ドライバーの調子を上げるカスタマイズ「シャフトカット」

ドライバーの調子が悪い・改善したいと考えたとき、その原因が「スイング」か「クラブ」そのものに行き当たることはよくあることです。

ドライバー以外の他のクラブでショットに問題なければ、ドライバーをカスタマイズして修正する方法があります。

そこでコントロールしやすいよう長さを短くするシャフトカットについて考えていきます。

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シャフトカットする前にドライバーと腕の角度を調べる

ドライバーをシャフトカットするときには、その必要性を確認する必要があります。

基本的にゴルフクラブのシャフトは、グリップ側が太くてヘッド側が細くなっています。ヘッドの中に挿す部分(TIP側)をカットする場合と、グリップエンド側(BUTT側)からカットする場合がありそれぞれに意味があります。

太い部分をカットするためにはグリップを外す必要があります。
基本的に再利用することはないので、シャフトカットとグリップ交換が1セットになります。

カットの長さが1インチであれば、わずか2.54センチですから指1本分の太さをカットするだけなので、長さのためのカットであれば費用対効果を確かめておく必要があります。

確かめる方法は、まずクラブをソールした状態でグリップを握ります。
いつもと同じ前傾姿勢をとってアームシャフト角を測ります。
アームシャフト角は、シャフトと腕の内角で、140~150度が適正範囲とされています。
逆に言うとこの範囲を超えているようであれば、シャフトカットをした方が良いかもしれません。

ドライバーのシャフトカットはフィーリングが大事

ドライバーをソールしたとき、シャフトと地面の内角をライ角と呼びます。

ライ角はカスタマイズによって角度を変えることができます。
シャフトの長さに違和感がないようであれば、シャフトカットせずにライ角調整するほうが良いと思います。
そのライ角調整でスムーズにスイングできるのであれば、敢えて飛距離の落ちるシャフトカットを選択する必要はないわけです。

その上で長さが合わないと感じたときシャフトカットすることになります。

ここでカットしたドライバーが本当に自分のスイングに合うかを確かめる必要があります。
まずはカットした長さと同じクラブを振ってみることが大切です。
ショップには試打用クラブがあるので、シャフトの長さとライ角を確認してボールを打ってみましょう。
 
基本的にはクラブを構えただけで相性の良さ(フィーリング)を知ることができます。
この相性を感じているのはクラブのバランスによるものと言われています。
バランスは非常に微妙なものなので、まずは短いクラブと長いクラブを短く持つときで比べてみると良いと思います、

もしも短く持ったときに相性が良いと感じるようであれば、ヘッドが軽く感じる短いクラブを選択した方が良いかもしれません。

他のクラブもシャフトカットしたドライバーと同じバランスで

シャフトカットはグリップエンド側からとヘッドに挿している先端部分どちらからもカットすることができます。

単純に長さを短くするのであれば、グリップエンドからカットします。
一方で硬い(粘りのある)シャフトであれば、ヘッドに挿している先端部分をカットします。

そもそもシャフトのしなりは、グリップ側よりもヘッド側の方が大きく曲がることになります。
その大きくしなる部分をカットするわけですから、しなりは抑えられ硬いシャフトになるわけで、バランスを考えてシャフトカットするのであれば、わずか0.5インチでも大きく変わってきます。

わずかな長さでもバランスは微妙になるので、ドライバーをシャフトカットする前には、自分に適したバランスを確認しておくことが必要です。
基本的にバランスは「ヘッドの効き」でもあり、クラブを振ったときにヘッド側が重く感じるかグリップの先が重く感じるかを数値で判断することです。
ちなみに同じメーカーで同じタイプのクラブであってもバランスが違うこともあります。
バランスの表記はグリップ近くにステッカーで「C」「D」といった英文字と、そのあとに数字が記載されています。

英文字と数字は若いほうが軽くなります。
一番軽いのが「A1」で、一番重いのが「E9」です。
一般的には、C~Dと表示されたものが多いのですが、人によってヘッドが軽い方がスムーズにスイングができる場合もありますし、重く感じた方が安定感はあるということもあり、あくまでも好みの問題です。

ただし大事なことは、キャディバックに入るすべてのクラブが同じバランスであること、ドライバーだけバランスを変えるようなセッティングはしないことが大切です。

カットしたことで、他のクラブとのバランスに差が生じないかを確認するようにしましょう。

ドライバーをシャフトカットするときの大事なポイントとは

ドライバーをシャフトカットするときに、気をつけるもう1つのポイントは専門家にカットしてもらうことです。

カット自体はシャフトを切りグリップをつけるだけなので、自分でも加工することができます。
ただし、カットするときには専門の計器でバランスを計測してもらわないと、ドライバーだけが「アンバランス」なクラブになってしまいます。

また本当に自分のライ角とあっているのか、シャフトの長さがあっているのかなど、単にシャフトの長さ以外の部分も確認してもらい、最終的にカットするようにした方が失敗はないと思います。

1回カットしてしまうと元に戻すことはできません。
慎重すぎるほど慎重に決断した方が良いと思います。

ちなみにボールが曲がる理由はクラブが長いだけではなく、シャフトの硬さや重さなども関係してきますし、ヘッドに鉛を貼っただけで横スピンは直ることがあります。

どちらにしても加工する前に専門家に見てもらい、グリップエンドを切るのか、先の方を切るのか意見を聞くことが大切です。

ドライバーのシャフトカットしたときの2つリスクとは

ドライバーのシャフトカットには、リスクがあることを知っておくことが大切です。

敢えてそのリスクを考えると、1つ目はバランスの問題です。

シャフトをカットするときには、一般的に0.5インチから1.5インチくらいまでの範囲となりますが、シャフトの太い部分を短くすればヘッド側が軽く感じられます。
ドライバーで1インチカットすると6ポイント落ちる計算になります。
ヘッド側重量で言うとおよそ12グラムも軽くなったイメージです。
一般男性が使うタイプのシャフトが、レディースタイプのクラブのようになってしまうこともあります。

安定感を求めてシャフトカットしたのに、ヘッドを感じられないクラブではコントロールすることが難しくなり、結果的に逆効果になる場合もあります。

2つ目はキックポイントのずれの問題です。

シャフトをカットすると、クラブのキックポイントが自然と手元に近づくことになり、スイングするとタイミングのずれを感じることがあります。
このときはバランスを計測して先調子や手元調子に変える必要があります。

鉛板をグリップラバーの先に巻きつけて貼ったりクラブヘッドに貼ったりして、完全ではありませんが一応の改善をすることはできます。
ただしカットして鉛を貼るくらいなら、シャフトを交換した方が良いかもしれません。

ほぼシャフト交換と言っていい方法になりますが、スプーンのシャフトを流用する方法があります。
中古クラブで使いやすいスプーンを選び、シャフトカットせずにそのスプーンのシャフトを抜き差したほうが、安定したクラブになることが多いようです。
なぜなら元々短い状態で使う前提で設計されているシャフトだからです。

カットにしても抜き差しにしても、いずれの場合もショップの専門家(クラフトマン)に確認してみるとよいと思います。

コントロール優先ならドライバーのシャフトカットの選択なし

グリップ側をカットするのは長さを調整するとき、先端側をカットするのはシャフトの硬さや調子(重さ)を調整することになります。

長さは飛距離を落としてもコントロールを優先するためでしょう。
シャフト硬さや調子を変えるのもコントロールしたいためでしょう。
つまりシャフトをカットする目的というのは、思い通りのボールコントロールができるようにすることになります。

でもドライバーの魅力は飛距離を求めることです。
そこそこの飛距離でど真ん中を狙うのであれば、ドライバー以外のウッドを使う方法があります。
おそらくスプーンやバフィーのほうが確実性は高いと思います。

ですから自分の持つクラブセットの中で絶対的な飛距離を求めるのであれば、シャフトカットせずに、それと同様の既成クラブを手に入れた方が確実性は高いと思います。

シャフトカットは流行り?実用性の高いドライバー選ぼう

ドライバーを安定させるためのシャフトカットは、思ったよりも効果が薄いことが多いようです。

一方で「リシャフト」はカスタマイズとして流行りとなっていますので、一度は試してみることも良いかもしれません。

本格的に使えるものは数本もしくは数十本のリシャフトが必要とも言われていますので、アマチュアレベルとして実用性を求めるのであれば、同程度の既製品をオススメします。