ゴルフが上手くなるためにはミート率の向上が第一優先事項!

ゴルフは道具を使うスポーツなので、その道具を自分の意思通りに扱えることが大事です。

そしてナイスショットに欠かせないのがミート率です。
たまの良いショットだけではスコアアップに繋がりません。

そこでレベルが向上するためのミート率について紹介します。

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ゴルフスイングでミート率を向上させる理由とは

当たり前のような話ですが、ゴルフはクラブでボールを打つ競技です。
ルール上で正しいクラブとボールを使えば、どんなフォームでスイングしようと問題はありません。

少し前までのスイングフォームの主流は、ヒールアップでした。
テークバックでクラブを右側に引いたとき、左足の踵を浮かせて、体重を右足の上に移動させる形です。
しかし少し前といってもタイガーウッズが出てくる頃の話ですから、すでに20年以上が経過しています。

今はベタ足で体重移動をしないで捻転するフォームが主流です。
もちろん、中には以前のヒールアップの特性を参考にした改良型、例えば2軸打法・3軸打法や右足股関節を軸にしたテークバックとか、名だたるプロゴルファーが自分にあったフォームを作っています。

一連の流れは、道具の進化とそれに合わせたスイングフォームの変化が原因です。
トップゴルファーであれば、誰もが飛距離と方向性を重視します。
そのためには、強いインパクトとミート率の向上が必須条件となっているのです。

戦略的なゴルフマネジメントにはミート率の向上が重要

具体的なゴルフクラブの進化とは、木製ヘッドが金属製ヘッドに変わり、金属シャフトはカーボン繊維のシャフトに変わったことです。
そうして改良されたクラブは、想定外の飛距離を生み、試合が行われるコース自体のレイアウトを変えても追いつけないほどのスピードで進化していきます。

そこで試合コースは難易度を上げるために、フェアウェイを狭くラフの刈高を高く、さらにグリーンを硬くして、飛距離よりも方向性や距離感を重視したセッティングを採用していきます。

そうは言っても飛んだほうが有利です。
でもフェアウェイから打つことほうがもっと大切……そんなゴルフ環境ができ上がっていきます。

現在の戦略的なゴルフマネジメントには、ミート率を向上させ安定したショットを重要視しています。
プロゴルファーだけではなく、アマチュアゴルファーも飛距離の面でも方向性の面でも、ミート率は重要なポイントとなってきたわけです。

では、そのミート率についてもう少し詳しく確認してみましょう。

ゴルフの本場英国では「ミート率の向上」といった言葉はないの?

まずは「ミート」という言葉について確認します。

おそらくミートの語源は、野球でバットコントロールを表す「ジャストミート」あたりだと思います。
しかしゴルフの本場英国では「ミートする」という言葉は使いません。

そんなミート率は「スマッシュ・ファクター」と呼ばれています。
ただ、ここでは英語(カタカナ)+日本語で馴染みのある「ミート率」を使って説明していきます。

次に「ミート率」について確認します。
ミートは「当てる」ことで、ミート率はフェースでボールを効率良いインパクトを数値化したことを言います。
またクラブヘッドの真芯となる部分を「スイートスポット」と呼びます。
ボールをこのスイートスポットで捉えると、他の部分よりも反発力が強くなり、「ジャストミート」することができます。
スイートスポットで捉える頻度が高いと、ミート率は向上していることになります。

ただ高速で動くクラブヘッドを瞬間的に判断することは難しいので、ミート率を数値で確かめる方法、また目視で確認する方法を紹介します。
では、最初にミート率を数値で確かめる方法について確認しましょう。

ゴルフスイングを計測してミート率を向上させる方法とは

ミート率を数値で確認するためには、ショップなどに設置されている試打室で、ヘッドスピードとボールの初速を計測する必要があります。
そこで計測された数値を、ボールの初速÷ヘッドスピードで計算すると、ミート率が分かります。

ただこの数値を見ただけでは、ミート率の是か非かを判断することはできません。
例えばボールの初速が「50」で、ヘッドスピードが「40」だとします。
割り出された数値は「1.25」ですが、これがどの程度のものかを、判断する材料が必要になります。

一般的なアマチュアゴルファーの場合には、1.35~1.4くらいを目安にしています。
プロゴルファーだと1.4~1.45、松山英樹プロは脅威の1.5を超えているそうです。

ただこの数値、普段の練習でこの計測器を使えないと、ミート率の向上を確認することはできません。
またアマチュアの場合には、その日によって波があります。
スイングにバラつきがない人であれば数値は参考になりますが、不安定な人には数値によるミート率の確認は不向きかもしれません。

そこで次にゴルフのミート率を「目視」で確認する方法をお伝えします。

計測器を使わずミート率の向上を確認する方法とは

ゴルフクラブでボールを打つだけで、ミート率が分かる方法です。

それはクラブヘッドのフェース面に「インパクトシール」を貼るだけです。

インパクトシールは、ボールの当たった部分に痕を残してくれる優れものです。
ゴルフグッズを置く量販店であれば、どこでも購入することができますし、なによりも自分でインパクトの箇所を確認することができるので、気軽に使用して技術の向上に役立てられます。

ここで大事なことはスイートスポットの箇所です。
なんとなくフェースの真ん中がスイートスポットのような気がしますが、実際には中心から外れていることが多いようです。
またメーカーやモデル、クラブの種類によっても違いがあるので、シールを貼る前にスイートスポットを確かめておくようにしましょう。

ゴルフクラブのネック近くを握り、フェースを空に向けます。
ゴルフボールを5センチ~10センチくらいの高さからフェースの様々な場所に落として、弾み具合を確かめてください。
スイートスポットではよく弾み、またウッドのような中空タイプであれば心地よい音が聞こえることもあります。

ちなみにアイアンのスイートスポットは、ネック寄りの下側にあることが多いようです。またスイートスポット周辺で遜色ない反発力がある範囲をスイートエリアと言いますが、最近のクラブはそのエリアが広いので、範囲の中心を見つけることも大切です。

ミート率を向上させるゴルフ練習法とは

スイートスポットを知り、現状のミート率を知ったとしても、ミート率が向上していなければ意味はありません。

そこでミート率を向上するためのチェックポイントを紹介します。

まずはフェースをボールの後ろに合わせる、アドレスした状態を確認します。
インパクトでこの姿勢になることはありませんが、フェースの向きはこの状態、つまりスクエアにしなければなりません。

最初にテークバックです。
テークバックで無理に左肩を回そうとすると、上半身が右側に傾きます。
腰を境に右側に折れているだけで、身体を捻った「捻転」にはなっていないはずです。

そこで左肩を回す意識を取り払い、右肩を引くようにします。
これで上半身の傾きを修正することができます。

次にダウンスイングです。
クラブを振り下ろすときに身体が左側に流れるため、スクエアにインパクトすることができていません。
右肘が右脇腹について、左腰がターゲット側に流れています。

簡単な修正方法はワイドスタンスです。
腰がスライドしないくらい両足の間隔をひろげてスイングします。
目安は、両肩の端の位置と両足の内側が垂直になる程度です。

こうして上半身と下半身の使い方をマスターできれば、スイングは徐々に安定していきます。
あとはゴルフの練習あるのみ、ミート率は向上していくはずです。

ゴルフが上達するためにはミート率を向上させることが大事

ゴルフのスイングで一番大切なのはインパクトの瞬間です。

良いインパクトは、スイートスポットで捉えることですから、自ずとミート率を向上させる練習が必要となります。

「遠くに飛ばす」「思いっ切り振る」といった練習を続けていると、いつまで経っても上達は見込めません。
振り幅を狭くして確実にミートすることが、レベルアップのカギになるはずです。