がついていないので、別売で購入しなければいけません。

アプローチ名人の練習法はゲーム感覚で続けること!

自宅で練習するのであれば、市販のアプローチ名人とショット用マットを購入したほうが安価です。

室内でミスショットして壁やガラスの破損が心配と言う場合には、室内練習用のボールも購入しましょう。

室内練習用ボールは、ウレタン素材とプラスチック素材があります。

ウレタン素材のほうがインパクトシールでの確認がしやすいでしょう。

またウレタンボールには、レインボーカラーのストライプの入ったものがあります。

ショットするとボールのスピン量が見えるので、短い距離でもアプローチのイメージを持てるのではないでしょうか。

アプローチ名人には、高さ120cmにはロブ・ピッチ・チップ・ランニングの4つのポケットが空いています。

少し離れたところから、このポケットに入れる練習法をすれば、それぞれのウェッジの練習もできます。

アプローチの練習は単調なものですが、的やポケットなどの目標があると、ゲーム感覚で楽しみながら練習を続けることができます。

アプローチ名人にインパクトシールを活用する練習法

本来のアプローチ名人を使った練習法は、的やポケットに当てることでショットの精度を上げるものではありません。

フェースでボールを捉える時、コンスタントにスイートスポットで当てることが重要です。

そのためには、フェースに貼るインパクトシールを活用することです。

インパクトシールは、圧着した部分だけが変色するようになっています。

その変色する部分が、まさに1点になるように繰り返し、アプローチショットを打つために練習をしています。

ちなみにスイートスポットは、使用するウェッジによって違うものなので、シートを貼る前にチェックをしておきましょう。

そのチェック方法は簡単です。

フェース面を真上に向けて、20cmくらいの高さからボールを落として気持ち良く弾む箇所がスイートスポットです。

もっとも弾む箇所は1点ですが、一般的にはスイートスポットエリア(範囲)で抑えるので、ポイントの周辺を丹念にチェックしましょう。

中には、ウェッジでスイートスポットを狙うとトップすると言った論調もありますが、ボールの真下をスイングの最下点になるレベルブローができれば、しっかりボールを捉えることができるはずです。

飽きない練習法としてアプローチ名人を活用

正しい練習法でなければ、アプローチは上達進度が遅くなります。

また練習法は知っていても、継続しなければ上達することはできません。

夏休みの絵日記と同じで毎日描けば何も問題ないことは分かっていても、習慣化することは難しいと誰もが知っているはずです。

アプローチの練習は単調で、しかも効果を知ることができるのは、ゴルフコースでプレーをする時です。

毎日のように継続していくことは、絵日記同様に難しいはずです。

しかしアプローチ名人を使った練習法であれば、連続10回ポケットや的に当てるようなゲーム感覚で続けることができるはずです。

また低い弾道や高い弾道など、フェースを開いて打ち分けることもできるようになります。

ただし室内練習では、気をつけなければならないことがあります。

アプローチショットの基本は、捻転するハーフスイングです。

狭い室内では手打ちにならないように練習することが上達のカギとなります。

アプローチ名人を使う室内練習法でミスショットの防御方法

ネット販売されているアプローチ名人を室内で使う練習法では、トップやシャンクを想定して防護をしておくと良いでしょう。

そのためには突っ張り棒にカーテンをぶら下げて、壁との間隔を離しておけば、もしもの時でもカーテンが衝撃を受け取ってくれるはずです。