高橋勝成ゴルフレッスンが人気の理由って一体!?教え上手?

最終更新日:2017/02/17

高橋勝成ゴルフレッスンと言えば、「Expert GOLF」という番組が人気です。
現在もシニアツアーで活躍しているプロゴルファーのレッスンだけあって、とても分かりやすいです。

彼のゴルフレッスンが今も昔も人気なのは、分かりやすいというだけが理由ではないはずです。

高橋勝成選手の全てを探っていきましょう!

現在66歳の高橋勝成選手の生い立ち

北海道旭川市生まれのプロゴルファー高橋勝成選手。

韓国人の父と日本人の母を持ち、「高勝成(고승성)」という韓国名もあります。

北海高校卒業後、日本大学のゴルフ部でゴルフの腕を磨きました。

1年間サラリーマンとして過ごしていましたが、1975年にプロゴルファーになりました。

素質もあって、翌年には韓国オープンで優勝し、その後日本ゴルフツアーで通算10勝と大きな活躍を見せました。

1983年にシード権を獲得してから、連続15年間賞金シードを守り続けました。

1987年にその当時最強だったジャンボ尾崎選手とのマッチプレーの決勝で、日本ゴルフ史上に残る名勝負で勝利し、「ジャンボキラー」として名を馳せました。

その当時のゴルフファンの人々からは現在も変わらぬ人気です。

2000年にシニア入りして、「日本プロシニア」・「日本シニアオープン」のメジャー2大会を制しました。
その年賞金王になって、以降4年連続で日本シニア王になりました。

活躍していたころから、練習熱心で技術、用具などに関する研究心も旺盛なことに定評がありました。

そんな彼自身の探求心や努力、たくさんの経験からなる「高橋勝成ゴルフレッスン」は、世代を問わず、分かりやすく結果が出ると評判が良いのです。

 

高橋勝成ゴルフレッスンと言えば

高橋勝成ゴルフレッスンと言えば「真弓&勝成のExpert GOLF」というレッスン番組です。
阪神タイガースで監督もした真弓昭信さんと一緒にやっているゴルフレッスン番組です。
真弓昭信さんは野球界でもすごかったのですが、実はゴルフもすごいのですね。
ハンディキャップ3で、ゴルフ番組には以前からたくさん出演されていました。

年間120ラウンドするくらいの大のゴルフ好きで、なんとアマチュアとしてプロツアーに2012年・2016年と2度も出場し、ベストアマチュアに輝いています。
アマチュアとしては十分と言って良いほどの腕前ですが、高橋勝成選手の元、番組で更なるレベルアップを目指しています。

サンテレビジョンという兵庫県の放送局の番組ですが、CS放送(スカイA)でも流れているので視聴することはできます。

練習熱心かつ研究熱心な高橋勝成選手と、まだまだ上達したいという向上心旺盛な真弓昭信さんというゴルフ愛が半端ではない2人のレッスン番組なので内容も濃いですね。
他のレッスン番組では取り扱わないような細かいところまで、分かりやすい説明と映像で解説してくれます。

スカイAに加入しているならぜひ見てください!

 

高橋勝成ゴルフレッスンの魅力とは

上記で説明したレッスン番組を見るとよく分かるのですが、高橋勝成ゴルフレッスンはまれにみるほど丁寧です。
コースマネジメント1つを取っても、レベルに合わせたり、持ち球によっての狙い方や攻め方を各方法で説明したりしてくれます。

そこまで丁寧に教えてくれるからこそ、初心者から上級者までレベル関係なくとても参考になるレッスンになるのです。

また用具に対しても研究熱心と言われるだけあって、いろいろな練習グッズやゴルフ用具をうまく利用して苦手克服のヒントを与えてくれます。

そして基本的なグリップの握り方やアドレスなども、実際に高橋勝成選手がお手本を見せながら説明してくれるので、テレビを見ながら一緒にするなどできてとても参考になります。

レッスン番組なのですが、実際に練習場やゴルフコースでレッスンを受けているような感覚になれます。

また彼の性格からなのか、「大体このくらい」とか「自分の感覚で」と言ったような曖昧な表現で説明することはほとんどありません。
そういった表現はなく、「このタイプの人はこれ!」とタイプごとに丁寧説明してくれます。

ジュニア育成や若手プロゴルファーのマナー向上に努めていることもあって、番組ないでも厳しくマナーについても話してくれます。

 

CSに加入してなくても高橋勝成ゴルフレッスンは見られる

関西在住でもないし、CSにも加入してないから残念だけど高橋勝成ゴルフレッスンは見られないわ!
と言う人でも「高橋勝成ゴルフレッスン」と検索すれば、たくさんのレッスン動画を無料で見ることができます。

CS放送だと、放送予定のレッスンしか見ることができませんが、youtubeなら自分の悩みに合わせて見られるのでより便利かもしれません。

苦手な人が多いバンカーショットだけでも、フェアウェイバンカーや池越えバンカー、目玉ショットなど細かくレッスンがあります。

もちろん意に反するショット法も出てくるかもしれません。

しかしあるティーチングプロが、
「同じ打ち方の練習をしていても、スイングに変化は訪れない」
と言っていました。

かなりの経験と実績をもった高橋勝成選手だからこそ編み出されたショット法なのですから、意に反していたとしても、実際やってみると納得!どころかレベルアップに繋がるでしょう。

たくさんある動画にぜひ自分の悩みを思い切りぶつけてください!

 

高橋勝成ゴルフレッスンのここがすごい

ゴルフをやっている方なら、ゴルフ上達を夢見て様々なレッスン番組や雑誌、動画を数えきれないほど見ているでしょう。

そこでアプローチのやり方はだいたいどう書いてあるか分かりますか?

「アプローチやパットは手首を固定して打つこと」
と大概のレッスンには書いてあると思います。

しかし高橋勝成ゴルフレッスンでは、
「アプローチもパットも積極的に手首を使ってどんどん打ってください」
と言っています。

その理由をこう語られています。

ツアートーナメントのグリーンコンディションはカチコチに固められたコンパクションで、超高速グリーンです。
そのようなグリーンに対して手首を使ってアプローチするとスピンや距離にバラつきがでてコントロールしにくくなるのです。

そうではないアマチュアが普段プレーするグリーンでは、手首を固めた機械的な打ち方は全く必要ないのです。
そんなことを考えて手首も体もカチカチになってしまうくらいなら、手首を柔らかく使ってリラックスして感覚を磨いて打つ方が良いのです。

高橋勝成ゴルフレッスンはプロが教えるけどアマチュア目線なところがすごくいいですね。

 

ジュニアからシニアまで楽しめるのがゴルフ

高橋勝成選手に限らず、シニアで活躍しているプロゴルファーは世界中にたくさんいます。
青木功選手なんて現在74歳ですよ!

高橋勝成ゴルフレッスンを見ていると真剣な中にもゴルフを楽しむというメッセージがよく伝わってきます。

ゴルフの調子が悪かったり、ミスショットが続いたりすると機嫌が悪くなり、中にはクラブや物、キャディさんに八つ当たりする人がいます。

はっきり言ってそんな人は「ゴルファー失格」です。

ゴルフは生涯のスポーツと言われるくらい何歳になってもできるスポーツですよね。
そして何歳からでも始められるスポーツでもあります。

大人やシニアのゴルファーがジュニアゴルファーのお手本となり、一緒に楽しめるゴルフであって欲しいものです。

高橋勝成選手がマナー向上に努めているのも、そういったことが理由の1つにあると思います。

ゴルフの調子が良いことやスコアが良いことがゴルフを楽しめることではありません。

緑に囲まれた異空間でみんなが心地よくプレーできることで、ゴルフを楽しむことができるのです。

そういった気持ちを持って、彼のレッスン番組を見ると気が引き締まった思いで見ることができるでしょう。

 

分かりやすいレッスンでも頼りすぎないで

高橋勝成ゴルフレッスンの良さは十分理解できたと思います。

しかし分かりやすいレッスンだからと、受けたことだけで満足してはいけません。

レッスンで学んだことをどう自分のゴルフに活かしていくのかが一番重要です。

レッスン内容を実践しながら、自分のゴルフを確立していきましょう!