キャディの仕事内容について楽しい部分と辛い部分を再確認

意外に大変なキャディの仕事、プレイヤーとして身近な存在でなんとなく仕事内容は知っているつもりですが、実際の内容は意外に知らないものです。

そこでキャディの仕事の内容とちょっと辛い想いなどもまとめて確認したいと思います。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

【ゴルフ教えて!】ワクワクドキドキのゴルフ競技に初参加!

ゴルフを長年やっていても、ゴルフ競技と言うと少し敷居が高いと思っている人や、ゴルフを始めたばかりでゴ...

日本のゴルフ界を発展させた漢字表記のゴルフ用語の役割とは

近代ゴルフの発祥はスコットランドなので、一般的にゴルフ用語は英語でできています。でも英語を得意と...

ゴルフのスコアを管理するスコアカードのおすすめアプリ

ゴルフラウンドの際のスコアはどのように管理していますか?ゴルフ場でスコアカードを渡されるので...

女子ゴルフ界を隆盛に導いた宮里藍と横峯さくらの不思議な仲

宮里藍と横峯さくらは同学年で、ジュニア時代はお互いが切磋琢磨して活躍していました。先にプロの世...

ゴルフバッグはゆうパック等で自宅から手ぶらで楽々ゴルフ!

ゴルフラウンドへ行くのは楽しみですが、ネックになるのはゴルフバッグの運搬です。大きなゴルフバ...

ミズノのフィッティングって何?その詳細と評判とは?

貴方はクラブフィッティングを試して見た事がありますか?ミズノフィッティングセンターでは”SW...

ゴルフのコーチになればどれぐらいの年収を稼げるのだろうか

身近な練習場にはレッスンしてくれるコーチが所属している練習場も多いと思います。また、プロを教...

タイのゴルフ場では何と一人ずつキャディが付くのです!

タイがどれだけゴルフが盛んがご存知ですか?タイの富裕層や駐在の日本人たちは毎週末ゴルフに行く...

森田理香子選手の使用クラブやシャフトの変化が齎したこと

森田理香子選手と言えば2013年に賞金女王に輝いた華やかなイメージ。そして2016年にシード権を...

No Image

一世を風靡したハニカミ王子とハンカチ王子のその後の真実

高校生プロゴルファーとしてデビューしたハニカミ王子こと石川遼選手。甲子園を沸かせ東京六大学では「...

人気の女子プロゴルファーたちの勝手に美脚ランキング

最近メキメキと人気の出てきている女子プロゴルファーたち。お洒落なウェアはもちろん、鍛え上げた...

寒い冬のゴルフ場から逃げろ!穴場は暖かい宮崎県ゴルフ場!

ただでさえ寒い冬。ゴルフ場でのラウンドはそんな中1日中外でプレーします。もちろんゴルフ用の防...

ゴルフを子供たちに覚えてほしい!一緒に楽しめる教え方。

ゴルフに夢中になっている大人が子供達にその面白さを伝えるためには、何から教えていったらいいと思います...

賞金女王にも輝いた森田理香子の不調は2014年以降続いている

2013年日本女子ゴルフツアーの賞金女王に輝いた森田理香子選手は強かったです。しかしその翌年...

杉原輝雄!人生に役立つ小さな巨人が放った珠玉の名言の数々

杉原輝雄(すぎはらてるお)(1937~2011)は身長わずか162㎝のプロゴルファーでした。そ...

スポンサーリンク

初心者はキャディ付きプレーをから始めると真髄を覚えられる

キャディ付きゴルフとセルカートのゴルフ、どちらが楽しいですか?

上手になるとキャディ付きのほうが楽しいゴルフをできると思いますが、初心者の場合にはキャディも含めて「部外者」と一緒ではない方が気楽に回れて楽しいかもしれません。
確かに最初は気ままなラウンドの方がプレッシャーがかからず、しかもヘタクソと思われずにプレーすることから、たくさん叩いて辛い思いをしても楽しむことができるかもしれません。
でも最初にキャディ付きでゴルフをすれば、その後とても重要となる「急いでゴルフをする」癖がつきます。

「お金を払っているのに、なぜ急がねばならない?」と思うかもしれませんが、限られたホールの中でプレーできる組数はわずかです。
後続組のためには少しでも早くプレーすることは大切ですし、まして自分の持ち時間を超えてプレーすることは避けなくてはいけません。

キャディは技量に合わせてアドバイスをしてくれます。
初心者であれば同伴者に迷惑をかけないこと、前が空いているのに後続組が追いついてきたらパスする方法などを教えてくれます。

「鉄は熱いときに打て!」で早くにキャディ付きを回ったほうが、あとから楽しいゴルフができるようになると思います。

そこでキャディの仕事とその役割について確認していきます。

共有キャディの仕事量は4倍?辛いと思わない理由とは

もともとプレイヤーは1人のキャディを雇い、自分のバッグを運ばせ、またコースの案内をさせました。
当時のコースは真っ平らだったことから、コースの境目やバンカーやクリークなどが分からず、案内なしではラウンドすることが難しかったようです。
また1つのグリーンに2本の旗が立っていて、違う組が交互に使用するため、そのタイミングなどもキャディの指示を受けてプレーを楽しんでいました。

時代は移り、ゴルフブームになるとそれまでのマッチプレースタイルよりも、ストロークプレーが増え、しかもコースが増加したこともあってキャディ不足となりました。
1人が複数のバッグを運ぶことができる手引きカートが開発され、それまでとは違う共有キャディが誕生します。

1ラウンドの仕事量が増えるわけですから当然辛い仕事にはなりますが、その分だけキャディフィは増えたわけで、キャディにとっては悪い条件ではなかったようです。
また、共有キャディであることからサービスは限定されてきます。
風の影響や残り距離などの要求が少なくなり、進行が主たる仕事となっていくことになっていきます。

実際にキャディの辛い仕事について確認してみる

キャディの仕事が限定されたとは言っても、1ラウンドをほぼ全力疾走に近い状態でコース内を走り回るわけですから、体力的には1バッグよりも4バッグのほうが辛いのは間違いありません。

そもそもキャディは、スタート室から組み合わせ票を受け取り、バッグ置き場からキャディバッグを集め、自分のカートに乗せます。
スタート室の前、もしくはファーストティーの横でクラブ確認をします。

このときプレイヤーとキャディの双方が確認したことをサインして、あとで「本数が足りない」と言い出したときの対処法としています。

ティーグラウンド横ではそれぞれのボールを確認し、もし同一銘柄で同一番号の場合には、油性ペンで印をつけてもらい識別できるようにします。

使用するクラブのヘッドを軽く拭きプレイヤーに渡しますが、そのとき当該ホールの注意事項と1打目の目標物をアドバイスします。

ここで大事なことはキャディの仕事である、プレイヤーにクラブを渡し受取りバッグに納めることで、ほかのプレイヤーが不用意な音をたてることなく、気持ちよくファーストショットをしてもらうことです。

意外に多い1打目のミスショット、緊張と慣れない動きに思いがけない方向に飛んで行くことがあります。
決してロストボールにならないよう、バウンドしてそのあとボールが止まるまで目を離さず、しかもサイドの樹木などで確認し見失わないようにします。

2打目には最初に到着してカートを停め、使用するであろうクラブを数本持ちミスショットのボールを追います。

これで、なんとかスタートホールを出発することができました。

立場逆転が辛い!プレイヤーとキャディの仕事が本末転倒

とにかく急いでもらうこと、ティーグラウンドでプレイヤーがのんびりしていたら「ティーアップお願いします」とか「バンカーは私が均しておきます」といって、先に進むように促します。

プレイヤーは、ティーアップをしてから6分後にはセカンドショット打っていないと、後続組は「待ち」になる計算なわけです。

ですからスタートホールから遅れることはできません。

しかし実はこれが露骨になるとプレイヤーからは不満の声が漏れることになります。
でも進行が遅れると、ティーグラウンド横の電話でキャディマスターから厳しく注意を受けることになります。
つまり板挟み、楽しく回りたい気持ちも分かるし、遅いから早く回せという指示も分かっています。
ここがキャディの仕事としては一番辛いところです。

プレイヤーの身体も温まり、ショットも安定したころ茶店がやってきます。
景気の良い時なら「キャディさん用のお土産」なんてプレゼントもありましたが、いまでは数えるほどです。
小用を済ませて、すぐに次のティーグラウンド付近で待機します。

ちなみに「バンカー均し」はプレイヤーの仕事、「旗竿挿し」はキャディの仕事です。
最近は進行重視になっていて、本末転倒になっているかもしれませんね。

ルールを知らないキャディは辛い!本当のキャディの仕事とは

仕事の内容はキャディのレベルによって違いがあります。
プレイヤーにシングルと初心者がいるように、キャディもキャリアによって違いがあるものです。

キャリアの違いが出るのはロストボールです。
キャディがボールを見失うことは絶対にあってはいけません。
見失いそうであれば「暫定球をお願いします」と指示を出します。
出さずに見失っていればキャディのミスです。

本来は「打ち戻り」になるので、プレイヤーの体力的負担は増大し辛い思いをさせてしまいますし、なによりも1ホール空くほど進行が遅れてしまいます。

ここで大事なことは「お客様、ワンペナでここから打って下さい」と明らかなルール違反を指示してはいけないと言うことです。
自分のミスをプレイヤーにカバーしてもらうようでは、キャリア不足と言われても仕方ありません。

同じようなことにグリーンのマークがあります。
最終でグリーンをしたプレイヤーのボールをマークしてピンを抜く、拭いたボールとパターを渡すようではダメです。

基本的にボールマークはプレイヤーがするもので、キャディがするときには「マークしてもよろしいでしょうか」と確認してからでないと、勝手にピックアップするとマッチプレーなら相手のプレイヤーが1罰打を受けますし、ストロークプレーなら無罰ですがリプレースしなければいけません。

つまりゴルフルールを知らないと、本来のキャディ業務はできないと言うことです。

ルール上のキャディの仕事は7つしかない

実は、キャディがプレイヤーに対して行っても良い行為は、ルールによって決められています。
逆に言うと、それ以外の行為をしてはいけないことになります。

ちなみ認められているのは以下の7つです。

①ボールを探すこと
②クラブをハザード内に置くこと
③ボールマーク痕の修理
④ルースインペディメント(小石や枝など)を取り除くこと
⑤ボールを拾い上げずにマークすること
⑥渡されたボールを拭くこと
⑦動かせる障害物を取り除くこと

プレイヤーの中には、テレビで観たトーナメントキャディのスキルを望むことがあります。
つまり「あと何ヤード」「ここで使う番手は?」「芝目や傾斜を教えて」といった競技用キャディのスキルを求めています。

多くのキャディのアドバイスは、それが正しい結果を生むとは限りませんし、まして結果責任を求められても、仕事外の求めに応じただけなのです。

辛い思いをさせないよう飽くまでも善意のサービスと捉え、読みが外れても自らの失敗としておくと良いと思います。

キャディの仕事の苦労と辛い想いを理解する

キャディが仕事をする中で一番辛いのは、賭けゴルフをしているプレイヤーです。

進行を促しても聞く耳はなく、失敗するとキャディに責任転嫁し、あげくは暴言を吐くときもあります。

ルールが認めた「ボール探しと拭くこと」、実質これ以外はサービスであることを認識すれば、キャディの苦労と辛い想いが理解できるかもしれませんね。