新ペリアと呼ばれるダブルペリアと旧ペリアの違いを教えます

シングルペリアと呼ばれるペリア方式のハンデに対して、新ペリアと呼ばれるダブルペリアが現在のスタンダードハンデとして利用されています。

この2つの算出法や違いを確認して、なぜ新しい算出法ができたのかを探ってみたいと思います。

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新ペリアと言われるダブルペリアと旧ペリアの違い

ゴルフが普及した要因の1つにハンディキャップがあります。
技量の違う人たちが一緒にプレーをしても、ハンディキャップによって勝敗を算出することができるため、多くの人たちが楽しめるようになったことが背景にあります。

そもそもハンディキャップについては、上手な人が下手な人に「与える」ものだったので、ハンディキャップを決めるのは上位者だったわけです。

なぜなら当初ゴルフは、お互いが対等であるスクラッチゲームが主体でした。
ですからハンディキャップを与えてもらうのには、相当の技量の差が必要だったわけです。
それだけにハンディキャップを決めるときの根拠はバラバラだったようです。

しばらくするとストロークプレーが普及し、一同が介して競技会が開催されるようになり、ハンディキャップも一定の基準を設けるようになります。

当初はハンディキャップ委員会のメンバーが直接プレーをして技量を認定していましたが、クラブによってその基準が異なるために、統一したハンディキャップ算定基準を策定したわけです。

ところがゴルフ人気の高まりでクラブに所属しないゴルファーが増えたことから、オープンコンペを開催するようになります。
最初のころは自己申告でハンディキャップをつけていましたが、自分に甘いというか謙虚というかそれでは上手く行かず、そこで考案されたのがペリア方式でのハンディキャップでした。

その後、ペリア方式と違いラッキーなハンデを防ぐことができる、新ペリアと言われるダブルペリア方式が考案され、現在の主流となりました。

新ペリアと言われるダブルペリアの違いと成り立ち

そもそも原型となるペリア方式とは、18ホールの中に隠しホールを設定し、そのホールでハンディキャップを計算するというタイプのものです。

実際には隠しホールはパー3から1つ、パー4から1つ、パー5から1つ、とハーフで3つ、18ホールで6つ設定して、パーの合計数〔(3+4+5)×2=〕が24になるようにします。

次にラウンド後のスコアの中から、隠しホールのスコアだけを抽出し、すべてを合計して3倍にし、そこから換算表を使用してハンディキャップが算出されます。
換算表には24打のときハンデは「0」、25打で「2.4」、26打で「4.8」と2.4の倍数が表示されています。

例えば、すべてボギーだったらスコアは「30」で、それを3倍するので「90」ということです。
その90を換算表で確認すると、「14.4」がハンディキャップとなります。

これはなにも問題のないように感じますが、隠しホールが少ないために出入りの多いスコアーの人には有利に算出されることが多く、同じスコアでも幸運な人と違いのある人が出てくることになります。

そこで考えられたのが新ペリア、つまりダブルペリアだったわけです。

新ペリアがダブルペリアと呼ばれる計算法の違いとは

誰でも同じ条件でということで生まれたのがダブルペリアです。
ペリア方式を旧ペリア、ダブルペリア方式を新ペリアと呼ぶこともあります。

違いとなるのは読んで字の如く、隠しホールを2倍にしたペリア方式なので、あきらかにラッキーなハンデとなる機会は少なくなります。

懸賞感が少なくなったことから面白みに欠けますが、一方で適正なハンデが算出されるので、すべての参加者が納得した成績となり和やかな表彰式になると思います。

ちなみに隠しホールが増えただけではなく、計算方法も少し違います。
隠しホールの数が2倍になったことで、パーの数も24から48と2倍になります。
12箇所の隠しホールのスコアを1.5倍して、そこからパー72の「72」を引き、さらに「0.8」を掛けて算出します。

隠しホールがすべてボギーだとするとスコアは「60」で、それを1.5倍するので「90」ということになり、そこからパーの数「72」を引くと「18」になります。
18に「0.8」をかけると答えは「14.4」、ハンディキャップは14.4ということになります。

つまりペリア方式も新ペリア方式も同じボギーのときにはハンデは「14.4」ということになるわけです。

新ペリアも違いない計算結果となるダブルペリアの公平性

隠しホールがすべてボギーのとき、旧ペリアと新ペリアが同じ「14.4」のハンデであるのは、ある意味で公平なハンデと言えます。

もしも別々の人のグロス(合計スコア)が同じなのに、隠しホールのスコアが違えばハンデに違いが出てきます。

ただ新ペリアのほうが隠しホールが多いので、大叩きしたホールに影響されることなく、平均したハンデ値を求めることができます。
それでも隠しホールで1打について0.2打分のハンデを受けることになるので、仮に5打多く叩いていれば実際のパーの数よりも1打少ないことになり、多く叩いた人が有利になってしまいます。

そこで「打ち止め」とか「上限」というように、3打以上のオーバー数は切り捨てにして計算するのが、最近のダブルペリアでは主流となっています。

つまりスコア遊びが主ではなく、あくまでもゴルフのコンペのためのハンディキャップとして、より適正なスコアとした取り決めがなされています。

ダブルペリアには他にも活用法がある

現在はゴルフ場もコンピューターを導入しているところが多くなり、コンペシステムの中にダブルペリアの計算ソフトが組み込まれて、スタート室などでスコアカードを提出すると、新ペリアで自動計算してくれるところが増えてきています。

もちろん営業戦略の一環としてのサービスであったり有料サービスであったりと、ゴルフ場によって違いはありますが、簡略して順位を見ることができるので利用者が多いようです。

計算ソフトにはダブルペリアの計算結果だけではなく、順位別に並べて一覧にしてくれます。
その中には、優勝・2位・3位もあれば、日本人的に優勝・準優勝とか1位・2位・3位といった順位づけができたり、飛び賞やブービー賞またベストフロスなども表示してくれます。

また水平賞や大波・小波といったアウトとインの数値の差を賞にするものなども対応してくれます。

さらに事前に生年月日を入れておくと、年齢順なども選択できて、和気あいあいの表彰式が楽しめるようになっています。

ダブルペリアとオフシャルハンデとの違いは

新ペリアと呼ばれるダブルペリアですが、基本的にはハンディキャップを持たない人のコンペ、つまりオープンコンペで使われることになります。

ホームコースを持ち、そのホームコースで競技会をするのであれば、当然自分のハンディキャップで出場することになりますし、なによりもハンディキャップ自体がステイタスでもあるので、プレイヤーもそれを望んでいると思います。

ただメンバーであることをステイタスと感じる文化は薄れていて、現在はスポーツとしての位置づけが強くなっています。
メンバーコースが登録している日本ゴルフ協会でも、ゴルフプレイヤーは登録すればハンディキャップを取得できるような制度を整えています。
つまりメンバーにならなくてもハンディキャップを取得することができるようになったわけです。

それに伴ってオフシャルハンディキャップを持つ非会員のプレイヤーが徐々に増えてきて、大きな競技会は正規のハンデを使ってたくさんの参加者で賑わってきました。

今後はオープンコンペでは、新ペリアだけではなく、オフシャルハンデのコンペも開かれるようになっていくのではないでしょうか。
こういったルール違いのコンペがたくさんあると、私たちアマチュアゴルファーも参加意欲がより湧くかもしれませんね。

ダブルペリアよりもスタンダードなハンデ算出法とは

旧ペリアに対する新ペリアのダブルペリアは、だれでも気軽に楽しむことができるシステムのひとつです。

ただし世界のスタンダードはダブルペリアとは違い、キャロウェイ方式が主流です。
ちなみにビックバーサなどで有名なあのキャロウェイが考案した算定法です。

日本では使われることはありませんが、シェア率NO.1ということです。