ゴルフを上達したい世界中の人にとっての情報まとめ図書館

ゴルフを上達したい世界中の人にとっての情報まとめ図書館│ゴルフの図書館

初心者ゴルファーのためのお助けルール”ギブアップ制”とは?

2017.10.16

初心者ゴルファーにとって待ちに待ったコースデビュー!
何か月も練習場でがんばってからのラウンドですが、ゴルフとは本当に難しいもので、がんばっても、がんばってもどうしても大叩きしてしまう人もいます。

同伴競技者は、そんな悩める初心者ゴルファーのためにお助けルールとして「ギブアップ制」を採用してあげましょう!

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

ウェッジやパターカバーの置き場ってどこがベストなの?

前の組の忘れ物で、ウェッジやパターカバーがあります。 グリーン周りに来たら、ウェッジやパターカ...

ゴルフラウンド前にオッケーに関してのルールを決めましょう

仲間内や仕事関係とのラウンドなど、プライベートのラウンドの場合は、「オッケー」ルールを適用すること...

ゴルフはプレーファースト!所要時間をなるべく減らす!

ゴルフは大自然の中、小さなボールを小さなカップに入れていくスポーツです。 18ホール回るだけで...

新ペリアと呼ばれるダブルペリアと旧ペリアの違いを教えます

シングルペリアと呼ばれるペリア方式のハンデに対して、新ペリアと呼ばれるダブルペリアが現在のスタンダ...

ゴルフのプレーでショットガン方式は洋式だが効率的である!

日本国内のゴルフ場ではほとんどないプレー形式であるショットガン方式ですが、海外特にアメリカでは一般...

ライ角80度以内とルールにある。ではパターの理想ライ角とは

ゴルフルール規則の使用クラブでは、「パターのライ角は80度以内」と定められています。 ドライバーや...

【ゴルフ教えて!】ゴルフ場でのカート運転には免許は必要?

ゴルフ場に行くと各ホールをラウンドするためにゴルフ用の乗用カートで移動するのが普通です。 基本...

ゴルフカートのオススメは自走式?リモコンや手引きカート?

ゴルフにおけるラウンドと言えば、昔はキャディーさんと歩きのラウンドが一般的でした。 しかし現在...

外国発祥のゴルフは日本の常識と世界のマナーに違いがある

紳士淑女のスポーツが常識といわれるゴルフですが、本当にマナーやエチケットを理解している人は少ないか...

パターのオッケーは理解しておかないとトラブルの元に

初心者ゴルファーやラウンド経験があまりない人が、初めて経験する際に戸惑うのが、パターの際の「オッケー...

ゴルフにおけるラウンドの醍醐味とokパットについて考えよう

ゴルフの醍醐味とは何でしょう? それは人それぞれあるかと思います。 ドライバーショットが...

各ゴルフ場の月例競技にはローカル・ルールがあるので注意!

皆様はどこかのゴルフ場のメンバーになっていますか? どこにでも月例競技があると思いますが、競技...

【ゴルフ教えて!】公式ハンディキャップとは一体なに?

ゴルフを始めるとスコアが減ったり増えたりして一喜一憂しますよね。 上手になってスコアが少なくラ...

女子ゴルフの大会会場で人気選手のサインをもらえる方法

女子ゴルフの大会会場で人気選手のサインが欲しいと思うのは至極当然なことだと思いますが、でも実際にそ...

バンカーへのレーキ持ち込みはOK?それともルール違反?

日本ゴルフ協会が発行している「ゴルフ規則」を見たことがありますか? 2年に1度改定され読むのも気が...

スポンサーリンク

ギブアップ制はゴルフルールで存在する?

ギブアップ(give up)=あきらめてやめること、降参すること

そんな「ギブアップ」とは正式なゴルフのルールに存在するのでしょうか?

基本的にホールの途中でギブアップし、ホールアウトしない状態で次のホールへ移動し、ティーショットを打ってしまうとゴルフ規則3-2(ホールアウトの不履行)の違反により競技失格です。
つまりプレー中にギブアップ宣言しまうと、そのホールだけでなくその競技そのものをギブアップする宣言になってしまうのです。

競技を諦め、18ホール全てのプレーを終了することは、ルール上可能ですが、調子の悪い1ホールだけをペナルティを科してギブアップすることはできません。

ただしマッチプレーの場合は、相手のスコアに及ばないと判断した際に、そのホールをギブアップすることは可能です。

故に、1ホールだけの「ギブアップ」とはスクラッチプレーにおいて正式なゴルフルールには存在しません。
しかし初心者ゴルファーのためのローカルルールとしては存在するのです。

初心者ゴルファーのためのギブアップルールとは

初心者ゴルファーがOBを連発してしまい、「もう焦ってしまって今が何打目なのかも分からない」なんてことありますよね。
OBに限らず、バンカーから何度打っても脱出できず、心身ともに疲れ果ててしまうこともあります。

そんな時はもう途中でゴルフを止めて今すぐにでも家に帰りたい気持ちになっているかもしれません。

そんな時に採用するローカルルールが「ギブアップ」です。

同伴者のプレーペースやスロープレーを防ぐためにもそのホールだけをギブアップすれば、気持ちをリセットし、また楽しくプレーを続けることができます。

ただし初心者だからとノーペナルティーでギブアップさせてあげるわけではありません。一般的にはパーの3倍を上限に設定します。
それでもスロープレーになってしまうようでしたら、さらに上限を低めに設定すると良いでしょう。

しかし18ホール全てをギブアップしていては、カップインできないままのラウンドになるので、自分だけでなく同伴競技者もゴルフの面白さが半減してしまいます。
そうならないためにも、せめて2/3はギブアップしないでも良いくらいは練習してラウンドに挑むようにしましょう。

初心者であってもギブアップは自分で決断

初心者ゴルファーとラウンドする際に、ギブアップをルールとして採用することは、同伴競技者が促してあげると良いでしょう。

しかしあくまでもギブアップはプレーヤーが、そのホールのプレーを放棄することです。ですから、何打も打っている初心者ゴルファーを見て、ギブアップを促すのだけは止めましょう。

ミスショットが続いている状態な上にラウンドにも慣れていないので、冷静な判断を下すことは初心者ゴルファーには難しいことかもしれませんが、ゴルフは1人でプレーするスポーツではないので、自分で決断して必要な時は自らギブアップ宣言しましょう。

ギブアップルールでは、プレーヤー本人が自分の気持ちと、周囲への配慮を考えて下すマナーも含めた最終判断が必要だと言うことです。

ゴルフは最大4人で行うスポーツです。
自分のことばかり考えてプレーをするのは完全なマナー違反になります。
余裕がなかったとしても、ギブアップ宣言するかどうか周囲の状況をしっかりと観察するように務めることは、今後のゴルフライフに大いに役立つでしょう。

ギブアップルールでのマナー違反

同伴競技者が初心者ゴルファーでもゴルフを楽しめるように、そしてスロープレーを防ぐためにローカルルールとして採用するギブアップルールにもマナーがあるので気をつけましょう。

まずは同伴競技者はギブアップルールがどのようなものなのかを事前に初心者ゴルファーに説明をしておくことが大事です。
またその際に、自分の判断でギブアップ宣言をするようにしっかりと伝えておきましょう。

そこでギブアップルールに関して初心者ゴルファーが気をつけるべきマナーがあります。
先に説明したように、一般的にギブアップルールではパーの3倍を上限に設定します。
その上限は、初心者ゴルファーのレベルによって同伴競技者が設定してくれます。
しかしそれ以上の打数をすでに打っているにも係わらず、ギブアップを宣言するのはマナー違反です。

がんばりたいと言う気持ちは良く理解できますが、相当な時間と打数を要し、自分のプレーでそのホールを占領してしまい、挙句の果てにパー×3をスコアにするのはとても見苦しい行為になります。

ですから、パー×3を超えてしまいそうだなと思った時点でギブアップするか、プレーファストを心掛けた上で、頑張ってホールアウトするようにしましょう。

マッチプレーでのギブアップは別物

ローカルルールでのギブアップは、ホールアウトを諦めることです。
しかしマッチプレーでのギブアップは、勝ちを放棄し負けを認めることです。

アマチュアのプライベートのゴルフラウンドでマッチプレーを行う人はほとんどいないでしょうが、プロのゴルフトーナメントで目にしたことはあるでしょう。

マッチプレーとは、1対1でホールごとに戦うプレースタイルのことです。
そのマッチプレーは遠球先打なので、相手は次の1打がタップして入るところまでボールを運んでも先に入れずに待ちます。
ですから相手が外してくれないと引き分けにならないとなった時点でギブアップすることが許されているのです。

このような独特なルールを持っているマッチプレーでは、ギブアップを促すような作戦でショットの距離を調整するなどしてコースマネジメントをすると言ったような心理戦でもあります。

ローカルルールのギブアップとマッチプレーでのギブアップの大きな違いは、前者は諦める、後者は負けを認めることで勝者を称えると言うところです。

1ホール”19”打ったプロゴルファー

初心者のお助けルールであるギブアップ。
もちろんプロのツアートーナメントでは1ホールのギブアップはないので、どんなに叩いてもプレーは続行しなければなりません。

でもプロだからそんな初心者みたいに大叩きすることはないだろうと思うかもしれません。
しかしプロゴルファーの1ホールでの最多打数記録は、なんと19打です。
(スコア誤記録を除く)

2006年のアコムインターナショナルに出場した立山光広選手が悪夢の1ホールを過ごしました。
パー3でのティーショットでグリーン右の深いブッシュに打ち込み、そこから思い切り振った2打目が飛びすぎて左のブッシュに。
そのボールがあった場所は1mくらいの草が生い茂っていて、ボールは見えにくい上に草はクラブに絡みつく最悪の状況。

本人曰く、「そこからは訳が分からなくなり、ほとんど勘で打ちまくった」と話しています。

結局、グリーンに乗せるまで17打もかかってしまったのです。
もしこれがギブアップできれば、9打で収められた状況です。

一生懸命が空回りしたら周りに迷惑をかける

1ホール最多打数記録のように、プロでも1つ間違えると大変な状況に陥ってしまうのがゴルフ。

ギブアップは正式なルールではありませんが、周りの状況を見てギブアップ宣言する勇気も必要です。

ギブアップルールがなぜ自分に採用されたのかを理解して、臨機応変に判断を下しみんなでゴルフを楽しめるようにしましょう!

 - ルール・マナー