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ゴルフ骨折やヒビって知ってますか??その原因や痛みとは?

2017.2.22

骨折や骨にヒビというと、思わぬアクシデントや激しい運動で!
と言ったイメージをされる方が多いでしょう。

しかしゴルフでは練習でポキっと言ったような「ゴルフ骨折」があります。

え?と思われるかもしれませんが、その原因や痛みについて今回お話ししていきましょう。

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ゴルフ骨折やヒビの原因と痛み①【ろっ骨】

「今月は久しぶりに会社のコンペ!部下に良いとこ見せなきゃ!」

いつもは週に1~2回、打ちっぱなし練習場で50球~100球、時間をかけて自分のペースで練習するのに、張り切りすぎて練習をし過ぎるのがビギナーゴルファーの悪いところです。

いつも以上に繰り返すスイング動作で起こるろっ骨の疲労骨折やヒビ、別名”スイング骨折”です。

ゴルフのようにダウンスイングやアッパースイングをすると、ろっ骨の間の「肋間筋」や背中の肩甲骨とろっ骨を結ぶ「前鋸筋(ぜんきょきん)」が強く収縮し、ろっ骨が引っ張られて、骨にヒビが入ったり疲労骨折したりするのです。

とくにビギナーゴルファーはフォームが悪く、手打ちになりやすいので余計負担がかかります。

また体が硬く柔軟性のない人が起こりやすいです。

通常は、利き腕と反対側の第4~7ろっ骨にヒビが入り、わき腹に鈍痛が現れます。
最悪の場合、数か所同時に起こることもあるのです。

スイング骨折の主な症状は、

・わき腹から背中の肩甲骨にかけて鈍痛が起こる
・ジワジワと痛くなる
・痛みはあるけれど、多少我慢は聞くのでプレーはできる

です。

 

ゴルフ骨折やヒビの原因と痛み②【手のひら】

スイング骨折のように張り切り過ぎて練習をし過ぎるのも良くないですが、練習のしなさ過ぎも良くないです。

上級者のように何度打っても芯に当たってナイスショット!であれば問題ないのですが、ダフり気味に地面ばかり叩いていると、手のひらを骨折したりヒビが入ったりします。

ラウンド時は多少ダフっても芝の下は土なのでそこまで衝撃はないのですが、練習場では人工芝な上に、その下はカチカチのコンクリートなのです。

手のひらに強い衝撃が加わり、小指の下の手首に近いところの「有鉤骨(ゆうこうこつ)」という骨の出っ張りが骨折します。

これはスイング骨折と違い、野球やテニスでも起こり得るのですが、ゴルフでの原因はほぼダフリです。
利き手の反対側に起こることがほとんどです。

骨折の炎症が「尺骨神経」に及ぶと、痛みに加え小指や薬指にしびれを伴うこともあります。

有鉤骨骨折の症状は、

・手のひらの小指側が痛む
・手を動かさなくても痛む
・痛くて物を握ることができない
・痛みのため手首を反らせない
・小指と薬指にしびれを感じる

です。

スイング骨折やヒビの痛みを抑えるには

骨折の治療と聞くとすぐに頭に浮かぶのが「ギプス」ですよね。

しかスイング骨折の場合は、骨折でもヒビでもギプスはしません。
我慢すればプレーできるくらいの痛みであっても、しばらくゴルフはお休みした方が良いでしょう。

痛みのピークは3日ほどです。

骨折の痛みはヒビが入った直後よりも数日後の方が痛みます。

ろっ骨骨折の場合は「バストバンド(胸部固定サポーター)」とシップで治療していきます。

バストバンドサポーターは、下着の上からの着用でOKです。
息を深く吸って最後まで吐き、患部を覆ってずれないように斜めに巻きます。
患部には伸縮部分ではないところを当てましょう。

実はこの治療法、ろっ骨を固定するという意味合いよりは、痛みを軽減するのが目的です。
きっちりと巻くので四六時中着けておくのは非常に苦しく感じるので、食事の時や寝る時など限られた時間は外しても問題ありません。

痛みもあるし、ゆっくり湯船に浸かって…と考えがちですが、湯船で温めてはいけません。

痛みが治まるまでは、お風呂はシャワーのみになります。

 

有鉤骨骨折やヒビの痛みを抑えるには

有鉤骨骨折やヒビは、ゴルフをお休みと言わなくても痛みのせいでクラブを握ることすらままならないでしょう。

有鉤骨骨折は、折れたりヒビが入ったときに折れた骨のズレがなければ、手のひらを動かさないようにして、2~3か月程安静にしていれば自然にくっつきます。

しかし、折れたりヒビが入ったときに折れた骨が大きくズレていた場合は、上記のような自然治癒は難しいので、手術で骨の破片を摘出しなければなりません。

え?そんなに大きなことになるの?
と思われるかもしれませんが、実は手術で摘出した方が、術後6週間でゴルフを再開することができます。

不思議ですが、軽い症状の方が自然治癒になるので時間を要するのです。

手術と言っても後遺症が残ることはないので、より早く治してゴルフをしたいのであれば、骨のズレがなかったとしても手術をするという選択肢もありかもしれませんね。

ここで問題になるのが、骨折の炎症が尺骨神経に及んでいた時です。
このような時は、尺骨神経麻痺が起こるのですが、これは骨折が治っていくと共に少しずつ改善していきます。

しかし注意しておかなければならないのは、症状が長引く場合です。
これは骨折部が偽関節になっている状態か、変形性関節症に陥っている可能性があるので、自然治癒で大丈夫だからと放っておかないようにしましょう。

 

疲労骨折やヒビでもゴルフが原因なら保険対応

ホールインワンを夢見て「ゴルフ保険」に入っている方が多いのではないでしょうか。

加入中のゴルフ保険の契約内容をよく読んでください。

何もゴルフ保険はホールインワンだけのためにあるのではないのです。
疲労骨折やヒビ、有鉤骨骨折であってもゴルフが原因なら保険適用になります。

疲労骨折やヒビ、有鉤骨骨折は痛みが、ほぼ自然治癒のような形になるので、お金がもったいないとか、面倒くさいという理由で放っておく人がいます。
しかし、しっかりと治さない方が後遺症が残る可能性が高いので、ゴルフ保険を使って通院し、きちんと完治させるようにしましょう。

またこれらのような練習のし過ぎや練習のしなさ過ぎで起こる骨折の他にも、ラウンド中に起こったアクシデントでのちょっとした怪我でも保険は適用されます。

ぎっくり腰のような腰痛であっても、ゴルフ場で起きたり、ゴルフが原因であれば大丈夫です。

きちんと理由や症状を練習場やゴルフ場へ話して「事故証明」を書いてもらってください。
それを通院する病院に持っていけば、補償の手続きをしてくれるはずです。

 

それでもゴルフがしたい

骨折や骨にヒビが入って痛いけど、やっぱりゴルフがしたい!
という熱心な方もいるでしょう。

ろっ骨であれば、痛みを我慢してアプローチやパターの練習はできると思われるかもしれません。

しかし、絶対にやめてください!

治るのが遅くなるうえに、炎症などで悪化する可能性もあります。

毎日欠かさず練習に行っていた方などは、練習に行かないと下手になりそうで不安になるかもしれません。
しかしそこをグッと我慢しないと、お休み期間は延びる一方なのです。

ゴルフ骨折は「安静」が一番の治療法なのです。

どちらの骨折であっても、少なくとも1か月はゆっくり安静に過ごすようにしてください。

その1か月の間、ツアートーナメントやプロのスイング動画を見てイメージトレーニングをしたり、ゴルフのスイングについてネットや書籍、雑誌等で勉強したりして、ゴルフ復活の日に向けて準備をしておくと良いでしょう。

ゴルフとは不思議なもので、しばらく休むことで悪い癖が治ったり、予想外に以前より上手く当たったりするものなのです。

 

怪我をするには大きな原因があります

練習のし過ぎや練習のしなさ過ぎを原因として挙げてきましたが、実はそれ以上に大きな原因が1つあります。

それは日ごろのストレッチや筋トレです。

ゴルフの練習やラウンドで体は鍛えられているつもりになっているかもしれませんが、それは大きな勘違いです。

ゴルフで体を鍛えるのではなく、ゴルフのために体を鍛えるように努力しましょう。

そうすることで、骨折などの怪我は絶対になくなるはずですから。

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