ゴルフでは1ラウンドする目安時間がある。プレーファースト

最終更新日:2017/12/01

ゴルフコースに行きますと通常18ホール回ります。

これが1ラウンドといいます。

1ラウンドの間にお昼休憩があったり、予約プランによっては休憩なしで回るスループレーということもあります。

そこで今回は1ラウンドするのに、平均どれほどの時間が必要か説明していきます。

ゴルフは通常1ラウンド18ホール回ります。

ゴルフは通常1ラウンド18ホールを回ります。

中には27ホールあって1日で27ホール回ることが出来るゴルフ場もあります。

またゴルフ場によっては、キャディー付やセルフ、カートや歩きでのラウンド等様々です。

だいたいハーフ9ホール回って食事休憩を取り、後半のハーフ9ホールを回ります。

最近は、早朝プレーや午後のスループレーと言って18ホール休憩なしで回るため少ない時間とお金でゴルフを出来る場所も増えてきています。

ゴルフ場は大体18ホールのPar72です。

Par3のショートホールが4ホール、Par4のミドルホールが10ホール、Par5のロングホールが4ホールの構成になっています。

しかし古い名コースになると、Par5のロングホールが2つしかないPar70や3つしかないPar71が多いです。

年代が新しいゴルフ場ほどPar72が多いです。

また普段はPar72なのですが、男子ツアーなどでプロにとってロングホールにしては短いホールをPar4のミドルに変更してPar71となる場合もあります。

ゴルフ場には1ラウンドの半分ハーフラウンドで目安時間が決められています。

ゴルフ場ではハーフラウンドの目安時間が決められていて、カートなどに紙で貼って知らせてあったりします。

ゴルフ場のルールを守ることもゴルファーにとっては大事なことです。

初めて行くゴルフ場では必ず確認するようにしてください。

だいたい1ラウンド2時間半で回るのが理想です。

1ホール15分を目安にラウンドすると少し時間のかかるホールを入れても2時間半で回れます。

だいたい、Par3に時間がかかることが多いです。

しかし、前の組がスロープレーだったりすると待ち時間等が増えて3時間になったりする場合もあります。

また土日祝日になると人が増えて混雑してしまい、時間がかかってしまう場合があります。

前の組が迷惑なほどのスロープレーだった場合は、スタート室に電話して苦情を言えば、進行係りの人が巡回に来て注意を促したりしてくれます。

ゴルフ場によっては、混雑しないように1日にプレイできる組数を少なめに決めているところもあります。

特にカートを使わず歩いてプレーするところに多いです。

ゴルフで1ラウンドの時間が掛かり過ぎると何か罰でもある?

1ラウンドの時間が掛かりすぎると罰則があります。

初回で1打、2回目で2打、その後更に同じ違反があった場合は失格となります。

そして、その罰則はスロープレーの本人だけでなく、プレーをしている組全員に罰則が与えられます。

しかし規則としては決まっていないので競技の条件として定められています。

プロの場合は1打30秒以下でプレーしなければなりません。

ゴルフツアーなどを見ているとたまに走って移動するのを見ます。

前の組との間隔が空き過ぎてしまった場合に、選手たちは急ぎます。

つい最近もKLPGAでスロープレーで罰則を受けた選手がいます。

プロになると集中力もかなりのものになるのでついつい時間を掛けすぎてしまうのかもしれません。

アマチュアでも同じです。

大会等でない場合は罰則など厳しくはしないでしょうが、周りの迷惑になるので極力スロープレーは避けるように気をつけてください。

しかし、初心者ゴルファーなど時間が掛かってしまうのはしょうがないです。

ですから、初心者ゴルファーだけでラウンドするのはあまりオススメしません。

ラウンドをリードできる上級者を必ず1人は加えてラウンドすることをオススメします。

時間を短縮するために出来ることはある?

時間を短縮するために、何もゴルフが上手である必要はないのです。

まず打ち終わった後、そのクラブを持ってカートに乗り込みます。

そして次にカートを止めたときにキレイに拭いてゴルフバックに戻します。

そうすることで他の人が打っている間にクラブを戻すことが出来るので時間を節約できます。

また、ボールのところへクラブを持っていく際はいろいろな場合を想定して、2~3本持っていくようにしてください。

1本しか持って行かずに、ライが悪かったからやっぱりアイアンで!など変えたいときに、またカートまで戻らなければいけません。

これが一番時間を無駄にしています。

ミドルなどでセカンドショットを打つときは、ウェッジとパターを持っていきます。

そうすれば、セカンドを打ち終えたらそのままグリーンに向かえます。

一番大事なことは、カートを動かす人を1人決めていると全員がスムーズに動けるようになります。

プレイファストのためには全員が要領よく動くことが必要です。

1ラウンド5時間で回るようにどうしたらいいかを考えて回ると自ずと分かってきます。

時間を短縮することばかり気にしてしまうと楽しくないかも。

大好きなゴルフをするのですから、思い切り楽しみたいですよね。

時間を短縮することばかりに気を取られていると、せっかくのゴルフが楽しくなくなってしまいます。

時間をかけてよいところを決めておくといいでしょう。

方向性を決める際や空スイング、パットのラインを読む際などあわてる必要のないところではたっぷり時間を掛けて構いません。

しかしアドレスをしたらあまり時間を掛けないようにしてください。

また、時間を短縮できる移動やクラブ選び等を迅速に行えるようにすればスロープレーには繋がりません。

ミスショットしていつもより時間が掛かったとして、焦ってしまうと更なるミスになるので、焦らずに時間を掛けても大丈夫です。

結果1ラウンド5時間ほどで回れればいいのです。

ルーティーンを大事にしている方もいるでしょう。

時間短縮のためにそのルーティーンを省いてしまうと、プレイやスコアに影響してきます。

ラウンドをする時にラウンドに慣れている方を見ると大変勉強になります。

プレイファーストなのですが、焦っていなくゴルフを楽しんでいます。

スマートにラウンドできるポイントを押さえているのです。

どこを急いでどこに時間を掛けているのか意識してみてください。

同伴プレーヤーみんなでプレイファーストを心がけましょう!

1ラウンドを時間内に回るには1人で急いでいてもダメです。

同伴プレーヤーみんなでプレイファーストを心がければスムーズにラウンドできます。

クラブを持っていくのを忘れていたら「ほら、クラブ!」と教えてあげたり、打ち終わった後にもたもたとクラブを拭いてたりしたら「ほら、行くからカート乗って」などそれぞれが声を掛けて教え合えば、時間短縮の方法を知らなかった人も自然を身についてきます。

また、カートを止める位置も大事です。

初心者だけの組のときによく見かけるのですが、みんなが自分のプレイに夢中で、カートを置き去りにして進んでしまうのです。

そうすると、結局誰かが走ってカートを取りに戻らなければなりません。

これは大きなロスタイムです。

誰か1人カートを先導して動かす人を決めておくといいでしょう。

その人が動かせないときは、別の人が動かしてあげましょう。

カートを置き去りにするのも、同伴プレーヤーみんなで気をつけてください。

みんなで心がければ、プレーファーストになることは間違いないです。

上手いと速いはどっちがスマートゴルファー!?

どんなに上級者でとっても上手な方でも、スロープレーだと残念だなと思います。

かっこよさ半減だからです。

ファーストプレーで尚且つ上手だったらとってもかっこいいですよね。

もちろん初心者や経験の浅い方であっても、プレーファーストな姿を見たら、「あぁ、この人ゴルフ知ってるなぁ」と思います。

遅れてるなと思ったらさっとカートを移動したり、ホールアウトのときに走ってカートに戻ったり、そんなちょっとしたことでみんなが気持ちよくラウンドできると思ったら最高ではないですか?

ずっと意識するのではなく、『心がける』ことが大事です。