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プロゴルファーと同じスイングを目指すならスローで分析する

2017.9.8

プロゴルファーのようなスイングをしたいと思うのは誰しも同じことです。

テレビ中継でよく見る選手の動画をチェックして、自分なりに分析している人もいるのではないでしょうか。

でもどうせ分析するならスロー再生でじっくり細部まで確かめることがオススメです。

そこで動画を使った分析法とその練習法について紹介します。

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プロゴルファーのスイングをスロー再生で分析する

プロゴルファーのようなスイングに憧れてスイング作りをする場合、もっとも良い方法は真似をすることです。
全く同じスイングをすれば、少なくとも近づけることは間違いありません。

そこで動画をチェックしてプロゴルファーのスイングを分析するわけですが、テークバックはゆっくり動くので理解はできるはずです。
でも肝心のトップからインパクトまでのスイングが速すぎて、通常の速度で再生しても雰囲気ぐらいしか頭に入らないと思います。

こんなときにはスロー再生でじっくり確かめて、一挙手一投足を習得するようにします。
まずはネットに接続して「憧れのプロゴルファー」のスイングを見つけましょう。
できれば飛球線後方からの画像と、正面もしくは背後からの画像がセットになっていると、細部まで動きを把握できると思います。

今ではたくさんの動画が溢れているので、見やすい角度はもちろんのこと明るさや文字解説なんてものもありますので、好みのものをチョイスしてください。

プロゴルファーのスイングをスローで再生するポイント

実際にプロゴルファーのスイングを再生し、特にスローでチェックしなければならいないポイントについて確認します。

まずは憧れのプロゴルファーと自分とを比較してみましょう。
性別はもちろんのこと身長や体重(おなか周りの贅肉)など、基本的な部分をしっかり把握しておきます。
なぜなら身体的な違いによって、同じスイングをしても結果的に真っ直ぐ飛ばない、飛距離が出ないということがあり得るからです。

ですから最初に確認するのは、これから作るスイングが完成しても、結果が伴わないから「失敗」と考える必要はなく、そのあと独自に改良すれば○○プロ風のスイングとして、エッセンスを取り入れて素晴らしいスイングができるはずです。

まず最初に全体像を確認します。
プロゴルファーのスイングは一般的に基本通りではなく、独自に改良した自分流のスイングを作り上げています。
しかもこのスイング、毎年少しずつですが進化させているので、今年のスイングが気に入ったのであれば今年のものを、最低でも去年のスイングで確認することが大切です。

そんな全体像で確認するのはタイミングです。
クラブをボールの後ろにセットするまで、セットしてからテークバックするまで、トップからインパクトゾーンに入るまで、インパクトゾーン、そしてフォロースルーからフィニッシュまでと分析する場面はたくさんあります。

憧れとするプロゴルファーがその人らしいと思えるのは、打席に入るまでとフォロースルーからフィニッシュまでです。
これはプロゴルファーのスイングが速くて、ダウンスイングの違いがよく分からないというのが理由のようです。

そこでもっとも分かりにくい「ダウンスイングからインパクトまで」を、スローで確認して分析することにしましょう。

女子プロゴルファーのスイングをスローで分析するポイント

そもそもプロゴルファーの多くは、テークバックはダウンスイングのための「流れ」としていて、重要ではあるけど特別視する動きとは考えていません。

テークバックによって上体が傾くような、ダウンスイングでの動きを制約することがなければ、単にトップまでのタイミングの1つとしているようです。

宮里藍選手は超がつくほどスローなテークバックですし、横峯さくら選手はトップの位置でクラブヘッドがボールに届くのではと思えるほどのオーバースイングですが、どちらも完璧なインパクトをしています。

それぞれのプロゴルファーが基本とするスイング理論を理解すれば、そのテークバックの意味も理解できると思いますが、動画をスロー再生しただけではスイング理論までは解明できませんので、すべての動きを排除せずにまったく同じ動きができるように真似ることに徹した方が早く自分のスイングになるはずです。

まず全体像で打席に入るまでの時間やしぐさをチェックします。
次にアドレスの取り方とテークバックの始動をチェックします。
そしてトップで作られる姿勢が取れたところで、そこからのダウンスイングでどこに注目するかを見極める必要があります。

ダウンスイングを分析する3つのポイント

ダウンスイングで注目すべきポイントは3つです。

1つ目のポイントは手首の動きです。
できれば超スローとなるスーパースロー再生ができれば分かりやすいですし、またピンポイントで拡大できる機能があるとさらに詳しく分析できると思います。

トップの位置では手首は90度の角度を作っています。
この角度は左手親指と左腕によって作られたもので、左手の甲はフラットな状態です。
スローで確認したいのはトップからダウンスイングが始まるときのグリップエンドの方向、そしてそのグリップエンドがいつスイングしているプロゴルファーの体の方に向きを変えるかチェックします。

いわゆるコックをほどくタイミングは個々に違うもので、この間(ま)の取り方で個性的スイングを真似することができるはずです。

ちなみにプロゴルファーの宮里藍選手は、コックをほどかずにインパクトするので、ヘッドスピードはインパクト後のほうが速く、全体で観るとダウンスイングは小さく、フォロースルーが大きいのが特徴です。

スイング分析!プロゴルファーの腰の動きをスローでチェック

続いてダウンスイングで注目すべき2つ目のポイントです。

それは腰のバランスです。

テークバックを開始したとき、左手甲を右側にスライドするのと同時に左肩を外転させる動きをします。

しかしこのままテークバックを続けると、身体が前傾して左肩が落ちてしまうので、右腰を後ろ側に引きます。
そうすると身体はアドレスのときと同じ軽い前傾のままで、グリップをトップの位置まで引くことができます。
つまり腰に溜めを作る動作をしたわけですが、背骨を軸としたとき腰は30度から45度回転することになります。

ここで大事なことは、テークバックで作った腰の溜めをいつ解放するかということです。動きが速いのでスローで再生しないと分かりにくい動きですが、左腕が時計の針で3時を差した位置、要するに地面と平行になったとき腰はフラットな位置に戻っているわけです。

そしてこのとき、背中はまだターゲット方向に近い状態でねじれています。
つまり腕よりも肩よりも腰のほうが先に、アドレスの状態に戻ることになります。

ただし個々のプロゴルファーによってこのタイミングは違うので、スローで再生して腕がどこの部分で腰が元に戻るのかを確認してください。

膝のスロー再生でプロゴルファーのスイングを分析する

ダウンスイングで注目すべき3つ目のポイントです。

それは膝の使い方です。

アドレスするとき軽く膝を曲げて、内腿の筋肉を意識してスタンスを取ると思います。
膝を曲げたときに内腿を意識するのは、テークバックで身体が左サイドに流れないようにしていることと、腰を右回転するときに身体を安定させるためです。

またアドレスしたとき両膝のレベルは同じ高さです。
そしてテークバックが始まると左肩を回すことで、左上半身が中心軸より移動します。
この動きに合わせて腰も右回転するので、身体の自然な動きとしては左膝が前に出ることになりますが、それでは左肩が落ちてしまいます。

そこで右腰に溜めを作り、重心をわずかに右側に移して、最初の1軸から右側の2軸に中心軸(背骨)を移動しています。

ここで大事なことは、スイングはヘリコプターの羽のように固定されて1か所で回転しているわけではなく、スイングプレーンで作られているのは縦長の楕円形であることを確認しておくことです。

体重が右に移動したことで、左膝は身体の内側に入ってきます。
そうすると地面から膝までの高さが、内側に傾いた左足だけ低くなるので、その分右膝を曲げて、さらに腰を落としてトップの位置までグリップを上げるわけです。

そしてこの膝が元の位置に戻るタイミングをスロー再生で確認することになります。

ちなみに理想的なスイングをするプロゴルファーの石川遼選手は、インパクトのときに両膝は揃っています。
また松山英樹選手はあの強靭な肉体があるので、テークバックで膝を前に落としても、右太腿の筋肉でカバーしています。
しかもインパクトの前には膝の力を利用してジャンプするくらいの位置で振り切っているので、一般のプレイヤーにはかなり難易度の高いスイングだと思います。

プロゴルファーのスイングは完璧に真似ることが大切

プロゴルファーの丸山茂樹プロは、ジャンボ尾崎さんのものまねが上手いのは有名な話です。

そんな彼は、スイングだけではなくルーティンや仕草などすべてを吸収して、スイングを真似ることができると言います。

つまり「その人になりきる」ことが完璧に真似るための必須条件ではないでしょうか。

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