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アイアンのライ・ロフト調整でいったい何が変わるのか!?

2017.9.13

アイアンのライ角とロフト角はショットの弾道と飛距離、ボールのスピン量など様々なことに大きな影響を及ぼします。

ですからライ・ロフト調整をすることで持っているアイアンは驚くべき変化を起こすでしょう。

しかし知識なく調整してしまうと調整する意味がありません。

そこでライ角やロフト角などの基礎知識から調整に関することまで説明します。

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アイアンのライ角とロフト

アイアンのライ角とは、クラブヘッドとシャフトの取り付けの角度のことを言います。

ライ角が自分の構えと合っていないと構えた時にソールのトゥ、もしくはヒールが大きく浮いてしまい、フックやスライスの原因になります。
ライ角は、62°:37インチ(長さ7番アイアン相当)が標準で、市販品は61°~63°が一般的です。
トゥが浮くとヒッカケ、ヒールが浮くとプッシュアウトの出るクラブになってしまいます。

またロフト角とは、クラブフェースの傾斜角のことを言います。

通常はその角度が大きいクラブほどボールはより高く上がり、打ったボールのバックスピン量も増えます。
同じ打ち方をした場合、飛距離はほぼこのロフトによって決まります。

ですからパターを除く13本のクラブ、ドライバーからウェッジまでですべての飛距離をカバーしなければならないので、クラブ間のロフトの差は、3~4°になるようにクラブを組み合わせるのが基本です。

ライ角は方向性、ロフト角は飛距離に関係していると考えてください。
ライ・ロフト調整を行うためには、それぞれの役割をしっかりと理解しておきましょう。

ライ・ロフト調整が必要なアイアンとは

ロフト角は番手ごとに10~15ヤード刻みで距離が出るように設定されています。

ですが例えば設定角度より2度以上の誤差があるとすれば、それは確実にある番手は飛びすぎるし、ある番手は距離が出なさ過ぎると言う問題が起こります。

またライ角は1度違えば打ち出し角が0.5~1度くらいは変わります。
たったこの角度のズレが狙いより5ヤードも10ヤードも落ちどころが変わってしまうのです。

体格に合った適正なライ角を使用することで良いスイングでショットするための条件とも言われています。
アイアンとは距離を出すためのクラブではなく、正確な飛距離と方向で目標を狙うものです。
それだけ正確なものを必要としているので番手間のライ角とロフト角はより正確に刻んでいる必要があります。

しかし残念な話にはなりますが、実際にはほとんどのアイアンで何らかの誤差が生じているのが現実です。

多くの工程で手作業を入れるゴルフクラブでは、どうしても多少の誤差は出てしまいます。
もちろんほとんど誤差なく製造しているメーカーもありますが、多くのメーカーはプラスマイナス1度くらいの誤差は許容範囲と考えているようです。

ですからアイアンである番手だけが左右どちらかに飛び出しやすかったり、飛距離が合わなかったりする場合は、ライ・ロフト調整を考えた方が良いでしょう。

ライ・ロフト調整できるアイアン

最近のアイアンは、アマチュアゴルファーのほとんどが右へのミスに悩んでいる人が多いので、最初からライ角をアップライトにしているクラブが増えてきています。
そうすることで、ボールが掴まりやすくなり、左へ行きやすくなるからです。

またロフト角を立てて、「2番手は距離が伸びる!」なんて言葉を売りにしているクラブも出ています。

しかし今までそのようなクラブを使わずに真っ直ぐボールを飛ばせ、十分に距離を出せていた人が、アップライトでロフトが立ったクラブに替えてしまうと、それまでの方向感覚や距離感が狂ってしまう可能性が出てきます。

そこでライ・ロフト調整をしたいと考える人も出てくるでしょう。

しかし正しいスペックに調整可能なのは、軟鉄製のアイアンだけなので注意してください。

ですからまずはクラブのカタログにそのアイアンが軟鉄製なのか、ステンレス製なのかを確認しましょう。

ステンレス製は、硬いので曲げにくく、曲げようとしても逆に戻ろうと働く特性があるので調整は困難なのです。

しかしステンレスの中にもSUS304などソフトステンレスのものであれば調整可能です。

ライ・ロフト調整の仕方

最近のドライバーは自分で簡単にライ角やロフト調整できる通称カチャカチャドライバーがありますが、さすがにアイアンはショップで調整するしかありません。

中にはマニアックに、自分で調整道具を持っていて行う人もいますが、大変デリケートな作業になるので、よほど自信がない限りは信頼できるショップに任せるようにしましょう。

ライ・ロフト調整をする前に、もちろん正しい角度かどうかを確認するための測定をしなければいけません。
それはアイアンを専用の測定ゲージにセットし、各番手ごとのスペックを慎重に測定していきます。
そこでどのようなスペックに調整するかを決めていきます。

そして調整では、ベンディング用の器具を使って、固定したアイアンネック部分を慎重かつ大胆に曲げていきます。
無理に力をかけたり、何度も力を加えてしまうとクラブが破損するおそれがあります。
プロのクラフトマンは0.5度以下の精度で正確にネックを曲げていくので、熟練の技が必要と言っても良いでしょう。

調整の度合いが大きいとネックなどのメッキ部分にひずみやヒビ割れなどの調整跡が付く場合があります。
大抵のメッキは2度くらいまでの調整であれば問題ありませんが、それ以上すると破損の危険が出るので避けてください。
メッキ割れやひずみが問題なのではなく、その後そこから腐食する可能性が高まるのが問題になってきます。

アイアンの握り方とセットアップで調整

実はライ・ロフト調整はアイアンの握り方とセットアップの仕方でもできるのです。
つまり大掛かりにショップへ行って、お金を掛けて調整しなくても可能と言うことになります。

もちろん軟鉄製アイアンを使っていて、ライ角やロフト角に違和感があるのであれば、ショップできちんと調整してもらうことをオススメします。

しかしクラブフェースを閉じるようにクラブを握ってセットアップすると、ドローやフックボールを打てます。
そして閉じることでロフトも少し立つのでもちろん飛距離も伸びます。
またストロンググリップにすることでフックの度合いは更に大きくなります。

これは風がアゲインストの際に、そのようなクラブの使い方で風に負けないボールを打つテクニックを使います。
逆にフェースを開いてウィークグリップでクラブを握ると、フェードやスライスボールを打てます。
そしてもちろんロフトが寝るので飛距離を抑えることができます。

ただしクラブの握り方が同じでもセットアップした時の手の位置やクラブの置き方でさらに変わってくるので、これらのように握り方やセットアップで調整する場合には、フェースを閉じたり開いたりしてクラブを持つことがどういうことなのかをしっかりと理解しておく必要があります。

ストロングロフトは良いのか

ライ・ロフト調整についてお話してきましたが、最近のアイアンでは「ストロングロフト」が増えてきています。

このストロングロフトとは、同じ番手でもロフト角を立てているアイアンのことです。
そのため飛距離は伸びる可能性はありますが、ロフト角を立てれば弾道は低くなるので、そこが問題になる人もいるでしょう。

飛距離とはボールの初速・打ち出し角・スピン量で決まるのは」皆さんご存知だと思います。
特にアマチュアゴルファーの場合、ボールをある程度高く上げ、落ち始めるまでの間に距離を稼がないと飛距離は出ません。
それがよくレッスン雑誌等で書かれている”ボールが上がり切らない”といわれる現象です。

実際ストロングロフトだと、初速は同じでも、打ち出し角は低くスピン量も少なくなります。
ですから先に言ったようにボールが上がり切らないうちに落ちてしまいます。
これではせっかくロフト角が立っていてもボールが空中にある間の距離が稼げないので、望むような飛距離は出ません。

これがどういうことかと言うと、ストロングロフトは悪くはないけれど、使いこなせなければ意味がないと言うことになります。

道具はあくまでも上達のサポート!

ライ・ロフト調整が場合によっては必要だということは分かりましたか?

ただ無意味に調整する必要がないことも理解しておいてください。

ゴルフ好きな人には道具に拘る人が多いですが、自分に合う良い道具を使うことは悪いこととは言いませんが、だから劇的にゴルフが上手くなると勘違いしないでください。

まずは練習をがんばって良い道具を使いこなせる技術を得るようにしましょう!

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