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バッバ・ワトソンの独特なスイングで繰り出す桁外れの飛距離

2018.3.15

バッバ・ワトソンは、2012年と2014年にマスターズを2度も制覇した世界トップクラスのレフティゴルファーです。

彼の一番の武器は、奇抜なピンク色のドライバーで独特なスイングから繰り出す桁外れの飛距離です。

また彼のドライバーショットの特徴は、30ヤードも曲げて飛ばすことです。

ゴルファーとしての経歴、そして飛距離の秘密などバッバ・ワトソンを徹底解析します。

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バッバ・ワトソンの経歴

バッバ・ワトソンはアメリカフロリダ州出身のプロゴルファーです。

マスターズでは有利とされるPGAツアーでは稀なレフティーです。

世界トップクラスの飛ばし屋で、PGAツアー参戦2年目の2007年には、ドライバーの平均飛距離が315.2ヤードでトップを記録しています。

世界トップクラスのゴルファーが揃うPGAツアーの中でも、350ヤードを超えられる選手は数少ないですが、その中に必ず数えられます。

それからツアー通算12勝をし、メジャー選手権ではマスターズで2度優勝しています。

世界ランキング最高位は2位です。

彼のPGAツアーでの最長飛距離は、2010年ソニー・オープンで記録した416ヤードで、プロ転向後はネイションワイドツアーにおいて、なんと422ヤードと言う記録も持っています。

2003年にプロ転向したのですが、なかなか大きな結果を残せず、あれだけの実力を持っていながら、初優勝はなんとプロ転向から7年後の2010年6月でした。

しかし初優勝からは着実に結果を残し、2012年にはツアー4勝目をメジャートーナメント初優勝をマスターズで飾りました。

バッバ・ワトソンの飛距離を生み出す独特なスイング

見たことある方は分かるでしょうが、バッバ・ワトソンのスイングは、かなり独特のスタイルです。

近年世界中で話題になっている韓国女子ゴルファーの、教科書のような基本そのものの美しいフォームとはかけ離れています。

ゴルフ雑誌やメディア等でもたびたび特集が組まれるほど珍しいスイングなのですが、彼のスイングを真似て、彼のような飛距離を出すのは至難の業でしょう。

彼のスイングの特徴は、とても高いトップ位置のオーバースイングです。

しかもフェースオープンなので、レッスン雑誌等で書かれている「スライスになる原因」の塊のようなスイングです。

普通のゴルファーにとって悪いイメージのスライスを敢えて打ち、しかも飛距離を得ています。

彼は、瞬時に手首を使い分けることで、方向性とインパクトを正確にコントロールして、あの凄まじい飛距離に繋げているのです。

また下半身を大きく使うのですが、体重移動を抑えることで、左足に重心を残します。

そうすることによって肩と腰の回転を小さくし、地面を蹴るようなヒールアップをし、ターゲット方向の足に掛かる力を上方向へ押し戻します。

これが一段と速いダウンスイングを生み出し、ヘッドスピードを上げているのです。

と、ここまで彼の独特なスイングを説明しましたが、通常レッスン番組やゴルフ雑誌等に載っているような一般的なスイングスタイルから考えると、全く沿っていないことが分かるでしょう。

バッバ・ワトソンのスイングで学ぶのは飛距離アップではない

バッバ・ワトソンの独特なスイングを真似て彼のような飛距離を目指すのは、正直無理と言って良いでしょう。

ただし彼のスイングから学べることは他にあります。

それは「スライス対策」です。

スライスに悩むゴルファーは彼のスイングからスライスを防ぐ方法を是非学んでください。

スライス対策になるポイントは、彼のアドレスにあります。

まずアドレスで左足(バッバ・ワトソンはレフティなので右足)のつま先を少しターゲット方向へ開くことです。

そうすると腰の回転が楽になり、クラブを振り抜きやすくなります。

スライスの原因のほとんどは振り遅れです。

このアドレスにすることで、振り遅れを防ぎ、フェースの開きを改善できます。

最初は違和感があるかもしれませんが、練習を続けていくと逆にクラブが振りやすくなるでしょう。

彼はドライバーショットでのコントロールが非常に上手なので、コースレイアウトによって、左右に30ヤード以上曲げることができます。

そんな彼がスライスによる飛距離ロスを避けたい時に、意識してこのアドレスをしているのです。

バッバ・ワトソンの飛距離を生み出すドライバー

ゴルファーであれば、その技術も気になりますが、やはりバッバ・ワトソンの桁外れの飛距離を助けている道具もまた気になりますよね。

彼の奇抜なピンク色のドライバーは一体どこ製のものなのかご存知ですか。

彼のドライバーはPINGのG30ドライバーです。

460ccの深低重心設計で、慣性モーメントが非常に高く、ミスヒットに強い安定感だけでなく、方向性も抜群です。

フェース素材はT9Sチタンを使用し、たわみ効果で更なる飛距離アップを望めます。

では何故彼のドライバーだけピンク色なのでしょうか。

それは彼が慈善活動家として、様々なチャリティー活動を行っているからです。

彼が愛して止まなかったお父さんをがんで亡くしなことから始まったのですが、乳がん撲滅の啓発キャンペーンの「ピンクリボン」にヒントを得て、ピンク色のドライバーの制作を依頼したのが始まりでした。

2015年にはピンクの人気モデルを世界限定発売し、1本あたり60ドルが、歩行障がいを抱える子供たちを支援するバッバ・ワトソン基金へ寄付されました。

彼のドライバーは飛距離だけでなく、慈善活動に大きく貢献されているのです。

バッバ・ワトソンも実感!ゴルフは飛距離ではない

ゴルフ界きっての飛距離モンスターとしてゴルフ界のトップに君臨し続けているバッバ・ワトソン。

しかし未だ世界ランキング1位にはなれていません。

彼がある大会でのインタビューでこう答えたことがあります。

「飛ばすために来ているんじゃない。ゴルフをしに来ているんだ。」

実はその週、そう言いたくなる場面があったのです。

2014年のWGCブリヂストンインビテーショナルの3日目のことです。

ファイヤーストーンCCの16番ホールで、667ヤードのモンスターと言う異名を持つ打ち下ろしのホールがあります。

なんとそこで彼は424ヤード飛ばしました。

パー5のホールだったのですが、カップまで残り238ヤードを残すだけでした。

イーグルも可能な距離まで飛ばしたのにも関わらず、2打目はグリーン手前の池に入れてしまい、結果はボギー。

どんなに飛ばしても、セカンド以降のショットを正確に打てなければ何の意味もないのです。

もちろん彼はそれを知っているからこそ、インタビューでそう答えたのでしょう。

バッバ・ワトソンの真面目な一面とユニークな一面

バッバ・ワトソンのゴルフに対する真面目な一面は、先に話した飛距離に対するコメントに良く表れています。

またピンク色のドライバーを使うことで慈善活動に大きく貢献していることも、彼の真面目さの表れです。

しかしそんな彼にはユニークな一面もあります。

リッキー・ファウラーやベン・クレーン、ハンター・メイハンとラップグループ「ゴルフ・ポーズ」を結成し、コメディ調のミュージックビデオを公開しています。

「GolfBoys-OhOhOh」で検索すると出てきます。

非常にユニークなビデオは面白いだけでなく、これもまたチャリティー活動の一環なのです。

動画の閲覧数10万回ごとに、1,000ドルが慈善団体へ寄付されるのです。

その他にもメイキングビデオなど様々なユニーク動画を発信し、慈善活動へ役立てています。

そんな彼の真面目でユニークな人柄故、クラブ契約をしているPINGも全面協力を惜しまないのでしょう。

ここ数年目立った活躍はないのですが、今シーズンは大きく期待したいですね。

世界トッププロでも練習不足と語るのがゴルフ

バッバ・ワトソンが良くインタビューで話すのが「僕には練習が必要だ」です。

彼に限らず多くのトッププロがそう語ります。

アマチュアゴルファーには練習時間は限られてきます。

しかしその中でいかに効率良く、そしてより多く練習できるかがゴルフ上達への険しい道になります。

ゴルフ上達をしたいのであれば、彼のように飛距離に拘らず、確実にスコアを伸ばせるよう人一倍練習をがんばってください。

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