四十肩症状のだるい痛みのせいでゴルフのトップが作れない!

40代から50代の方に起こりやすい肩関節に起こる炎症のことを、四十肩、五十肩と呼びます。

肩を動かそうとしたときに強い痛み症状や、腕を上げる・腕を後ろに回すなどの動作がしづらくなり、だるい痛みを感じることがあります。
夜間寝ている際に痛みを感じ寝られないという方もいるようです。

通常半年から1年で自然治癒するといわれています。

でもその間、ゴルフでトップを作れないのは大問題。
原因を見ていきましょう。

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四十肩のだるい痛み症状は何故?

四十肩のだるいといった症状は段階的に進行していきます。

最初は肩こりが辛くなったような状態から始まり、だるさ、重みなどの違和感を感じ始めます。

症状が進行していくと、髪を洗うような腕を上げる動作やゴルフのバックスイングのような腕を上げたり、背中に回すような動作が辛くなってき、通常の日常生活動作ですら困難なほどの痛みが出ます。

この痛みの原因としては、デスクワークやパソコン作業による長時間同じ姿勢でいることによる姿勢の崩れが要因の1つとして挙げられます。

加齢による筋肉や周辺軟部組織の衰えが起きることで、肩関節周りの腱板(けんばん)という組織が傷んで変性することが大きな要因と考えられています。

肩の関節は回したり、前後上下の自由な動きが出来る構造となっているため、関節が安定せず、どうしても障害や脱臼などを起こしやすい特徴を持っているのです。
その為、支える力は筋肉と靱帯がメインとなってしまいます。

姿勢の崩れや長時間同じ姿勢でいることで肩関節周辺の筋肉に負担がかかり炎症が起き、痛みや痺れ、だるさなどが起こるのです。

四十肩で肩と腕がだるい

姿勢が崩れることが肩や腕のだるさや痛みに関係してきます。

デスクワークが多くなると、無意識に猫背になることで腕が前側に巻き込まれるように入っていき、肩甲骨も外へと開いてしまいます。

このとき肩から腕にかけての神経の通り道が姿勢の崩れにより、圧迫されたり変形してしまうことがあります。
圧迫の影響を受ける神経は腕を上げたり、外側に開いたりするときに働く筋肉をコントロールしています。

この神経が圧迫の影響を受けてしまえば筋肉が動かしづらくなり、腕が上がらなくなったり、痺れや痛み、だるさなどが発生してしまうこともあるのです。

姿勢の崩れがそもそもの四十肩や腕の症状の原因であれば、姿勢の改善も必要となってくるのは当然ということですね。

ゴルフでも猫背でアドレスし、スイングするということは余計な負担を強いているということを理解しておきましょう。

四十肩(五十肩)症状とは?

四十肩(五十肩)という名称は江戸時代から使われてきて、50代前後になったときに肩の痛みが出たものをまとめて五十肩と呼んでいました。

同様に40歳くらいに肩の痛みが出たものを四十肩と呼び、症状の違いはほぼ無いと言われています。

原因の明らかな肩周りの症状は四十肩(五十肩)に含まれず、原因不明な肩関節の症状だけを四十肩(五十肩)と呼びます。

名前の通り40代50代から発生頻度が増え、60代までが好発年齢になっています。
それ以外の年齢では発生頻度は下がります。

経過としては、最初軽い痛みと肩を動かせる範囲の制限から始まり、次第に激しい痛みとなっていきます。
重症化していけば、腕が上がらないことで日常生活動作も出来なくなってしまうこともあるのです。
夜間寝ている際に痛みで眠れないという方も多く、明け方の痛みが強く日中は痛みが軽減することも多いです。

基本的には片腕に発生することが多いですが、まれに両側に発生することもあります。

【経過】
①急性期・・・
関節の炎症が強く、痛みがとても強い時期。
何もしていなくても痛みます。
通常3~4週間続きます。
長いと2か月続くこともあります。

②慢性期・・・
炎症症状が落ち着いてきて肩の痛みが軽減してきます。
激しいズキズキした痛みは鈍痛に変わり、夜間の痛みは落ち着いてきますが、腕を動かした際の痛みと、肩の動きの制限は残っています。
急性期から1~2か月ほどすると、慢性期に移行します。

③回復期・・・
重だるい痛みや動きの制限がなくなってきて動かしやすくなります。
目安としては慢性期から3~6か月ぐらいです。
長いと1年を越すこともあります。

こんな長い期間、四十肩や五十肩で悩んでいたら、ゴルフが下手になっても仕方ありませんよね。
そうならないためにも症状が現れる前から予防していくことが大切なのです。

四十肩の症状と類似・関係するもの

四十肩(五十肩)と同じように、肩が上がりづらい・上がらない、だるい、動かした際に痛みの出るものがあります。
 
代表的なものとして、

①腱板損傷(けんばんそんしょう)
②腱板炎(けんばんえん)
③上腕二頭筋腱炎(じょうわんにとうきんけんえん)
④石灰化腱炎(せっかいかけんえん)
⑤肩峰下滑液包炎(けんぽうかかつえきほうえん)

などがあります。

このどれかだと自己判断せずに、医師の診断を仰ぐようにしましょう。

その他には、肩が下がっているなで肩、背中が丸まっている猫背の人や冷え症などの体質の人も注意が必要です。
精神的なストレスなども原因となります。

また、肩だけでなく他の関節にも障害が起こる関節リウマチなどの疾患や、肺の腫瘍・心筋梗塞が原因に伴って起きる肩の症状もあります。

四十肩のだるい痛みの対処

四十肩(五十肩)には先ほどお話ししたように症状の段階がありますので、それぞれの時期での対処が異なってきます。

①急性期・・・
急性期は何もしていなくても痛みが出て、夜間痛により眠れないなどかなりの負担がかかる時期となります。
無理に動かせば痛みを誘発し症状を悪化させてしまいます。
有効なストレッチもあまり無く安静にして炎症が落ち着くのを待つ時期となります。

②慢性期・・・
常に痛みのある状態から改善し、安静時や少し動かす際の痛みはなくなってくる時期です。
ストレッチが出来るようになり、肩のケアも出来る時期となってきます。
痛みで肩を動かさない時期が続いた為、肩関節が固まってきている頃です。
肩・腕・肩甲骨を含み症状の軽減と肩の可動域改善を図っていける時期となります。
少しだるい感覚があると思いますが、この時期から早期改善を図ることで、大好きなゴルフも再開できるようになりますから、積極的にやってください。

③回復期・・・
ほぼ痛み無く肩が動かせるようになってきます。
肩の関節が硬くなっている方がほとんどですので、動きには制限が残っているでしょう。この時期からは肩の可動域の改善に加えて、肩が動かせないでいた期間で硬くなってしまった肩以外の部分との連動の回復を図っていきます。
改善だけで終わるのではなく、予防できる体作りを考えていきましょう。

四十肩は若年層にも発症するのでご注意を

先にお話しした通り、四十肩は40代から50代の方に起こりやすいのは間違いありません。しかし肩を動したときの強い痛みや、腕を上げる・腕を後ろに回すなどの動作に伴い、だるい痛みを感じることは最近は20代でもあるようです。

それはなぜなのか考えますと、世の中が便利になってきたことが原因です。
今は当たり前のように携帯やスマートフォンを持ち、テレビゲームやパソコンを使ったことがない人はほぼいないという時代になりました。
その結果、同じ姿勢を続けたり、無理な体勢をとったりと身体に良くないことが普通になりましたよね。
これが特に若い世代に蔓延してきています。

症状が出てから対処しても改善には時間と労力が必要になります。
そうならないためにも若いうちから無理をせず自分の身体と向き合い労わってください。
好きなスポーツ、老後まで楽しめるゴルフといった適度な運動習慣と生活習慣。
これから先の人生を楽しむためにも心がけてください。

ゴルファーは肩の可動域がないと話になりません

ゴルフのスイングで肩が痛くて、腕が水平くらいまでしか上がらないなんて状態では飛距離が出ないので、スコアも伸ばせませんし、何よりも楽しくありませんよね。

お仕事がデスクワークだったり、スマホやタブレットなどに熱中してしまうような方は要注意です。
今は何も症状を感じていなくても、四十肩予備軍かもしれません。

仕事の合間に肩甲骨周りをほぐすようにしたり、スマホなどは時間を決めて区切るなどして、常に肩周りを動ける状態にしておくことをオススメします。