谷将貴が推奨するストロンググリップは本当に打ちやすい?

グリップとは、クラブと手を繋ぐ唯一の接点です。
ですからゴルフスイングにとって非常に大切な部分と言えます。

ゴルフのレッスン番組やDVD等で有名な谷将貴プロは「ストロンググリップ」を推奨しています。

数種類あるグリップの握り方で何故それを推奨しているのか、本当にそれが一番打ちやすいのか見てきましょう。

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谷将貴プロの経歴

推奨しているグリップの話をする前に、谷将貴プロが一体どのような人物なのかを紹介します。
知らない人が推奨しているものを信じようがないですからね。

谷将貴は、ツアープロコーチです。
自身主宰のゴルフスクールもあり、プロアマ合わせて3万人を超えるゴルファーのスイングアドバイスの経験があります。

1993年よりアメリカで最先端のスイング理論やメンタルトレーニング、コースマネジメント等を学び、帰国後はプロゴルファーの理想スイングを細部まで徹底的に解明し、独自のスイング理論を探求しました。

その結果、2003年より片山晋呉プロをティーチングし翌年から3年連続賞金王へと導きました。

またそんな彼のスイング理論はプロゴルファーだけでなく、アマチュアゴルファーにも効果絶大のシンプル理論になっています。
ですからレッスン本だけでなく、レッスンDVD、レッスン番組と全てにおいて大人気です。

彼のレッスンを実際に受けた人や、DVDレッスンを実践したゴルファー達から、上達した喜びの声がたくさんあります。

どうですか?
どんどん興味が湧いてきたのではないでしょうか。

様々なグリップの握り方

谷将貴プロはストロンググリップを推奨していますが、もちろんゴルフグリップは必ずこのグリップでなければならないと言うことはありません。

ゴルフグリップの握り方は一般的なもので3種類あります。

まず左手のグリップが、

  1. スクエアグリップ
  2. ストロンググリップ
  3. ウィークグリップ

です。

①は最も美しいスイングが身につくと言われ、ストレートボールが出やすい握り方です。②はスライスが出にくくなり、飛距離が出しやすくなります。
しかしひっかけやチーピンが出やすく、正しいアームローテーションが身につきにくいとも言われます。
③はフックやひっかけを抑えスライス系のボールが打てます。
ただフェースが右に向きやすくなるため、アームローテーションを積極的に行い、ボールを左に行かせようとすることで、持ち球がドローボールになりやすくなります。

そして握り方は、

  1. オーバーラッピング
  2. インターロッキング
  3. テンフィンガー

があります。

これは筋力や指の長さ、指のフィット感から自分に合うものを選びましょう。
①は筋力に自信がある人、②は筋力に自信がない人、③は非力な人が良いでしょう。

谷将貴プロが推奨するストロンググリップのメリット

谷将貴プロが推奨するストロンググリップにはたくさんのメリットがあります。

  • グリップの上下運動が理解しやすい
  • ダウンブローで打ちやすい
  • ヘッドスピードが上がる
  • フェースローテーションがあまり必要ない
  • 飛距離と方向性に優れている

スクエアやウィークグリップのゴルファーが、ストロンググリップに変えると最初は窮屈に感じるかもしれません。
しかしストロンググリップは初心者でもスイングが簡単になると言われているので、慣れるのにもそこまで時間を要することはないでしょう。
逆にストロンググリップからスクエアやウィークグリップに変える方が時間を要するはずです。

谷将貴プロに限らず、多くのプロがストロンググリップです。
あんなに飛ばすプロであっても、飛距離と言うのは圧倒的なアドバンテージになるので、飛距離を出しやすいストロンググリップが人気なのです。

またストロンググリップであるとヘッドの重いアイアンが使え、フォローが大きくなりフェースをコントロールしやすいので、女子プロゴルファーには特に多いです。

谷将貴プロが推奨するストロンググリップのデメリット

上達者続出の人気レッスンを行っている谷将貴プロが推奨していているストロンググリップでも、もちろんデメリットはあります。

それは、

  • ストロンググリップに慣れるまで窮屈な感じがする
  • 左手の向きが一定しにくい

の2点です。

前者は先に説明しましたが、慣れれば問題ありませんし、慣れるにもそれほど長い時間は要しないので大きなデメリットとは言えません。

しかし後者は少し問題です。
左手の向きが一定しにくいと、もちろん安定したショットに繋がりません。
これは慣れだけでなく、地道な練習で克服していくしかありません。
しかしこのデメリットを克服すれば怖いもの無しのグリップになるのは間違いないでしょう。

この無敵とも思えるストロンググリップに否定的なプロゴルファーも中にはいます。
わずかなアームローテーションでもフェースが閉じるのでボールの掴まりは良くなりますが、それは一時しのぎでしかないと言う意見もあります。

グリップとはスイングにとって重要な役割ではありますが、グリップばかりに頼るのは根本的なスイングの矯正にならないとも言われています。

ゴルフ理論はたくさんあるので、反対意見があるのも当然のことかもしれません。

谷将貴プロのグリップは

谷将貴プロは実はスクエアグリップです。

「え?ストロンググリップを推奨しているのに!?」と思った方もいるかもしれません。

安心してください。
彼のスクエアグリップは一般的なスクエアグリップとは違うのです。

スクエアグリップは真ん中に左手の親指を合わせて握ります。
それを彼は少しストロンググリップ気味に握るのです。
これがしっかりとスクエアに構えられ、フェースが開くことも閉じることもなく、正確にクラブをトップに持っていくことができるのです。
またダウンからインパクトまでの間に余分な動きもなく、正確にフェースを合わせることができます。

彼が推奨しているグリップは、自然なオンプレーンスイングとなることが目的です。
つまりスクエアグリップとストロンググリップの良いとこ取りだと言うわけです。
このグリップをすれば、自然でシンプルなスイングができるようになるでしょう。

グリップを変えると慣れるのに非常に時間が掛かりますが、スクエアやストロンググリップにしている人は、ミックスバージョンなので取り入れやすいはずです。

グリップはゴルファーとクラブの唯一の接点

ゴルファーとクラブの唯一の接点となるグリップは、正しいゴルフスイングを行うための要です。

谷将貴プロのストロンググリップ気味のスクエアグリップは、グリップの最高峰とも言われるほど万能かもしれません。
しかしどんなショットをするのか、その目的に応じてあるべきグリップは異なるものです。

まずは普通のフルスイングをする時にどのようなグリップの選択肢があるのか、そしてパワーを効率良く伝えられるようにクラブをリリースしながら、上手くコントロールするには何が重要なのかをしっかりと理解しなければなりません。

ショートゲームでは、パワーの伝達の効率ではなく、精度の高いタッチを出すことが重要です。
ですからフルスイングのショットとは少し異なったグリップを採用すべきなのかもしれません。

パター以外グリップの握り方は全部同じと言うゴルファーがほとんどかもしれませんが、実はロングゲーム、ショートゲーム、そしてパッティングと三者三様のグリップをするのが理想なのです。

全てのことで「正しい持ち方」は必須条件

ゴルフグリップの握り方について話しましたが、グリップがどのくらい大切なのか理解できたでしょうか?

箸や筆など、どんな道具でもそれを上手に使いこなすには、その道具の正しい持ち方から学ぶ必要があります。
もちろんゴルフにも同様のことが言えるのです。

それだけ一言では説明できないような複雑な面も持ち合わせているのですが、何よりもまずはグリップの基本をしっかりと学ぶようにしましょう。