ゴルフ初心者のためのゴルフ用語解説、グリーンの速さ計測

ゴルフを始めたばかりの頃は、クラブを振ることに精いっぱいですね。
そして初めてラウンドするときにも、マナーを覚えて、周囲の人についていくことだけで一生懸命なのではないでしょうか?

折角ゴルフをしているのですから上達と同時に、目にする表示や、耳にする用語のことを少しずつ知っていきましょう。

今回はグリーンの速さのこと、計測方法などについてお話します。
知らないことが無くなるとともに、ゴルフももっと楽しくなっていくでしょう。

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グリーンの速さとは、ボールが転がるかどうか

グリーンのコンディションには、速さと硬さがあります。
その速さのことはスティンプ、硬さのことをコンパクションと言います。

ゴルフボールが転がる速さは、グリーンによって違います。
正確に言うと、芝の刈り方によって変わるのですが、刈り方によってグリーンのコンディションに変化が生まれます。

きれいに刈り込まれ、転圧ローラーをかけられたグリーンは、ボールの転がりもスムーズで、ゴルファーにとっては理想のグリーンになります。
またただそれだけではなく、気候風土によってもグリーンは大きく変化するものです。

ゴルフの上級者が、ラウンド前の練習場で、芝目やグリーンの速さ、そして硬さを確かめているのを見たことがありませんか?
グリーンの状態を確かめる方法は、実際打ってみるのが一番です。

でも、練習グリーンでチップショットと言われる、グリーン周りからの短い距離のアプローチショットが禁止されているゴルフ場もあります。
そういうところでは、手でゴルフボールを投げて、転がり具合などグリーンの感触を確かめるということをします。
上達してくると、この一連の確認、行動がスコアに影響を与えるというのが分かります。
このように感覚的にグリーンの上体を確かめるのではなく、グリーンの速さを計測する器具があります。

グリーンの速さを計測する器具『スティンプメーター』

グリーンの速さは、一体何を基準にして、速い、遅いというのでしょうか?
まさか目視で速い、遅いとだけいっているのでしょうか?

いいえ、しっかりと計測できるのです。

1976年アメリカのゴルフ場でグリーンを整え、均一に保つための、滑り台のミニチュア版のような形をした、スティンプメーターという計測器具が考案されました。

スティンプメーターはアルミでできた長さ91センチ、幅4.4センチの器具です。
中央にあるV字は145度に決められていて、この溝をボールが転がります。

このスティンプメーターの端から76センチのところの小さな穴にボールを置きます。
そしてスティンプメーターを手で傾けて、自然な重力の力でボールを転がすのです。
ある意味原始的な方法と言えますね。

スティンプメーターを使って、グリーンの速さの測り方を紹介します。

用意するものは、スティンプメーターとメジャー、そして3個のボールです。

水平なパッティングのグリーン上で、3平方メートルを使います。
スティンプメーターにボールを乗せてボールを3個転がし、転がった距離の3個の平均を出します。
そして同じ方向の反対側も、1個目のボールが止まった所との中間点から、また、スティンプメーターにボールを乗せて3個のボールを転がし、距離の平均を出します。

そうして計6回の平均を測ることになります。

グリーンの速さは計測できる!その基準値は

グリーンの速さの計測される基準を紹介します。

一般的なコースの速さは8フィート。
女子ツアートーナメントコースは9から11フィート。
男子ツアートーナメントのコースは10から12フィート。
そして4大メジャーの1つであるマスターズはなんと、13から14フィートです。
まさに超特急クラスのグリーンです。
俗に、「ガラスのグリーン」と呼ばれています。

またアマチュアがラウンドするときの速さの基準は、8フィート6インチ以上で速い、7フィート6インチ以下で遅い、と言います。

こうして見てみると、マスターズの「ガラスのグリーン」の2分の1近く遅いということになりますね。

この数値からも分かるようにスティンプメーターでボールを転がしたとき、長くボールが長く転がれば転がるほど、速いグリーンと言います。

それからラウンドしていると時に、グリーンにピッチマーク、ボールマークと呼ばれている、ボールがグリーンに落ちたときにできる穴を見かけますよね?
この穴が深いほど、柔らかいグリーンということが言えます。
硬さ(コンパクション)で言えば、10以下と考えられます。

グリーンの速さは気候によって変化する

グリーンの速さや硬さなど、コンディションを左右する条件についてお話します。

最初にグリーンは気候によって大きく左右されるとお話ししましたが、一体どういう気候のときに速くなるのか、また遅くなるのかを具体的に見てみましょう。

基本的には、春や秋はグリーンが速くなります。
その理由は、春や秋の芝は元気で活きがいいからです。
活きのいい芝の上は滑りやすいというのは、想像できますよね。

イメージとしては、硬い板の上でボールを転がせば速く転がりますが、毛布や絨毯の上で転がせば、なかなか転がらないということを思い浮かべていただければ、分かると思います。

雨期、夏は湿度と高温のため、グリーンが柔らかくなります。
冬は冷気や雪、霜のせいで、グリーンに負担がかかっています。
つまりグリーンが弱っている時期と言ってもいいですね。

春や秋のグリーンは活きがいいため、調整で行うローラーの転圧やターフグルーマーと呼ばれる葉を起こして刈りとるということをしても枯れませんが、雨期や夏、冬のグリーンはすぐ枯れてしまいます。

以上のことから夏、冬のグリーンは遅く、春、秋のグリーンは速くなるというわけです。ただ、春や秋でも雨の日は柔らかくなり、グリーンは遅くなります。

このように計測器で計測しなくても、ある程度分かるものでもあります。

ゴルフ初心者に人気は遅いグリーン

初心者の方にとっては、速いグリーンと遅いグリーン、どちらが向いているのかという疑問が湧いてくるのではないでしょうか?

一般的には速いグリーンのほうが、状態の良いグリーンだということになっているようです。
ところがアマチュアゴルファーは、8フィート以下と計測される遅いグリーンのほうを好むものです。

その理由は明らかです。
グリーンが速くなれば、ボールが止まりにくくなるからです。

ゴルフのスコアメイクはパッティングのウェイトがとても高いので、グリーンの速さは気になるところです。
グリーンが速すぎると、よく転がるために距離感がつかめず4パットや5パット、あるいはもっと叩いてしまうことになりかねません。
強く打ったつもりはないのに、あっという間に、たくさん叩いてしまった!ということになるのです。

実際遅いグリーンも距離感がとりにくいのには代わりありませんが、ダメージは速いグリーンに比べて少なくて済みます。

グリーンが速いと4パット以上叩く可能性が高くなり、初心者のスコアメイキングには不利となりますね。

ゴルフ用語の理解とゴルフの腕前、グリーンの速さ、計測に関して

お話したように、もちろん気候によってグリーンの状態は変化しますが、実は夏と冬、そして春と秋、ゴルフ場は敢えて同じような速さにグリーンを整えていないのです。

なぜなら、速いグリーンは芝への負担が大きいからです。

梅雨の時期と夏場は、暑さで芝が弱っています。
そんなときに芝を短く刈ると、さらにダメージが大きくなります。
下手をすると枯れてしまうのです。

ですから夏場のグリーンが遅い理由は、敢えて芝を休ませるためとも言えます。

初心者の頃はグリーンの硬さや速さなどを始めとして、ゴルフ場のコンディションのことにまで意識が及ばないのは当然です。

グリーンの速さを計測することができるということを知り、コースのグリーンの速さ(スティンプ)と硬さ(コンパクション)の、表示が目に入るようになれば、ゴルフへの理解も一歩前に進み、腕前も上がってきているのは間違いありません。

グリーンの速さや硬さが気になり出したら、上達した証拠

ゴルフを究めて行く上で、知っておくべきことはたくさんあります。
上達するにつれ、気になり出すことができてくるものです。
グリーンの速さや硬さに関すること、計測方法なども、その1つです。

速いグリーンは初心者には難しいと感じるかもしれませんが、パッティングのときだけでも、グリーンの状態はどうなのかな、ということがなんとなく分かってくると、一歩前に進んでいるということです。