ゴルフの図書館 https://golfnotoshokan.jp/ ゴルフを上達したい世界中の人に Thu, 08 Apr 2021 22:00:00 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 https://i0.wp.com/golfnotoshokan.jp/wp-content/uploads/2021/10/golf_logo.jpg?fit=32%2C32&ssl=1 ゴルフの図書館 https://golfnotoshokan.jp/ 32 32 123363122 ドライバーのライ角がフラットでも気にならないのはなぜ? https://golfnotoshokan.jp/glb0002235-post/ Thu, 08 Apr 2021 22:00:00 +0000 http://golfnotoshokan.jp/?p=9644 ドライバーは構造上、ライ角を調整することができません。

仮にフラットなシャフトであれば、その傾きに合わせてアドレスするか、自分のスイングに合わせてライ角を無視することになります。

そこで実際のスイングを元に、ライ角調整についてご紹介していきます。

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ドライバーのフラットなライ角が気になるタイミング

「例」のカチャカチャができてから、一般のゴルファーもライ角について感心を持つようになってきています。

以前であればライ角調整をするのは、上級者の中でも限られた人くらいのもので、大半のゴルファーはクラブに合わせてスイングを作ったものです。

ライ角は地面とシャフトの内角を表したシャフトの傾きのことです。

シャフトの傾きを角度で示すことによって、それまで感覚でとらえていた「しっくり」「ピタッとくる」といった感想が数値で示されるようになったわけです。

一度でも数値を見てしまうと、それ以外の角度には不安が起こるものです。

特にライ角が違うと、理想の傾きよりもシャフトをフラットに構えなくてはいけなかったり、アップライトで縦振りにしなければならなかったりと、ドライバーショットの乱れに通じていきます。

もちろんライ角を知らなかったときは、自分のグリップ位置で構えることで、ヘッドを傾けてアドレスをしていたはずです。

フラットのときは、グリップを引き上げるのでヒール側が浮き、アップライトのときはグリップを下げて構えるのでトゥ側が浮いた状態で構えていたことでしょう。

ドライバーのライ角は弾道調整機能でフラットにできる!

ドライバーの場合には、ライ角調整ができません。

アイアンの場合には、シャフトをヘッドに挿している部分を曲げることはできますが、ドライバーは直接ヘッドに挿しているので曲げるとヘッドが歪んでしまうからです。

それなら「ライ角が合わないときはどうすれば良いの?」という声が聞こえてきそうですが、それが冒頭のカチャカチャで解決ができます。

カチャカチャの正式名称は「弾道調節機能」と呼ばれていて、ライ角とロフト角を簡単に変えることができます。

メーカーによって形式は異なりますが、概ねヘッドに挿し込むシャフトの接続部分にカチャカチャを装着して、そのカチャカチャで角度を調節することになります。

もちろん際限なく角度調節ができるわけではなく、一定の範囲内でライ角を調節することになります。

国内用の製品の多くは、日本人の平均身長にライ角を合わせているといわれていますから、170センチを基準に身長が高ければライ角はフラットに感じますし、身長が低ければアップライトに感じるはずです。

ドライバーのライ角を変えてアップライトをフラットにできる

すべてのドライバーにカチャカチャがついていれば問題はないのですが、実際に装着されてるのは限定された製品だけです。

たしかにライ角によって方向性が左右されますから、気になるのは当然なことではあります。

しかしながら多くは平均身長の範囲内なので、ゴルファーの大勢はドライバーのライ角を意識することはないとも言えるのです。

一般的には、自分にとってライ角がフラットだとスライスしやすく、アップライトだとフックしやすいと言われています。

これはシャフトの角度に、スイング軌道を合わせたときの結果です。

つまり本来の自分のグリップ位置ではなく、ドライバーの設定したライ角に合わせてドライバーをスイングしたわけです。

でもライ角について知識を得ると、正しいグリップの位置でドライバーを構えるので、スライスとフックが逆の結果になります。

ライ角がフラットのドライバーはシャフトが寝ているのでグリップの位置が低いため、グリップを持ち上げなくてはいけません。

このときヘッドはヒール側が浮いてトゥ側だけが接地します。

このままスイングをすると、トゥ側の抵抗が大きくなりフェースが開いてスライスするのです。

ドライバーのフラットなライ角を修正する唯一の方法

ドライバーのライ角がフラットであれば、グリップを持ち上げるので、ヒール側が浮いた状態でアドレスの姿勢をとります。

不安定なヘッドのバランスを解消するためには、シャフトの長さを伸ばす方法があります。

ライ角が小さくフラットなシャフトは、グリップの位置が低いのですが、シャフトを伸ばせばグリップの位置は高くなります。

シャフトが長くなることで、ヘッドコントロールが難しくなる可能性はありますが、ライ角を調整するためにスイングの姿勢を変えるよりは簡単なはずです。

さらにライ角の合わないドライバーには、唯一の対処法とも言えます。

ちなみにライ角が大きくアップライトなシャフトの場合には、シャフトを短くすればグリップの位置は自分の体型に合ってくるでしょう。

シャフトの長さを変えることで、グリップの高さを変えて、ライ角によるシャフトの傾きを気にすることなく、構えることができるようになります。

ドライバーをリアシャフトするとフラットなライ角でも大丈夫

ドライバーのライ角に合わせるためには、リシャフトが最善の方法です。

ドライバーを構えたときにシャフトがフラットなときは、グリップを引き上げて自分にとって正しい姿勢をとることになります。

以前はヘッドを高く掲げた縦振りの逆C型のスイングが主流でしたから、多少のライ角の違いは気にならなかったのかもしれません。

ところがボディーターンを主流とした横振りのスイングが主流になると、シャフトの傾きは重要になってきます。

もともとスイングプレーンは、首の付け根からヘッドを結ぶ一本のラインを面にしたものです。

一方でシャフトの傾きを元にしたスイングプレーンがあります。

ライ角の根幹を成すのは、このテークバックのときのシャフトの傾きです。

仮にテークバックでシャフトの傾きに合わせたとしても、ダウンスイングでは違う軌道で振り下ろすことになります。

テークバックとダウンスイングが違うのであれば、ライ角が合っていなくても問題がない場合もあります。

ドライバーのライ角とフラットなスイングプレーンの違い?

ドライバーのスイング軌道を、面でとらえて表したものがスイングプレーンです。

スイングプレーンにはいくつかの考え方があり、アドレスのときのライ角とインパクトのときのシャフトの傾きには違いがあることが分かっています。

構えたときの首からヘッドまでを結ぶスイングプレーンと言います。

この基本のスイングプレーンを元に、構えたときのシャフトの傾きから作るスイングプレーンはフラットになっています。

でも実際にダウンスイングをするときのスイングプレーンはその中間の軌道を通るので、ライ角に合わせたスイングはしていないのです。

アドレスでライ角に合わせて構えたとしても、ダウンスイングではそれよりもアップライトな角度で振り抜きます。

このリアルなスイングプレーンをオンプレーンと呼んでいますが、これが近年の正しいスイング軌道とされています。

構えたときにライ角に違和感があったとしても、実際には理想の角度でインパクトを迎えることはできていないということです。

そう考えるとリアルなライ角を求めても、実はインパクトにそれほどの影響はないのかもしれません。

アドレスでのドライバーのフラットなライ角は再現できない

ドライバーをライ角に合わせてアドレスしても、ダウンスイングではアップライトな軌道でインパクトを迎えます。

構えたときのフラットなシャフトとインパクトでのアップライトなシャフトの傾きの違いが分かれば、ライ角にこだわる必要はないことが分かるはずです。

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ゴルフスイングで重要なのは手首を柔らかくして力を抜くこと https://golfnotoshokan.jp/glb0002234-post/ Thu, 11 Mar 2021 22:00:00 +0000 http://golfnotoshokan.jp/?p=9642 ダフリやトップなどのミスショットが多いなら、ゴルフクラブを握るときの手首の力が抜けていないのかもしれません。

手首がカチコチに固まっていると、ミスショットを連発するものです。

そこでスイングに重要な手首の役割と使い方についてご紹介していきます。

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ミスショットの原因はゴルフクラブを握る力と手首の稼動域

ダフリやトップの症状が現われるときは、ゴルフスイングに原因があると考えるものです。

左肩が沈んだ姿勢でインパクトを迎えると、ダウンブロー気味にヘッドが入り、ダフリやすくなります。

またダウンスイングで右肩が下がると、フェース面が開いてトップしやすくなります。

スイングのときの姿勢によって、ミスショットが起きることは間違いのないところです。

ただ一般ゴルファーの大半が、左肩が沈むインパクトの形や右肩が下がるダウンスイングの姿勢になっていて、お手本通りの綺麗なスイングをしている人のほうが珍しいはずです。

それなのにダフリやトップの症状が出ていない人もいるのですから、ゴルフスイングだけが、ミスショットの原因というわけではなさそうです。

インパクトでダフリやトップになるのは、アドレスに問題があるかもしれません。

ゴルフは再現性のスポーツですから、アドレスとインパクトは一致していることが望ましいと言われています。

そこでポイントとなるのが、グリップを握る力と手首の稼動域なのです。

ゴルフでは手首に力が入るとインパクトの微調整ができない?

アドレスでゴルフクラブを強く握ると、手首に力が入って動きが鈍くなります。

手首の稼動域が制限されると、インパクトでミリ単位とも言われるフェース合わせが難しくなってしまいます。

アドレスではクラブヘッドをボールの後ろにセットしますが、インパクトで同じ状態になることを望んで、そのヘッドをボールの後ろに置いたはずです。

そこから正しい捻転でテークバックができ、テークバックと同じ軌道でスイングができれば、フェースは元の位置に戻っていることになります。

でもこれが机上の空論であることは、ゴルフ経験者であれば誰もが体現していることで、実際にはテークバックとダウンスイングの軌道は違いますし、アドレスとインパクトでは姿勢も違ってきます。

つまり、まったく同じ姿勢をとることはできないわけです。

アドレスと違う形でインパクトを迎えるわけですから、時速150kmとも言われるスイングスピードでは、よほど運が良くなければ上手くフェースを合わせることはできません。

それでも柔らかい手首の動きがあれば、この微調整を勝ってやってくれるのです。

ゴルフスイングで使う手首は甲側に力がかかるとミスに繋がる

正確なゴルフスイングをしているつもりでも、本来はミリ単位でフェース面を合わせるのは困難なはずです。

たとえばロブショットは、フェース面を開いてボールの下を滑るように振り抜けるわけですが、このときのボールとフェースの間隔は奇跡的といって良いほどの合わせ方になっているはずです。

コース内の毎回置かれた状況が違う中で、これを事前に計算することは機械でも不可能に近いでしょうし、まして人間の身体を使って合わせることは困難なはずです。

しかし少し練習するだけで、多くのゴルファーはこのミリ単位のインパクトができるようになります。

これは練習の成果というよりも、身体が勝手に修正してくれた結果なのです。

インパクトの位置で入射を修正してくれているのは手首の働きによるものです。

手首は親指側を基点に上下する動きをしますが、もしも甲側に力が加わるとミスショットに繋がるので注意が必要です。

手首の力を抜くにはゴルフクラブを上下に揺らす

どうしてもグリップの握る力が強くなって、手首が固定されてしまうという人はいるものです。

手首の柔らかさがインパクトにとって重要であることは分かっているのに、テークバックが始まるとグリップを強く握り締めて、手首が固まってしまうことがあります。

これ解消するためには、いくつかの方法があります。

まずは、グリップを握るときの力加減を知りましょう。

グリップは両手で握って、ゴルフクラブを剣道の竹刀のように振っても抜けず、だけど反対側から引っ張られたら抜けてしまう程度の力で十分です。

手首の柔らかさは、アドレスに入る前にワッグルをします。

ヘッドを少し大きめに上下させることで、手首に力が抜け、同時に強く握った力も弱まるはずです。

上下に動かすだけでは力が抜けないようなら、軽く円を描くようにヘッドを回すと、余分な力はなくなっていきます。

この方法でもテークバック中に手首が固くなるようなら、アーリーコックで最初にトップの形を作ってしまいます。

ゴルフスイングで手首の力を気にしないアーリーコック

アーリーコックとは本来トップで作るコックを、テークバックをはじめる前に作ってしまうものです。

アドレスでグリップを握る左手の甲はターゲットに面していますが、これを飛球線に向けるために90度右回転させます。

そのまま手首の力だけでシャフトを引き上げて、地面と平行になると、左手の親指は地面と直角になっているはずです。

このアーリーコックの形を崩さずに引き上げると、トップでは正しいコックができています。

あとはダウンスイングの中でタイミングを合わせて、コックを解いて手首を元の形に戻すと、正しいインパクトの形ができています。

中には、コックを解いてフェースを合わせるのが苦手という人がいます。

上手にインパクトの形が取れないと、ダフリやトップになってしまうわけですが、この場合はノーコックでゴルフスイングをしている場合があります。

正しいインパクトをするためには、手首を使ったゴルフスイングが必要なのに、正確なインパクトをするためにノーコックにするのであれば矛盾が出てきます。

手首を使わないとスイングの力が弱くなって飛距離ダウン!

ノーコックのゴルフスイングは、コックの使いすぎやタイミングのズレがでて、修正ができないときにコックをしないスイングをします。

手首を固定することで、肩からヘッドまでを1本線にするフォームです。

ドライバーのアドレスの時点では、左手親指側の角度(内角)で120度のアームシャフト角があります。

ところがインパクトでは105度に変わるために、想定したスイングプレーンにずれが生じるので、コックを使って微調整をおこなっているわけです。

しかしノーコックのスイングは120度のままでダウンスイングを行い、インパクトも同じ角度で迎えるためズレは生じません。

ですから、正確なインパクトができるわけですが、このノーコックには致命的な欠点が1つあります。

手首を使っていないことから、スイングの力が弱く飛距離ダウンが否めないことなのです。

ゴルフにとって飛距離は重要ですし、またドローやフェードなどの球筋を求めるときにもコックは必要です。

排除するよりも、力を抜いて柔らかい手首を使ったゴルフスイングを作り上げたほうがメリットは大きくなります。

ミスショット防止はゴルフクラブを構えるときに手首の力を抜く

ゴルフクラブを構えたときに手首の力を抜くことができれば、柔らかいスイングになってインパクトを微調整することができます。

どうしても力が入ってしまう場合は、アーリーコックを作ってからテークバックを開始すれば、ミスショットを防ぐことができるようになります。

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ゴルフスイングでは左足を上げて左膝を曲げるほど踏み込む? https://golfnotoshokan.jp/glb0002233-post/ Thu, 11 Feb 2021 22:00:00 +0000 http://golfnotoshokan.jp/?p=9640 最新のゴルフスイングでは、左膝を曲げると飛距離がアップすると言われています。

従来の捻転をしてパワーを溜めるスイング法と、近年の身体を回転させるスイング法の違いや、新しいスイングのメカニズムについてご紹介していきます。

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左膝を曲げるとスムーズにゴルフクラブを引ける

テークバックで左膝を曲げると、トップの位置までスムーズにグリップを引くことができます。

肩幅にスタンスを開き下半身を安定させて、腰から上を捻るのがテークバックの基本です。

しかしながらこのテークバックを教科書通りにできるのは、プロゴルファー並みのアスリートな柔軟性がなければなりません。

休日に打ちっぱなし練習場でゴルフスイングをするときに、身体を捻る程度だと、不動の下半身で上半身だけ捻るのは難しいと思います。

仮に捻れたとしても、その中にパワーを溜めてダウンスイングに生かすところまでは行ってないかもしれません。

まずはトップの位置までグリップを引き上げることを最優先にして、次に回転軸である背骨が斜めになったり曲がったりしないようにすること、そして余裕を持ってボールに向けてゴルフクラブを振り下ろしていくようにしましょう。

苦しみながら不完全な捻転をするよりも、シンプルでスムーズなテークバックのほうが、ヘッドスピードの速いゴルフスイングができるはずです。

ゴルフクラブの進歩で左膝を曲げるスイングが飛距離アップに

飛距離を生み出すために、無理な捻転をするのは、もはや時代遅れです。

技術の進歩によって軽く振っても飛距離の出るゴルフクラブはたくさんありますし、少なくとも20年以上前から発売されているチタンヘッドのドライバーであれば、無理な捻転よりも確実なミートのほうが飛ぶはずです。

高性能なのはヘッドだけではなく、日本発のカーボンシャフトもまた進化していて、非力なゴルファーでもひと昔前のプロゴルファーよりも飛ばせることができるようになってきました。

そんな道具の進化によって、今までのゴルフスイングとは少しだけ変わってきたようです。

もっとも変わったのは、スイング軌道です。

逆Cの字で縦に振っていたスイングは、弾性の高いシャフトとスプリング効果のあるヘッドのお陰で、横振りがスタンダードなスイングになっています。

スイング軌道が変わったことで、それまでとは違った動作を加えると、さらに飛ぶことが分かっています。

たとえば左膝を伸ばして曲げる動作をすることで、強烈なインパクトを与えることができるようになります。

無意識で左膝を曲げるゴルフスイングは過去のもの?

アドレスの姿勢をとるとき両膝を軽く曲げることで、クッションの役割があると言われていました。

肩と腰を水平に回転させながらグリップを引き上げると、ゴルフクラブの重みと腕の重さが片方にかかるため、腰骨が右に傾こうとします。

そこで左膝を曲げることで腰骨の水平を保つことができます。

ただ曲げた膝を伸ばさないと、クラブフェースはインパクトの手前でダフルことになります。

そこで元の角度まで戻すことになるわけですが、ダウンスイング中に軽く曲げた左膝の角度に戻すことは不可能です。

そこで伸び上がる過程の中で、インパクトのタイミングを合わせることになるわけです。

文字で書くと超がつくほど難しいようですが、実際のスイングでは無意識におこなうことができます。

ただし、この無意識の左膝を使ったスイング法は、すでに過去のものとなっています。

今は意識的に左膝を曲げるスイング法ですから、少しだけ練習が必要な上級者用になっています。

現代のゴルフ理論は左膝を曲げる伸ばすで飛距離アップ

近年の左膝を曲げるゴルフスイングは、従来のゴルフ理論からは想像もつきません。

ただ世界で戦うトッププロの多くは、このスイングを実践していますし結果も残していますので、今のところは最良の飛距離アップ打法と言えます。

スイング中に左膝を曲げて、次に伸ばすことで飛距離アップを狙います。

テークバックからトップまでは、身の丈にあった身体の回転をして、捻転を考える必要はありません。

ポイントはダウンスイングに移行する切り返しのときです。

まだダウンスイングに入る前に、左足のかかとを浮かせて地面に踏み込みます。

地面を踏み込むわけですから、当然左膝は曲がることになります。

曲がるほど強く踏み込むことが、ここでのポイントです。

強く踏み込んだ反動で左膝は伸びます。

グイっとくる感じで跳ね返ると、そのパワーは斜め後ろに向かい、その勢いで左腰を引くことになります。

この動きで骨盤が左回転するのが、ここでのポイントです。

ゴルフで左膝を曲げる動きと伸ばす動きが最強な理由

トップで左足を上げて、強く踏み込むことで左膝は曲げることができます。

曲がった反動で膝を伸ばすと左腰が引けて骨盤が左回転します。

これが、いま流行のヒップターン打法です。

腰が回転すると、その動きに左サイドが連動します。

その動きによって左腕も引くことになり、それがダウンスイングとなります。

ここで大事なのは、腕の張りを緩めることなく、一気に振り切ってしまうようにします。

身体を捻転してもそれを生かすパワーを溜めることはできませんが、単に身体を右側に回転するだけのテークバックをして、足を踏み込んで左膝を伸ばすことで、腰の回転の強さで左腕を引っ張るわけです。

実践した誰もが強烈なゴルフスイングによって、飛距離を手に入れることができることができます。

文字で読むと簡単そうですが、難易度の高いスイング法でもあります。

その難易度の高さは、膝を伸ばすときに頭や肩を上げてはいけないという、一見すると理不尽な動作を守る必要があります。

左膝を曲げるゴルフスイングの注意点

ゴルフスイング中に左足を踏み込んで左膝を曲げる、左膝を伸ばすという動作をおこないます。

ヒップターンによって左に引っ張られるような強烈なスイングができて、飛距離アップが期待できるわけです。

ただし左膝を使うとき頭の高さは上下させないこと、もしも頭が上がってしまうとヒップターンの強烈なスイングは消えてしまいます。

頭はボールの後ろ(右側)に残したまま、ビハインドザ・ボールのフォームでインパクトをすると、頭の移動は抑えることができます。

また左腰を回転するときに、左膝が外側に逃げることがあります。

左足の踏ん張り連動して、右足の力が強くなるためなので、意識的に右足の力を弱めなくてはいけません。

またダウンスイングが腰の回転から連動しているために、身体が開きやすいという欠点があります。

ヒップターンの引きが弱いと、身体が開いてヘッドが遅れ、フェースが開くことでスライスする可能性があります。

習得するまでには時間はかかるかもしれませんが、これが現代のスイング理論ですから、ぜひともトライしてみてください。

左膝を曲げるゴルフスイングにリスクもある

最新のゴルフスイングは左膝を「曲げる・伸ばす」で腰を回転させ、その勢いでクラブを振り回すというものです。

ダウンスイングというより、スピンすると表現したほうが分りやすいかもしれません。

驚異的な飛距離が期待できる一方で、ミスショットのリスクもあるので相当量の練習が必要になります。

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ゴルフのやりすぎ!?左脇周辺が痛いときの原因と対処方法 https://golfnotoshokan.jp/glb0002232-post/ Thu, 07 Jan 2021 22:00:00 +0000 http://golfnotoshokan.jp/?p=9638 ゴルフをした翌朝に左脇周辺が痛いと感じたら、ゴルフスイングのどこかに問題があるのではと思って心配になりませんか。

運動不足による痛みや柔軟性、またスイングの姿勢など原因は多岐にわたります。

今回はその左脇の痛みの原因と対処法を解説します。

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ゴルフスイングが原因で左脇周辺が痛いことはある?

ある日突然、左脇周辺の痛みで朝起きられないほど苦しむことがあるようです。

原因として考えられるのが、始めたばかりのゴルフしかなければ、慣れない練習のしすぎかもしれません。

学生時代に運動をしていたとしても、すでに何年も経過していて運動といえば通勤時の歩行と階段の昇り降りくらいのもの、運動らしい運動をしていない人に特に多いようです。

しかもゴルフ程度の運動であればと軽く考えて、準備運動もせずに打ち始めると、いままで動かしていない筋肉は必ずと言って良いほど悲鳴を上げてしまいます。

ゴルフによって左脇腹の辺りの筋肉や骨が痛いようなら、まずは練習を止めて痛みが取れるまでおとなしくしていましょう

左脇腹で考えられるのは腹斜筋を痛めたか、もしくは肋骨を痛めたかです。

ほかの部位であればテーピングなどで固定して、安静にすると早めに回復しますが、脇腹は呼吸によって常に動きますし、電車のつり革につかまったり、布団から起き上がったりするだけでも動いてしまいます。

少し時間はかかりますが、完全に痛みが消えてから練習方法の見直しをしていきましょう。

ゴルフが原因で左脇周辺が痛いときの簡単なストレッチ方法

ゴルフが原因で左脇周辺が痛いときは、まずは回復するために安静にしましょう。

痛みが完全に取れたら、ゴルフクラブを握らずにストレッチを始めて、スイングによって痛いところがでないようにします。

ストレッチで大事なことは息を止めないこと。

呼吸は鼻で吸って口で吐くようにします。

大きく息を吸い込むときは、肺の隅々まで吸い込んだ空気を行き渡らせるようにし、吐き出すときはお腹を引っ込めるように横隔膜から順に空気を押し出すようにします。

最初にこの腹式呼吸を練習し、次に壁を背中にして立ちます。

鼻から大きく息を吸ってから、口から息を吐きながら身体をねじって両手を壁につけます。

最初に右回転、一度戻してから、次に左回転をします。

左右の回転を1回として1セット3回、朝・昼・夜と最低3セット、暇を見つけてリフレッシュのつもりで何回でもストレッチをして、体を動かすようにしましょう。

左脇周辺が痛くなるのはゴルフスイングの限界を知らないから?

左脇周辺が痛くなってしまうのは、テークバックでの捻転の勘違いが考えられます。

一度、自分の捻転の限界を確認しておくと良いかもしれません。

両手を前方に突き出して、手のひらを合わせてください。

肘を曲げずに右回転して、どこまで回るかを確認しましょう。

体の柔らかいゴルファーなら、指先は斜め45度を指します。

ここが上半身をねじったときの限界点ですが、テークバックはこれに腰の回転を入れるので、左肩はさらに回転することになります。

左脇周辺が痛いゴルフスイングは、腰の回転を入れずに体をねじろうとしているからです。

テークバックで肩の回転が不完全なのに、グリップが右耳の上まで引き上げることができたとしたら、左肘を曲げているはずです。

しかも勢い良く振り上げることから、トップの位置でグリップの動きを止めなければならず、そのブレーキの反動が左脇にダメージを与えてしまいます。

先ほど紹介したストレッチで覚えられる呼吸法を使い、トップの位置が背中側の壁だと思って、ゆったりとしたテークバックをしましょう。

ゴルフクラブを振り下ろすときのねじれによって左脇腹が痛い

ゴルフスイングが原因で左脇周辺が痛いときは、ダウンスイングにも原因があるかもしれません。

ゴルフスイングの基本は、腰から下を固定し、腰から上はねじることです。

この捻転によってパワーが生まれて、インパクトへと繋げていきます。

しかし実際のスイングは腰も回転していますし、体重移動にともなって膝も使っています。

こうした動作がすべてスムーズなスイングができていれば、左脇にダメージを与えることはないわけですが、腰の回転が先行するとねじれが強くなり、ダメージを与えてしまうことがあります。

アドレスで正面を向いていた上半身は、テークバックで捻転して右側を向いています。

この姿勢からダウンスイングへ移行しますが、上半身が右を向いているときに腰だけが左回転を始めてしまうことがあります。

すでにテークバックで上半身のねじれは限界になっているのに、下半身が逆回転をすることで左脇周辺にダメージを与えてしまうのです。

この場合はスイングを矯正するしかないわけですが、応急的な対処法としてはスタンスの幅を小さくすることです。

ゴルフクラブを地面に打ち込むのも左脇にダメージが入る

運動不足や過度の捻転ではなく、ゴルフスイングが原因で左脇周辺が痛いのは、インパクトに原因があると考えられます。

テークバックでは右足の上に重心が移動します。

アドレスでは両足の中間に重心はありますが、腰の回転に合わせてゴルフクラブを引き始めると、重心は右足の上に移動してくるものです。

右に重心を置いた状態でトップの位置になり、ここから切り返してダウンスイングに入ります。

そしてインパクトで重心は元の位置に戻すことになりますが、そのまま左足まで移動してフィニッシュを迎えるでしょう。

左脇周辺を痛めるのは、この重心移動が早く、左足に乗った状態でインパクトをしているからです。

左足重心が乗った状態でインパクトをすると、上半身は左側に屈んだ姿勢をとることになって、左脇腹がその屈折点となっているはずです。

この不自然な姿勢のまま、ゴルフクラブを振り下ろしてヘッドを地面に打ち込むと、その衝撃が左脇へと伝わってしまうことが痛みの原因となります。

鋭角的なダウンブローのスイングを諦めて、払い打つレベルブローのスイングを心がけるようにしましょう。

ゴルフをした翌朝に左脇周辺が痛いのは無理なフィニッシュ姿勢のせい

稀にフニッシュの姿勢をとろうとして左脇周辺を痛めることがあります。

正しいゴルフスイングはインパクトとともに、右足のつま先をターゲットに向けて、かかとを上げて左足体重に移行します。

しかしインパクト後にこの動作ができず、ベタ足のままでスイングを完了させようとすると、腰や左脇周辺を痛めることになるようです。

柔軟性のあるジュニアゴルファーの多くは、このベタ足のままでの平気でスイングをしていますが、体が硬くなった大人はこのねじれに耐え切れずに、右足を前に踏み出してフィニッシュを迎えなければ決まりません。

しかしながら右足を前に踏み出さずにそのままフォロースルーをとると、上半身が左側に曲がることで、屈折点となる腰や左脇周辺にダメージを与えて、翌朝になると起き上がれないほど痛いと感じることがあるのです。

そのためスイングの流れに乗って、両肩と両腰をターゲットに向けるようにすれば、正しいフィニッシュの姿勢をとることができ、腰や左脇周辺を痛めることはないはずです。

なお全般的に左脇周辺が痛いと感じたら、スイングの姿勢が歪んでいると考えて、基本のゴルフスイングを復習してみるのが最良の改善法と言えます。

軸を中心としたゴルフスイングをすれば左脇はストレスフリー

ゴルフスイングが原因で左脇周辺が痛いのではなく、スイングフォームが歪んでしまっていることに問題があります。

基本となる回転軸を中心としたスイングを実践することで、軸である背骨や捻転する上半身に歪みがなくなるので、左脇周辺へのダメージも軽減されるはずです。

楽しくゴルフを続けるためにも、体に負担のないゴルフスイングを覚えましょう。

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ゴルフクラブを握る左手甲の向きはトップでリセットされる https://golfnotoshokan.jp/glb0002231-post/ Thu, 10 Dec 2020 22:00:00 +0000 http://golfnotoshokan.jp/?p=9636 ゴルフの基本は再現性にあるといわれますが、アドレスで左手甲が上を向くストロンググリップは、インパクトでターゲットのほうを向いていて、再現はしていないようです。

アドレス、トップ、インパクトでの左手甲の動きを通じて再現性についてご紹介していきます。

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ゴルフの再現性はトップからインパクトの左手甲の向きが重要

再現性のスポーツであるゴルフは、アドレスとインパクトが同じであるようにとイメージをします。

実際にはクラブを振っているので、ダウンスイングにはさまざまな力が加わっています。

アドレスのときのどこにも力の入っていない、自然体のような姿勢をダウンスイングとることはできません。

ただ再現することをイメージすることで、そのギャップは最小限に抑えることができます。

もちろんこれは精神論ではなく、それぞれの箇所でイメージに近づけるための補正がおこなわれて、正しいフェース面でボールを捉えることができるわけです。

肩幅に開くスタンスの安定性や軸を中心とした円軌道のスイングなどは、まさにアドレスでセットしたフェース面を再現するためのものです。

もう少し細分化すると、インパクトでフェースを合わせるためには、左手甲をターゲットに向けなければなりません。

身体から離れたフェース面よりも、左手甲をフェース面に見立てることで再現することができるわけです。

そのためにはアドレス、トップ、インパクトでの左手甲の向きが重要になってきます。

ゴルフクラブを構えたときの左手甲の向きとトップの向き

ゴルフクラブを構えたとき、左手甲の向きに注目してみましょう。

スタンダードなグリップの握り方であれば、左手甲はターゲットに面しています。

もちろんフェース面もターゲットとボールを結ぶ飛球線に垂直にセットされていますから、左手甲とフェース面は同じ方向に面しているわけです。

とても分かりやすい構図ですが、実際にはこのスクエアグリップで構える人が少なくなっています。

ゴルフクラブの進化によって軽量化されて、スイングスピードを速くすることができ、さらにシャフトの進化でヘッドスピードも速くなっています。

ところが扱う人間は進化していないので、釣竿のようにしなるゴルフクラブでボールを飛ばしています。

結果としてヘッドが遅れて入るため、ストロンググリップ(フックグリップ)で握り、ハンドファーストで構えるゴルファーが圧倒的に多くなっています。

ストロンググリップの左手甲は、ターゲットではなく上を向いています。

ところがこの状態でトップの位置に引き上げると、左手甲はスクエアグリップと同じ向きを示すことになります。

つまりアドレスとインパクトで左手甲の向きが変わり、それはフェース面も変わるということに繋がるわけです。

トップで左手甲はスクエアになるけれどゴルフスイング大丈夫?

ゴルフクラブを握った時点では、左手甲は上を向いているのに、トップまでグリップを引き上げると左手甲は、スクエアグリップのときと同じ向きになっています。

ストロンググリップのとき、左手首は甲側に折れていますが、トップでの左手首はフラットになっています。

左腕の外側と左手甲は一対なっていて、アドレスでのねじれも解消されています。

このままアドレスの位置に戻すと、ストロンググリップは消えて左手甲はターゲットに面しているはずです。

ここで問題なのは、飛球線に対して垂直にセットしたフェース面の向きです。

上に向けてアドレスした左手甲が、左に半回転したわけですから、フェース面も半回転しているはずです。

下を向いたシャットフェースになっています。

このままインパクトすれば良くてチーピン、もしかすると目の前のゴロで終わってしまうかもしれません。

しかしながらグリップの位置を左腿に移動したら、この問題は解決しているはずです。

ゴルフクラブの構えとトップでは左手甲が再現されていない

インパクトでヘッドが遅れてくるため、ゴルフクラブを構えるときにハンドファーストにします。

これは再現性を実行するため、または近づけるためのものです。

普通通りにゴルフクラブをスイングすると、ゴルフクラブの重量とスイングの勢いで、ヘッドがボールに入射するときに、グリップは身体の中央を通過しています。

この状態でインパクトすると、フェースが開いてスライスまたはプッシュアウトしてしまいます。

それを見越して、グリップをインパクトの位置で構えるハンドファーストにすると、フェースの開きは防ぐことができます。

ここで大事なことは、正しいスイングをイメージして、結果としてグリップが先行するだけで、最初から左の位置でインパクトすると思うと、さらにグリップは左に逃げてしまうので、あくまでも身体の中央でインパクトするイメージを持ち続けることです。

アドレスではストロンググリップで握ってハンドファーストで構えると、トップで左手甲の向きが修正されたときに、極端なフックフェースになります。

シャフトのしなりによって、その補正がおこなわれるわけですが、このシャフトのしなりはフルスイングが大原則となるのです。

トップまで左手甲を上に向けたままでもゴルフスイングは可能

ヘッドスピードを抑えたコントロールショットでは、ストロンググリップでハンドファーストに構えると、フック系の球筋になってしまいます。

そのためフェース面を動かさずに、パッティングのようにゴルフクラブを引いて、左手首を甲側に折ったままでダウンスイングをしてしまいます。

フェースを開くロブショットでは多く見られる打ち方ですが、もしもこの構えでトップの位置まで引き上げるとどうなるのでしょうか?

基本的には左手甲を上にしたまま、その形を維持してテークバックしても、通常のトップの位置まで引き上げることは少ないと思います。

ただライの状態や距離によっては、フルショットもありえないわけではありません。

トップまで引き上げると手首の形がリセットされることは学習済なので、この場合にはトップの位置自体を変えましょう。

ゴルフスイングはアウトサイド・インの軌道に変更し、右肩の前から左腰の横を通過するスイングにします。

トップが通常の位置であれば、左手甲が折れているのでオーバースイングになり、ダウンスイングでヘッドが遅れてしまい、トップの原因となります。

そこでアウトサイドをトップの位置にして、インパクト後に左肘を逃がすことで左手甲を返すことなく、左手首を固定したスイングが完了できるはずです。

ゴルフスイングのイメージはトップから左手甲が実現する

再現性を求めるゴルフスイングでは、最初にイメージしたインパクトでのフェース面を、テークバック、トップ、ダウンスイングを経ても、同じように合わせられることが求められます。

基本はフェース面と左手甲の向きが一致していることです。

その上で、左手甲でボールを払うようにスイングすれば、綺麗にボールをショットすることができるはずです。

もしも左手甲が下を向いた状態でインパクトをすれば、フックする可能性が高くなり、反対に左手甲が上を向いているとスライスする可能性が高くなります。

また左手首が甲側に折れると引っかけ、手のひら側に折れるとプッシュアウトの可能性もあります。

この左手甲の向きや手首の折れは、アドレスでどんな形を作ろうとも、トップの位置でリセットするため、大事なのはトップでの左手の形ということになります。

左手親指にシャフトの重さを感じて、左手甲と腕の外側が一対になっているかを確認すれば、綺麗なショットが叶うはずです。

トップでリセットされ左手甲によって正しいゴルフができる

ゴルフの基本は再現性にあります。

フェース面をアドレスとインパクトで一致することが再現性です。

どんなに変則な握り方をしても、トップでリセットされるため、正しいインパクトは左手甲によって確認することができます。

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ゴルフで右手首が痛いときの原因と再発防止の修正法 https://golfnotoshokan.jp/glb0002230-post/ Thu, 12 Nov 2020 22:00:00 +0000 http://golfnotoshokan.jp/?p=9634 ゴルフが原因で右手首が痛いとしたら、その原因を探して修正しなければ、何度も再発してしまうことになるでしょう。

左手主導のゴルフスイングで右手首にダメージを受けるのは限られていますので、今回は痛みの原因となる動作と、その修正法をご紹介していきます。

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ゴルフが原因で右手首が痛いのはグリップを強く握りすぎ?

ゴルフが原因で右手首が痛い場合は、グリップの握る力に問題があるかもしれません。

アドレスに入るときには、最初に左手でグリップを握り、次に右手を左手にかぶせるように握ります。

このとき右手は人差し指から中指の第二関節から先でグリップをしたから支え、親指で上から押さえているだけです。

つまり「強く握る」ことはできなかったはずです。

それなのに右手首が痛い原因に握る強さとしているのは、その不自然な握りにあるからではないでしょうか。

10本の指すべてで握るベースボールグリップでは、特定の指に力がかかることはなく、右手首が痛いと感じることはありません。

手のひらの圧迫を弱めながらも、4本の指の先端でベースボールグリップの役割を担おうとした結果、中指を通してダメージが手首にまで達したと考えられます。

腕の表側を肘から手首まで、擦るように押すことで、血行がよくなり痛みは改善できるはずです。

ちなみに痛みがあるときは、手首のストレッチなど、動かすことは控えることが大切です。

右手首が痛いのはゴルフスイングでの「返し」が原因

ゴルフが原因で右手首が痛いときは、右手の返しに原因があるかもしれません。

トップからインパクトまでのダウンスイングでは、グリップの動きよりもヘッドのほうが遅れて到達してくるものです。

それでもインパクトの前には、ヘッドの遅れを修正しないとフェースが開いて、打ち出すボールはスライスしてしまいます。

ヘッドの遅れを修正するには、下を向いている右手甲をひっくり返して上に向けます。

右手を返すことで甲側に折れていた右手首はフラットになり、ヘッドはグリップよりも先行します。

勢いのあるダウンスイングをしながら、この甲側に折れている右手首を返すわけですから、右手首は相当なダメージを受けることになるのです。

右手首の痛みの原因は極端な右手の返しにありますが、これを防ぐためには2つの方法があります。

1つ目はグリップの握り方を変えること、2つ目はグリップの構え方を変える方法です。

どちらも簡単に修正できますが、痛みがとれるまでは練習やラウンドは控えるようにしましょう。

ゴルフで右手首が痛いときは2つの方法で対処する

右手を返すゴルフスイングが原因で、右手首が痛いときは、2つの方法で痛みを防止することができます。

1つ目のグリップの握り方というのは、ベースボールグリップで握ることです。

多くのゴルファーは右手の小指をからませるインターロッキンググリップか、小指をかぶせるオーバラッピンググリップですが、どちらも左手主導のスイングを主眼して、右手の力を弱めるようにしています。

野球のバットを握るときと同じベースボールグリップは、テンフィンガーとも呼ばれていて、10本の指でしっかりグリップを握ります。

グリップを両手で均等に握るため、右手を返しても負担感は軽減されているはずです。

両手でクラブコントロールができるので、痛みは軽減できるわけですが、ベースボールグリップの問題は「慣れ」です。

最初に覚えた握りを変えると違和感があって、ショートアプローチやコントロールショットの場合には、元の握り方のほうが安心できるようです。

もしもベースボールグリップが合わないと感じたら、2番目の構え方を変えてみてはいかがでしょう。

ゴルフで右手首が痛いときはグリップの握り方を見直す

右手を返すことで右手首が痛いと感じるときは、ベースボールグリップがおすすめですが、もしもその握り方に違和感があればゴルフクラブを短く握りましょう。

ゴルフクラブをグリップエンドいっぱいに握ると、ヘッドの重みが増幅されてグリップを握っている手に伝わり、ゴルフスイングをすると手首に負荷がかかってきます。

特にトップの位置で右手首のヒンジを形成するときと、左手首のコックをリリースするときに、右手首の可動域に対する負荷は最大になります。

トップの位置でクラブを支えているの右手です。

左手はグリップの上からかぶせたようになっていて、右手で下からゴルフクラブを持ち上げている形になっています。

グリップエンドぎりぎりで握るよりも、グリップの先端で握ったほうがはるかに負荷は和らぐはずです。

ましてダウンスイングのときに、グリップの先端を握っていると、ヘッドの遅れを感じることが少なくなって、右手の返しを意識することなく、ミートすることができるようになります。

ゴルフで右手首が痛いときは10ヤードダウンで再発防止?

ゴルフクラブを短く握るとき、実際の目安は指2本分です。

たった指2本分短く握るだけで、クラブの長さはおよそ2インチ短くなったわけです。

しかも握って余ったグリップエンドがはみ出していることから、クラブのバランスも先端が軽くなり右手首の負荷は軽減されます。

痛いと感じた原因の右手の返しも、ドライバーの長さがスプーンと同じくらいに短くなるので、解消されるはずです。

ただしドライバーの場合の飛距離ダウンは10ヤードです。

1インチ短く握ると飛距離は約5ヤードダウンするため、親指の太さ2本分であれば2インチなので、10ヤードダウンする計算です。

ただ痛みが消えることになるので、机上の10ヤードダウンは、許容範囲と言っても良いかもしれません。

また短く握ったことで、スイートスポットでボールをとらえる確率が上がるので、結果的に以前よりも飛ぶ場合もあるでしょう。

ゴルフで右手首が痛いのは練習のしすぎが原因?

ゴルフスイングで右手首を痛めることがもっとも多い原因は、練習場でのショットです。

練習場の人工芝の上で繰り返しボールを打っていると、ヘッドで受けた衝撃で手首や肘または肩までダメージを受けることがあるからです。

特に人工芝の場合は、ダフリ気味にヘッドが入っても、埋まったり跳ね返されることなく、人工芝の上を滑ってボールをとらえることができます。

つまり痛いと感じる1番の原因は、インパクトの直前でダフっていることなのです。

クリーンに打つ練習法は2つあります。

1つ目はティーアップしたボールを、アイアンで打つことです。

繰り返し打ち続けることで、フェースの真ん中でミートする感覚がつかめてくるでしょう。

2つ目はボールから指の太さ2本分をあけて、コインを置いてショットの練習をします。

コインがはじけたらダフリ、浅く入るとトップしますので、こちらも繰り返し打つことで感覚がつかめてくるはずです。

ミートすることを主眼においた練習をしていると、スイング中の無駄な動きが消えていき、痛みの起こらないゴルフスイングができるようになってきます。

ゴルフが原因で右手首が痛いときは休むことが大事

ゴルフが原因で右手首が痛いと感じたら、まずは休止して痛みをとりましょう。

完全に痛みが消えてから原因を探り、その部分を修正していくことになります。

原因が分からなければ、短く握ってボールの後ろにコインを置いてショットしてみて、コインが弾けるかをチェックしてみましょう。

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ドライバーショットでティーが後ろに飛ぶようなら問題あり? https://golfnotoshokan.jp/glb0002229-post/ Thu, 08 Oct 2020 22:00:00 +0000 http://golfnotoshokan.jp/?p=9602 ドライバーショットでティーが後ろに飛ぶと、ゴルフスイングが上達したと言われることがあります。

一方でティーが後ろに飛ぶのは、ミスショットになっているという考え方もあるようです。

どちらの考え方が正解なのでしょうか?

今回はドライバーでティーが後ろに飛ぶスイングについて考えていきます。

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ドライバーショットでティーが後ろに飛ぶことが気になる?

ドライバーのティーが後ろに飛ぶときは、どんなスイングをしていることになるのでしょう。

ティーの飛ぶ位置でドライバーショットの評価をすることがあります。

数年間隔で訪れる評価方法と言っても良いかもしれませんが、何年か以前とは評価の仕方が変わっているため、ネット上で溢れているすべての情報をみると混乱することもあるでしょう。

その理由は、単純にスイングの仕方が変わってきているからです。

スイングフォームが変われば、スイング軌道も変わるので、インパクト前後のヘッドの動きも違ってきます。

そうなれば、ティーの飛ぶ位置も変わってきて当然なのですが、古い評価法を鵜呑みにすると、とんでもなく酷い結果が待っていることになるので注意が必要です。

まずはゴルフの最上級者であるプロのスイングを見ると、ティーショットのあと地面に刺さっているティーを抜いています。

つまり多くのプロはティーを飛ばさずに、ボールだけをとらえていることが分かります。

ただこのインパクト方法を真似しようとすると、酷い結果が待っているのでやめたほうが良いでしょう。

プロのドライバーショットでティーが後ろに飛ぶことがない理由

プロの多くはドライバーショットでティーが地面に刺さったままですが、アマチュアがこれを再現しようとすると、良いショットをすることはできなくなります。

通常ドライバーはアッパーブローでボールをとらえるので、ティーの手前にスイングの最下点を設けて、そこを通過してフェースが上を向いたところでインパクトをするのが基本です。

ところがヘッドスピードの速いプロがアッパーブローで打つと、スピン量が増えて吹け上がってしまうため、レベルブローかもしくはダウンブローでボールをとらえます。

つまり基本から外れたスイングをすることで、自分が理想とする弾道を打ち出すことができているわけです。

ダウンブローで打ち込めば、ティーは後ろに飛ぶことはなく、真っ直ぐ刺したままのはずです。

ただアマチュアがこのダウンブローのドライバーショットをすると、理想とする14度の打ち出し角にならないため、着弾が早まって飛距離ダウンになるか、逆に吹け上がって飛距離ダウンになってしまいます。

基本のドライバーショットでティーが後ろに飛ぶことはない

アマチュアゴルファーのドライバーショットの基本は、アッパーブローのスイングです。

ドライバーのロフト角はおよそ11度、打ち出し角に必要な角度は14度ですから、ボールの側面を打つレベルブローだと、打ち出し角は3度マイナスの計算です。

そこでボールを下から打つことで、そのマイナス3度をカバーするわけです。

ティーアップしたとしてもレベルブローだと、フェースを上に向けてインパクトすることはできません。

ティーの手前にスイングの最下点を設けて、アッパーブローのスイングが必要なのはこのためです。

ボールを下から上に向けて打つということは、ボールと一緒に地面に刺さっているティーも打つことになるため、抜けて飛び出すはずです。

ただ、この場合はボールが飛び出すのと同じ方向に飛びますから、後ろに飛ぶことはありません。

一般的なティー高さは、ティーグラウンドの芝面から2センチです。

この上にボールが乗っているわけですが、ドライバーのフェースの中心でボールをとらえると、ティーごとボールを前方に打ち出すことになります。

ドライバーのティーが後ろに飛ぶのはミスショットだから!

ドライバーのスイングが基本に近ければ、ティーが後ろに飛ぶことはないのですから、仮に後ろに飛んでいるとしたらミスショットになっている可能性があります。

以前は、このティーが後ろに飛ぶことが良いスイングだったと考えられていました。

当時のドライバーは今のようなサイズではなく、もっと小さく現在のスプーンよりも小さかったかもしれません。

当時のドライバーはフェースの縦幅が狭く、アッパーブローでボールをとらえても、ティーを根こそぎ打つことはありませんでした。

ティーの先端を前方に押す程度だったことから、前に倒れたティーはボールがなくなると、その反動で反対側の後ろに飛ぶことになります。

そのため、「ティーが後ろに飛ぶと上手くなった証拠」といった評価があったとしても間違いではありませんが、現在のドライバーでこの症状になるためには、フェースの下部でボールをインパクトすることであり、それはトップと同じ当たり損ねになっているので、やはりミスショットになっていることが想像できます。

ドライバーをダウンブローで打ち込むからティーは後ろに飛ぶ

現在のドライバーのサイズで、ティーが後ろに飛ぶ理由は2つ考えられます。

1つは、トッププロと同じように、ダウンブローのスイングをしていることが考えられます。

アマチュアゴルファーは、トッププロほどのヘッドスピードではないので、ダウンブローで打ち込むと飛距離ダウンになります。

ただ「自分のドライバーは飛ばない」と思っていれば、その飛距離を不思議に思うことはありません。

それどころか、もっと強くインパクトができれば飛距離が伸びるのではないかと、ダウンブローは先鋭化していくことになるでしょう。

そもそもダウンブローの多くは、テークバックでヘッドを真っ直ぐに引くことから始まります。

本来はインサイドに引かなければならないのに、真っ直ぐに引いたということは、すでに円の軌道から外れたアウトサイドになっているということです。

するとアウトサイドインのスイング軌道になり、鋭角的に斜め上からティーを前方に倒すわけですから、その反動でティーは後ろに飛ぶことになるわけです。

ドライバーのティーが後ろに飛ぶのはレベルブローが原因

現在のドライバーのサイズでティーが後ろに飛ぶ、2つ目の理由はレベルブローのスイングです。

フェアウェイウッドやアイアンをクリーンにショットするときのスイング法がレベルブローです。

一般的にはドライバーよりも、スプーンのほうが飛ぶようであれば、レベルブローになっている可能性が高いはずです。

ドライバーだと14度の打ち出し角に満たないことから飛距離は伸びませんが、ロフト角14度のスプーンだと理想の打ち出し角と同じなので飛距離を出すことができます。

飛距離が伸びない原因がアッパーブローになっていないことを感じていると、角度をつけて打ち出そうとしてヘッドを浮かせてしまいます。

結果的にフェースの下部でボールをとらえて、一緒にティーを前方に倒し、そして反動で後ろに飛ぶことになるわけです。

ティーが後ろに飛ぶときは、アッパーブローのスイングになっていないことを知らせてくれています。

そんなときは、ティーの手前20センチにソールして、そこを目がけてダウンスイングをして、そのままフォロースルーをとれば理想的なアッパーブローにすることができるはずです。

ティーが後ろに飛ぶならドライバーのスイングの見直しが必要

ドライバーショットでティーが後ろに飛ぶと、「上手くなった証拠」と言うのは昔のことです。

現在のドライバーヘッドのサイズを考えると、ティーが後ろに飛ぶのはミスショットが起きている証拠です。

そのためアッパーブローを見直す必要はありそうです。

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ドライバーのセットアップはスクエアフェースとは限らない https://golfnotoshokan.jp/glb0002228-post/ Thu, 10 Sep 2020 22:00:00 +0000 http://golfnotoshokan.jp/?p=9600 ドライバーのセットアップを間違えていると、いつまで経っても上手くなることなはありません。

セットアップの時点でフェースがボールをとらえる瞬間をイメージできていると、正しいスイングができるようになります。

今回はドライバーのセットアップの仕方と、スイングについての話です。

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ドライバーのセットアップはフェースをボールに合わせない

ドライバーのセットアップの仕方を、間違って覚えてしまっているゴルファーが多いようです。

おそらくゴルフを始めたときには、アイアンで練習をして、ある程度スイングができたところで番手を広げていき、それからドライバーなどのウッドを練習したことだと思います。

始めたばかりですから、ゴルフスイングについて何も知らなくても当然ですが、この時点でゴルフの詳しい人に教えを請うていたら間違わずに済んだはずです。

アイアンは人工芝の上にあるボールを払い打つ、レベルブローで練習をしています。

フェースでボールの側面をヒットさせるために、スイングの最下点とボールの位置は同じでなければなりません。

そのためいかにスイングの最下点が一定になるかが、上達の第1歩となっていたはずです。

このレベルブローは、フェアウェイウッドまで同じ打ち方となりますから、アイアンのスイングをある程度マスターすれば、ドライバー以外のクラブは打てるようになります。

しかしドライバーだけは、レベルブローと違う打ち方をしなければなりません。

ドライバーのセットアップが分かればフェースの向きが分かる

ドライバーの打ち方は他のクラブとは違って、アッパーブローにしなければなりません。

レベルブローはボールの側面をヒットしますが、アッパーブローはボールを下部からヒットするため、スイングの最下点を通過してからインパクトを迎えます。

セットアップは他のクラブと同様ですが、セットアップした地点を過ぎてフェース面が上を向いたところで、ティーアップしたボールを下からヒットします。

つまりセットアップした位置でボールを打たないのが、ドライバーのスイングなのです。

ところが始めたばかりでアイアンの練習をひたすら続けてきたわけですから、同じポイントで打つものと考えても仕方のないことです。

ボールが内側に入ると、インパクトでフェースは開き、スライスの原因となります。

ドライバーのスライスに悩まされているとしたら、アイアンショットの練習が体に染み付いていて、アッパーブローで打てなくなっているのかもしれません。

セットアップとインパクト時のドライバーフェースの向き

正しいドライバーのセットアップの仕方を確認しましょう。

まずスタンスですが、肩幅よりもシューズ半足分だけ外側に広げるのが理想です。

ただスタンスを広げると体の回転が制限されるので、「体が硬い」と自認しているようであれば、最初のうちは狭いスタンスにしておきましょう。

その上で、ティーアップしたボールの前に両足を揃えて立ちます。

最初に左足をシューズ1足分移動して、次に右足を自分に合ったスタンス幅まで広げます。

これでティーアップしたボールは、左足内側のくるぶしの延長線上にあるはずです。

ここの位置がアッパーブローをする上で、正しいセットアップの位置になるので、一連の動作と共に覚えておきましょう。

ドライバーのヘッドは、スイングの最下点でソールします。

スイングの最下点には仮想のボールをイメージし、それをヒットしてからリアルなボールを下からヒットしたいからです。

このときフェースはわずかに上を向いているので、アッパーブローとなります。

ドライバーはフェース面の向きをイメージしてセットアップ

ゴルフを始めてアイアンでスイング作りをするのは、スイングの最下点でボールをとらえることを覚えるためです。

最初のクラブで7番アイアンを使うのは、長さやライ角の関係もありますが、ボールをセットアップする位置がスタンスの中央だからです。

体の中心でボールをとらえることを身につけると、他の番手も簡単に習得することができます。

それはドライバーであっても同じことで、ドライバーのスイングの最下点も7番アイアンと同じポイントです。

そこを通過して、左足内側のくるぶしの延長線上にあるボールまでヘッドが移動すると、地面スレスレだったソールは浮いているはずです。

このときフェース面が上を向いてボールをヒットするのですが、スイングとしては7番アイアンもドライバーも基本は同じです。

ただしスイングの最下点でボールをヒットしないことに体が慣れないと、アイアンと同じようにボールの側面をヒットしようしてしまいます。

本来はスタンスの中央にあるはずの体が、左にスライドしてティーアップしたボールが体の中央に来た状態でヒットすることになります。

ドライバーもセットアップのフェースの向きを再現する?

ドライバーをセットアップするときは、スイングの最下点にヘッドをソールします。

スイングの最下点は7番アイアンでしっかり身につけている通り、スタンスの中央が基本です。

しかしながらシャフトの長さや前傾姿勢の角度の違いなどで、スイングの最下点が変わっていたとしても不思議なことではありません。

ただその変わった箇所を知らずに、ドライバーのヘッドをセットしても、スイング軌道は再現できないはずです。

アドレスでのフェースの向きを再現が求めるのがゴルフスイングですから、スイング軌道もできるだけ同じになるように最下点を確認しておくと良いでしょう。

スイングの最下点の確認方法は非常にシンプルです。

ドライバーを素振りして、ソールで人工芝を擦るだけです。

何度も繰り返し素振りをすると、擦る位置が一定になってくるので、そこがスイングの最下点であることが分かります。

あとは体の部位と最下点を一致させておけば、アドレスの時点で迷わずにソールをセットすることができるでしょう。

フックフェースでセットアップすることもあるのがドライバー

ドライバーをセットアップするとき、ティーの位置は重要ですし、同時にスイングの最下点も非常に重要です。

スイングの最下点でフェースはターゲットに正対させてセットするのが基本ですが、ドライバーはシャフトの長さとスイングスピードの速さから、フェースが開いてスライスしやすい道具でもあります。

そのスライスを防止する観点から、スイングの最下点でソールしたときのフェースの向きは、わずかに左に向けるフックフェースにすることがあります。

セットした状態で1度から2度フックフェースにすると、インパクトではスクエアフェースになって、ストレートボールを打ち出すことができます。

このように自分のスイングの癖を分析することで、正しいセットアップとは違うアドレスの仕方をすることがあります。

正しいアドレスやスイング軌道は重要ですが、結果が伴うように修正することが、スコアを作る上ではもっと重要なことになるはずです。

セットアップでドライバーのフェースはスイングに合わせる

ドライバーのスイングの基本を知らないと、正しいセットアップはできません。

正しいセットアップができていないと、インパクトでフェースはボールの側面をヒットしてしまいます。

ただし「基本」が絶対ではなく、自分のスイングに合わせるために臨機応変に臨む心構えが大切です。

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知っておくべきシャフトのキックポイントとトルクと硬さ https://golfnotoshokan.jp/glb0002227-post/ Thu, 13 Aug 2020 22:00:00 +0000 http://golfnotoshokan.jp/?p=9598 シャフトと聞くと何を思い浮かべますか。

多くの人はフレックス、すなわち硬さが最初に思い浮かぶのではないでしょうか。

そのシャフトには、硬さだけでなく、キックポイントやトルクといった他に知っておくべきポイントがあります。

今回は、シャフトについてお話します。

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シャフトは硬さだけでなくトルクやキックポイントも考慮する

シャフトを選ぶ際に、硬さだけを気にしていませんか。

その硬さだけでシャフトを選ぶことはあまり良くありません。

シャフトには、キックポイント、トルク、そして重量といった様々なポイントがあるからです。

これらを総合的に考えて選ぶ必要があります。

後ほど細かい話はしますが、なぜそれほどシャフト選びにこだわる必要があるのか考えてみましょう。

それは手の動き、つまり自分がどのようにヘッドを動かすかの意思伝達をする部分に当たるからです。

上級者に、『シャフトが合っていないのでは?』と聞かれたことはありませんか。

ヘッドスピードを基準にしたら、シャフトが合っているはずなのにと思ったこともあるかもしれません。

また、初心者でシャフトは変えないから知らなくても大丈夫という人もいるでしょう。

しかし、それは違います。

自分が使っているシャフトはどのような特徴を持っているのか把握することはスイングを改善する上でとても大切です。

シャフトの硬さはどのように影響するのか

では、まず初めに自分にあったシャフトの硬さをどのように選べば良いか話をします。

そこでシャフトの硬さの特徴について基本的な説明をしておきます。

《軟らかいシャフトが向いているゴルファー》

・ヘッドスピードが速くない人

パワーが無くてもヘッドスピードを出しやすいため、初心者や女性などに向いています。

・シャフトのしなりを上手く使えない人

シャフトが軟らかいとヘッドの重さを利用してシャフトがしなりやすくなります。

しなりを感じるのが苦手な人には向いています。

《硬いシャフトが向いているゴルファー》

・ヘッドスピードが速い人

パワーがある人や自分でしなりを作れる人は、硬いシャフトが向いています。

硬いシャフトにすることで、ボールの曲がりを抑え、強いインパクトが可能になります。

・ボールが曲がりやすい人

シャフトが軟らかいほどボールが曲がる可能性が高くなります。

シャフトを硬くして、少し軽めのものを選ぶと振りやすくて良いでしょう。

あとで説明しますが、数値(振動数)的に同じ硬さでも、キックポイントやトルクが異なると感じ方が変わることがあります。

シャフトの硬さはヘッドスピードを基準に選ぶ

シャフトを選ぶ場合は、トルクやキックポイントはまず硬さのベースをどうするか決めた上で考えると分かりやすいです。

《ヘッドスピードを基準にする》

まずは、最も一般的なヘッドスピードを基準にして硬さを選ぶ方法です。

各メーカーのシャフトには適正ヘッドスピードが記載されています。

その値を参考にすれば、概ねずれることは無いでしょう。

注意点としては、SやRといった硬さ表記はメーカーごとに違うため、『自分はS』と決めつけないようにすることです。

《重量と調整して硬さを変える》

ヘッドスピードを基準にベースを選んだら次は重量です。

この重量と硬さの関係は振り抜きやすさに大きく関わってきます。

基本的には、適正な硬さが適正な重量であれば良いですが、これも人によって違います。

シャフトを重くするならひとつ軟らかいもの、シャフトを軽くするならひとつ硬いものがおすすめです。

特にドライバーは軽めのシャフトが好まれるようになり、軽くして硬くする人が増えています。

シャフトのトルクはそんなに大事?

シャフトのトルクについて説明していきましょう。

トルクとは、簡単に説明をするとシャフトの捻じれる大きさを表したものです。

ドライバーのシャフトでいうと、3.0とか4.2とかいろいろあります。

数字が小さいほど、捻じれにくく、大きいほど捻じれやすいということです。

ヘッドスピードが速い人は、捻じれを作りやすいためトルクが小さいもの、遅い人はトルクが大きいものが一般的には向いています。

なぜ、トルクが大事かというと、トルクはボールの捕まりやすさに影響してくるからです。

適正のトルクから、それぞれのスイングの特徴に合わせてトルクの大小を決め、シャフトを決めていきます。

トルクの特徴として、同じ硬さ(振動数で数値化した場合)のシャフトでもトルクが小さいほうが硬く感じ、大きいほうが軟らかく感じます。

硬めのシャフトを選ぶ場合、少し大きめのトルクにするとシャフトの硬さが比較的軟らかく感じられて振りやすくなります。

シャフトのトルクでボールの曲がりが変わる

トルクの注意点としては、大きすぎるものを選ぶとミスに繋がる原因になるかもしれないことです。

なぜこのようなことを伝えるかというと、アマチュアは軟らかいシャフトのほうが振りやすく感じる傾向があるからです。

それは、シャフトのしなりを感じやすく、ヘッドが走っている感覚が得られるからです。

しかし、トルクはボールの捕まりやすさに影響するため、適正に対して極端なトルクを選ぶとボールが曲がる原因になります。

特に大きすぎる場合には要注意です。

ヘッドが返り過ぎてしまったり、シャフトの戻りがついてこられず、逆にスライスになってしまったりします。

小さい場合には、シャフトの硬さの感じ方も硬く振り遅れ、振りぬきにくく感じるので合っていないことが分かります。

意外に、良いスイングをしているにもかかわらず、ボールが捕まり過ぎてしまったり、ヘッドが開いてしまったりする人は、トルクが合わずにボールが曲がっているかもしれません。

いつもの半分ぐらいのスピードで振ったほうが曲がらない、飛距離も出るという人はトルクが大きすぎると考えるのが妥当です。

振りやすさはキックポイントで変わる

最後にキックポイントについて説明をします。

キックポイントとは、シャフトのしなりやすいポイントを表したものです。

このキックポイントが自分に合わないと、振りにくさをすごく感じます。

実際は、5~10cm程度の範囲でしなるポイントが違うだけなのですが、次のような表現をします。

《先調子》

シャフトの先端寄りがしなりやすくなっています。

同じ硬さのシャフトでも、先端がしなるほうがヘッドの動きが出るため軟らかく感じます。

ヘッドを走らせたい、しなりを感じやすくしたい、ボールがなかなか上がらないといった人に向いています。

《元調子》

シャフトの手元寄りがしなりやすくなっており、同じ硬さのシャフトの場合、硬く感じます。

硬すぎると感じる場合、少しトルクが大きいものを選ぶと丁度良くなるでしょう。

自分でシャフトをしならせることができる人に向いています。

《中調子》

先調子と元調子の間のシャフトです。

万人に合うキックポイントと言っても良いでしょう。

もしキックポイントで迷ったら、とりあえず中調子にしておけば問題はないでしょう。

シャフトの特徴を知れば、スイングが変わる

自分に合ったシャフトを選ぶ上でも必要なスペックですが、今使っているシャフトがどんな特徴があり、どのようにしたら上手くスイングできるのか、考える材料になります。

シャフトを正しく理解した上で、スイングを磨いていくと、効率良く上達ができるでしょう。

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アイアンのスチールシャフトは突然に寿命が来るわけではない https://golfnotoshokan.jp/glb0002226-post/ Thu, 09 Jul 2020 22:00:00 +0000 http://golfnotoshokan.jp/?p=9596 アイアンのシャフトの多くは丈夫なスチールシャフトですが、それでも使用しているとやがては寿命を迎えてしまうものです。

昨日まで大丈夫だからと言って、明日が大丈夫とは限りません。

スチールシャフトに寿命が来る理由と、その覚悟について紹介します。

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アイアンに装着されているスチールシャフトには寿命がある

年代によって平家物語を習った時期に違いはあるかもしれませんが、中学か高校のときに「諸行無常」からの一節を暗記した覚えはありますか。

諸行無常は、形あるものはいつか壊れるところから、栄枯盛衰の儚きものと解されたわけです。

ゴルフの道具にも諸行無常の「寿命」があり、大事に扱っていてもいつかは壊れるときがやってきます。

ただゴルフの場合には、尊い教えに納得するだけで、なにも対処せずに使い続けているわけにはいきません。

ゴルフクラブが壊れる時期、諸行無常に即すると「時節到来」がいつなのかを知っておくことは大事なことです。

例えばアイアンショットでスチールシャフトが折れ、ヘッドが周囲の人に向かって飛んでいくようなことがあれば、それこそ「一大事」です。

世の習いからすると、当然シャフトが折れる日はいつかやってくるわけですが、経年劣化がその要因であれば、前もって交換することが大切です。

スチールシャフトアイアンの寿命が到来したサインがある

ゴルフクラブの中でも、地面に向けて打ち込むアイアンは、硬いスチールシャフトであっても、ある程度の時期が来れば寿命は到来するはずです。

同じ時期に購入しても、例えばパターであれば、経年劣化でシャフトの内部が錆だらけになっていたとしても、そのせいで折れるといったことはないはずです。

パターのストロークで折れるようなら、その前にフェースの向きが歪んでいたり、グリーンまでの持ち運び時点で異音を感じたりと、事前に何らかのサインがあるはずだからです。

もっともパターのシャフトが劣化して折れたケースを聞いたことはなくても、「ない」とは断言できません。

これと同じように、アイアンのシャフトも折れないことはないわけです。

ましてアイアンはダウンブローで打ち込む機会があるわけですから、スチールシャフトとはいえ相当なダメージを受けているはずです。

シャフトが折れる箇所は打ち込んだときの条件にもよりますが、一般的にはグリップ側が太くヘッド側が細くなっているので、シャフトの先端が折れることが多いようです。

アイアンのスチールシャフトに寿命が来るとポキっと折れる?

アイアンのスチールシャフトに寿命が来ると、折れてしまうことが多いようです。

シャフトの真ん中からボキっと折れることもあるかもしれませんが、現実的にはシャフトとヘッドのつなぎ目から折れる割合のほうが多いようです。

打ち込んだことによるダメージは、つなぎ目に集中しますので、折れる可能性が高くなるわけです。

ヘッドにシャフトを装着するとき、ホーゼル内とシャフトの先端に接着剤を塗ります。

それが固着することで、2つの違う材質は一体化させています。

ところがインパクトで衝撃を受けると、軟らかい材質のほうに多く伝わるため、つなぎ目のシャフトが一番ダメージを受けることになります。

例え金属のスチールシャフトであっても、アイアンヘッドよりは軟らかいため、ダメージを受けます。

さらにスチールシャフトの場合には、その材質自体が折れやすいこともあって、アイアンのヘッドを芝に打ち込んだときに、ポキっと折れてしまうことがあります。

スチールシャフトの寿命を早める原因とは?

アイアンでは装着率の高いスチールシャフトですが、保管状況や扱い方によっては、思いがけないほど早く寿命が来てしまうことがあります。

スチールシャフトは金属にメッキ加工がされていますが、基本は赤錆の浮く鉄が主原料です。

シャフトの表面はメッキ加工でピカピカ状態でも、シャフトの内部に水が入ると赤錆が浮いてきます。

シャフトの内部に水が入る可能性は2つです。

1つはグリップエンドの空気穴ですが、通常はグリップを装着する前に両面テープで塞いでいるため水は入りません。

しかしながらスイングチェックでグリップエンドの空気穴にティーを挿したりすると、グリップ内の両面テープが破れて、水が入るだけの穴が開きます。

この内部に入る水とは、流水のようにジャブジャブと入るわけではなく、湿った空気でも同じことなのです。

梅雨の時期に湿度のある場所で、キャディバッグを保管していれば、シャフトの内部は錆びが浮いてきて、徐々にボロボロの状態になります。

そのボロボロの赤錆は、スイングによってシャフトの先端に集まり、劣化を促進していくようです。

スチールシャフトの寿命を早めるアイアン内部への水の浸入

アイアンのスチールシャフトの寿命を早めるのは、シャフトの内部に水が入って赤錆に侵食されるからです。

先ほど紹介したように、水が入る1つ目の可能性はグリップエンドの空気穴からの浸入ですが、もう1つはホーゼルからの浸入も考えられます。

アイアンを使用すると、フェースに芝草や泥が付着するため、キャディはバケツにヘッドを浸けてから、タオルでゴシゴシと拭きます。

またセルフでもラウンド終了後に、同じように水洗いをすることがあるでしょう。

このときシャフトとホーゼルの隙間から浸水することがあるのです。

普通は接着剤で固着されているので、水に浸しても浸水することはありませんが、100%完璧なことはありません。

何万本の中の1本には、水が入ってくるものがあるかもしれません。

一旦シャフトの内部に水が入ると、錆が徐々に発生してきますが、折れるまでの期間がどれくらいかはだれも分かりません。

ただ、確実に寿命に近づいていることだけは間違いありません。

アイアンはスチールシャフトだからこそ寿命は早い

アイアンに装着されてるのがスチールシャフトだからこそ、寿命は近いことが考えられます。

グリップエンドの空気穴とホーゼルの隙間、どちらから水が浸入することでシャフトの内部が赤錆に侵食されて、錆のカスはシャフトの先端に積もり、やがてポキっと折れるほど劣化するからです。

ただグリップエンドは塞がれたままで、ホーゼルからの浸水がなくても、シャフトの内部が錆びることはあります。

なぜなら元々シャフトの内部には空気が入っていますから、寒さと暑さの温度差で結露します。

そのため寒暖差が激しい保管状況であれば、シャフトの内部に水が入らなくても、赤錆は浮いてきて、やがて寿命はやってくるわけです。

これらの劣化を防ぐためには、丁寧な扱いと保管くらいしかなく、それでも寿命を少し延ばせるだけかもしれません。

冒頭の諸行無常をゴルフ的に解釈すると、大事に扱っていたものが突然壊れたことで失ったときの苦しみは深くなりますが、大切にしていても時期が来ると必ず壊れるのが世の決まりですから、その心構えをしておくことが大事という教えなのかもしれません。

アイアンのスチールシャフトにも寿命がるので注意しよう

アイアンに装着されているスチールシャフトには寿命があります。

外部がピカピカでも内部はボロボロになっているので、劣化するとシャフトがポキっと折れてしまい、事故にも繋がることがあるので、劣化のサインを見逃さずに注意しなければなりません。

いつまでも使い続けようと思わず、買い替えのサイクルを検討してみてください。

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