ゴルフのスコアが伸びない方は一度自分のプレーを分析して

最終更新日:2017/07/17

ゴルフのスコアが伸びない方の共通点。

自分のプレーのミスを下手くそで片づけてしまうこと。

ゴルフは状況判断は大切ですし、常にピンを狙うようじゃ上達できません。

安定してスコアを伸ばしたいなら、ミスを極力減らしましょう。

そのためには自分のミスの傾向を分析してくださいね。

ゴルフのスコアが126前後で伸びない方

ゴルフスコアが126前後というゴルファーは、9ホールあたり63ストローク、1ホールあたり7回打っていることになりますね。
まだまだ練習量が足りていないのですが、タイプ別に具体的な改善点をいくつか挙げていきたいと思います。

例えば、OBの数が多いゴルファーは、確率的にどちらに良く曲がるか把握しましょう。
右に良く曲がるのであれば目標地点よりも出来るだけ左を狙っていきましょう。

バンカーで何打も打ってしまうゴルファーは、とにかくバンカーを避けてラウンドしてみて下さい。

パット数が9ホールで30パット以上のゴルファーは、とにかく最初のパットに集中してカップ周辺に近づけることを目標においてください。

グリーン周りのアプローチが苦手なゴルファーは、グリーンの外からでも常にパターでカップに寄せるようにしてみて下さい。

ウッドが苦手なゴルファーは、得意なアイアンを多用して前に進めましょう。

ゴルフは誰でも平均してダブルボギー(+36ストローク)でプレーできるそうです。
スコアにすると108ですね。

ラウンド経験と練習を続けていけば、スコアが伸びないでお悩みの方も必ず108では回れるようになりますので頑張ってください。

ゴルフのスコアが108前後で伸びない方

プライベートなゴルフコンペなどではハンディ40や上限なしなどありますが、基本的にはハンディは36の108ストロークまで、となっています。
そのハンディ36辺りでスコアが伸びないゴルファーがもっと良いスコアにするにはどういったことを取り組めば良いでしょうか。

まずは、苦手なショットは何かを知ることが大事です。
そして、90台でプレーできるようになるまでは苦手なことは避けて通りましょう。

例えば、フェアウェイウッドが苦手なゴルファーは、FWは一時封印してユーティリティーウッドやミドルアイアンを使っていきましょう。

バンカーが苦手なゴルファーは、グリーンに乗らなくても良いのでバンカーを避けて打っていきましょう。

OBの多いゴルファーは、ハーフでドライバーを使うのを4回だけにしてください。
内訳は、パー5の2ホールとパー4の2ホールです。
短いパー4のホールはドライバーを使わなくても十分2オンが可能です。

ティーグラウンドに立ってみて、ちょっと狭いかなと思ったホールはドライバー以外のクラブに持ち替えて下さい。
それがFWでもユーティリティーでもアイアンでも構いません。

クラブは全部で14本もあります。
必ず苦手なものもあるはずです。
苦手克服は100を切ってからしっかり練習すれば良いですよ。

ゴルフのスコアが90前後で伸びない方

90前後で回るゴルファーは平均するとすべてボギープレーになるのですが、何が足りず伸びないのでしょうか。

このレベルのゴルファーは、コースマネジメントが上手く出来ているかでスコアの違いが出てきます。
もしプライベートで自由にラウンド出来るのであれば、3回のラウンドを練習ラウンドと位置付けて次の方法でラウンドしてみて下さい。

1つ目は、7本だけでプレーする方法です。
本数が少ないため、丁度良いクラブがない場合もあります。
その時に長いクラブを使うのか短いクラブを使うのか良い勉強になりますし、プレー前にどのクラブで7本を選ぶかも頭を悩ませるでしょう。

2つ目は、ウッドを抜いてプレーする方法です。
ウッドを抜くことで届かないホールも多々あると思います。
そのホールをどうやって攻めていくかを考えることでマネジメントが向上すると思います。

3つ目は、グリーンに絶対パーオンさせないでプレーする方法です。
グリーン周辺ですが、外して良い場所と外してはいけない場所があります。
どこからだったら次に寄せやすいかの勉強にもなりますし、プレッシャーのかかったアプローチ練習にもなります。

時にはこのようにして、普段と違うプレースタイルもスコアアップにつながると思いますよ。

ゴルフは足し算と引き算を上手く使おう

ここではスコアに対する足し算と引き算について考えてみましょう。

ゴルフのスコアカードの使い方ですが、どのように使っていますか。

例えばパー4の1番ホール、ボギーの場合は5打ですよね。
当たり前のように5と数字を入れている人が大半だと思いますが、中には+1と記載する人もいます。
更にハンディ18の人ですべてボギー計算の90でラウンドするのを目標にしているので、ボギーだと±0という意味で0と書く人もいます。

このように、スコアカードの記載方法1つ取ってみても人それぞれ独自のやり方があります。

例として、足し算と引き算を上手く使ってスコア計算する方法を紹介します。
スコアが伸びないで100をなかなか切ることが出来ないAさんが知人のBさんに教えてもらい上手く100が切れたという方法です。

Bさんはハーフをすべてボギー計算にして、ボギーなら0、ダブルボギーなら+1とスコアカードに書く方法を勧めました。
パーも1度あり-1も記載したホールもありましたが、結局ハーフは+3になってしまったようです。

ですが、スコアは48打です。
100を切るに向けて十分なスコアです。
後半も同じようにしてついに100が切れたそうです。

こんな方法でラウンドしてみてもいいかもしれませんね。

徹底的にハザードを避けてみよう

スルーザグリーンという言葉は聞いたことがありますか。

スルーザグリーンとは、ティーグラウンドとグリーンとハザードを除いたすべてを言います。
試合では、悪天候のため地面が柔らかくて泥が付きやすい時などに「スルーザグリーンのボールは拭くことが出来る」なんて臨時ローカルルールを出すことがあります。
その時、ティーアップのボールは綺麗な状態ですし、グリーンのボールは拭くことが出来ます。

唯一触ってはいけないのがハザードのボールです。

そのハザードですが、もしゴルフ場に作られたバンカーや池などがなければ、ゴルフはそれほど難しいものではなかったかもしれません。
また、これほど多くの人がハマるスポーツではなかったかもしれません。
それだけゴルフにとっては重要な障害物ではないでしょうか。
それにハザードの無いゴルフ場は1つも知りません。

ラウンドする時、ハザードというゴルフの罠にまんまと嵌っていませんか。

じっくりとプレーし終わったラウンドを振り返ってみて、バンカーや池などで何度も打数を増やしてスコアが伸びないでいるようでしたら、思い切ってすべてのハザードを避けながらプレーしてみても良いと思いますよ。

スコアカードをびっしり埋めよう

ゴルフ場に行くとスコアカードがありますよね。
4名分のスコアが記載できるようになっていると思います。
あなたはそのスコアカードをどのように使っていますか。
当たり前のように自分のスコアと他のプレーヤーのスコアを書いていますか。

コンペだったり、同伴競技者との関係によりプレーヤー全員のスコアを書かなければいけないのであれば仕方ありませんが、そうでなければ自分のプレー内容をスコアカードに色々と書いてみましょう。

いくつか例を挙げると、

①スコア

②パター数

③フェアウェイかどうか

④バンカーに入ったかどうか

⑤池に入ったかどうか

⑥OBしたかどうか

⑦使ったクラブは何か

⑧ショットは良かったかどうか。

などです。

また、ここに記載しなかった内容で追加したいものもあるかもしれません。

単純にプレーを楽しむのもゴルフの一つですが、プレー後にラウンド内容を振り返ってスコアアップにつなげるのも良いことです。

過去に出会った人で、今までのラウンド記録をノートにびっしりと記載している人もいました。
余裕があればスコアやパター数以外にもプラスして情報を書いておくと今後の参考になると思いますよ。

スコアが伸びないでお悩みの方はぜひお試しください。

コースマネージメントの重要性

人それぞれ、平均スコアは違います。
そのレベルに応じてコース戦略方法も変わってきます。
ギャンブルのように思える戦略でも、その人にとっては確率の高いチャレンジかもしれません。

1つ言えることは、最終的にスコアがいくつかというのがゴルフだということです。

もちろん良い内容でスコアが悪い時もありますが、ゴルフが上手いと言われる人ほどコースマネジメントができています。
考えてやっている人もいれば経験から自然と出来ている人もいます。

自分のレベルに適したコースマネジメントを考えてプレーしてみて下さいね。