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ピンパターのケーデンスTR。一度は使いたい。性能とその評価

2017.9.12

現在日本の平均パット数No.1の鈴木愛プロ。
使用しているのはクラブしているピンのパターです。

今年の4月にピンのエースパターヴォルトアンサー2に戻しましたが、それまではケーデンスTRアンサー2パターを使っていました。

もちろんプロはその時の調子によってパターを代えますが、アマチュアはそうもいきませんよね。

彼女をパッティングの名人にさせたピンパターの魅力をお伝えします。

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ピンとクラブ契約をしている鈴木愛プロ

ピンとクラブ契約をしている鈴木愛プロは、23歳にしてすでに日本女子ツアーで5回優勝をし、そのうち2回はメジャーでの優勝を飾っています。

徳島県出身ですが、高校は鳥取県の倉吉北高校へ進学し、ゴルフ部の一期生として腕を磨いてきました。

14本のクラブすべてのグリップの色を異なるものにしたり、ピアスをしたりとプレー以外では女子全開の彼女。
2013年にプロテストに合格し、翌年には日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯を20歳128日で制し、メジャー大会でツアー初優勝を飾りました。

2017年9月現在賞金ランキング2位ですが、平均飛距離40位、FWキープ率29位、パーオン率20位とこれらはそれほど好調ではないようです。
しかし平均パット率1位、パーキープ率7位、バーディー率3位とグリーン上では絶好調な様子。

賞金ランキング上位に入るには、やはりショットよりもグリーン周りの技術が大きく左右することを彼女が証明しています。

そんな彼女が使用しているパターはもちろん契約しているピンのものです。
アンサー2をエースとしていますが、ケーデンスとヴォルトのどちらも使用しています。

果たしてその違い、そしてそれらの魅力は何なのでしょうか。

ピンのケーデンスTRパターアンサー2

ピンのパターは独自のテクノロジーで開発されたTR溝になっています。

そのフェース面を見ると分かりやすいのですが、芯の部分だけ丸くなって微妙に色が違います。
それは中央の溝が深く、周辺部を浅くしてあるため陰影によってそう見えるもので、打点によって溝の深さを調整することでボール初速が約50%も安定する特徴があります。
その結果転がる距離や方向性が安定し、カップに近づけることができるのです。

ピンがケーデンスTRパターアンサー2で最も売りにしている言葉が、
「3パットを撲滅!ミスヒットでもスコアアップ」
です。

パターに悩んでいるゴルファーがこの魔法のパターが表すような一言を聞いたら、無性に欲しくなってしまいますよね。

2タイプのヘッド重量でTR溝がさらに効果を発揮できるようになっています。
6061アルミインサート採用で、ロングパットを攻略できる「青TR」と304ステンレスインサート採用で、ショートパットの方向性に抜群の効果を発揮する「黒TR」です。
このようにそれぞれの悩みに対応した2つのTRがあります。
ピンタイプのパターが代表的ではありますが、セミマレットや大型マレットと種類もあります。

実際2015年に鈴木愛もピン型から重いパターの方が良いイメージが出ると言うアドバイスを受け、ピンケーデンスTRケッチミッド350に代えて良い成績を残しています。

ピンのケーデンスTRパターアンサー2を試打

それでは実際にピンのケーデンスTRアンサー2を試打した感想を紹介します。

ピンのパターではお馴染みとなっていますが、長さ調節機能がついているので、自分のスタンスや体格などに合わせていつでも長さを調節することができます。
長さ調整機能とカウンターバランス設計のため総重量は598gとやや重めです。

打感はソフトな感じがして打った時に好感が持てます。
TR溝のためフェース面の溝がよく効いていて、球への食いつきが非常に良いと感じます。
滑りと言うよりも、前進回転をイメージさせます。
滑る感じがないので、インパクトがはっきりしない印象を持つ人もいるかもしれません。違和感があるほどではないので、使用しているうちにそれはなくなるでしょう。

球の転がりが良いので小さめのテークバックで打つと良いです。

2種類の重さのヘッドがあるのですが、重いパターはショートパットの正確性が上がります。
パッティングのテンポによって重めか軽めを選ぶと良いです。
テンポの速い人は重いものを、ゆっくりの人は軽いのを選んでください。

ピンのヴォルトパターアンサー2

鈴木愛がピンのケーデンスアンサー2から代えたのがヴォルトパターアンサー2です。

そんなヴォルトシリーズには5種類のモデルがあります。

勝利をつかむため、あらゆる技術を工芸品のように気品に身に纏った、見た目から高級感を感じるデザインになっています。

名前の由来は米国のPING本社の貯蔵庫からです。
ピンブランドのパターを使用して優勝したプロゴルファーに、その栄光を称えてゴールドパターを贈っていますが、その勲章が保管されている貯蔵庫の名前が”VAULT”。
このパターを使ってまた貯蔵庫に戻ってきて欲しいという願いを込めてつけられたのです。

まさに5回優勝を飾っている鈴木愛プロに持って来いのパターと言っても良いでしょう。

ヴォルトアンサーは心地よい打感を生み出すために削り出しの303ステンレス使用しています。
もちろんこのモデルでもTR溝になっています。
そして重量周辺配分が抜群の転がりをもたらす作りになっています。

デザインもシルバーの光沢を持つプラチナ仕上げと、ヘッドを小さく見せる効果のあるストレート仕上げとあります。
アドレスしたときに構えやすく感じた方を選ぶと良いでしょう。

こういった仕上げ違いで選べるのもピンパターの魅力の1つですね。

ピンのヴォルトパターアンサー2を試打

それでは実際にピンのヴォルトパターアンサー2を試打した感想を紹介します。

ロフト3度、クラブの長さは34インチ、クラブ総重量は530gのピン型プラチナ仕上げです。

フェース面には独特の模様があり、パターで有名なスコッティキャメロンを思い出させる感じがします。

オリジナルグリップでも珍しくとても太いです。
人気のあるスーパーストロークと変わらない太さです。
もちろん細目のものも選ぶことはできます。

打感はソフトではありますが、それでいて芯がしっかりとしていてぼやけた感じがありません。
ですから、ソフトであってもフィーリングがつかみやすいです。

球の転がりも非常に良いです。
オーバースピンが掛かりやすいので、芝目や凸凹に負けにくい球が打てるでしょう。

ピン型らしい安定性のある優しさを感じます。
ただ慣性モーメントがあまり大きくないので、ショートパットでは安定しますが、ロングパットでは距離感を出しづらいと感じるでしょう。

様々な点でケーデンスアンサー2とは異なるので、自分の求めるものによってしっかりと選ぶと良いでしょう。

ケーデンスとヴォルトで悩む

ピンのパターの中でもケーデンスとヴォルトで悩むゴルファーは多いのではないでしょうか。

はっきりとこちらの方が良い!と言うことは決して言えません。
なぜならパッティングと言うのはゴルフの中でも最も繊細なタッチを必要とします。
そのため自分のパッティングスタイルや悩みなどによって選ぶ項目は変わってくるのです。

ですがピンでは独自のパターフィッティングシステムを持っています。
ピンのフィッティングスタジオに足を運び、フィッティングをしてもらうとそんな悩みも解決するかもしれません。

独自のシステムで数字化することで、あなたに合う1本のパターを選んでくれます。
シャフトの長さ、適切なライ角やロフト角、また適切なグリップサイズまで選んでもらえます。

しかしもちろん自分で打った時のフィーリングが一番大事です。
ですからフィッティングしながら、何度も試打を繰り返し、自分にピッタリのパターを選ぶことができます。

ケーデンスとヴォルトで悩んでいたとしても、ひょっとしたらまた別のモデルがあなたに合うの可能性も出てくるかもしれません。

高性能でも魔法ではないので勘違いしないで!

ピンのケーデンスやヴォルトを使用してパッティング率No.1になっている鈴木愛プロ。
それらの高性能のおかげでそうなっただけではありません。

彼女はトーナメント中であっても、試合後に日が暮れるまで練習グリーンでパターの練習をします。

高性能は手助けをしてくれると考えてください。

一生懸命パターの練習をし、それをサポートしてくれる高性能のパターでパター名人を目指しましょう!

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