パターの練習を自宅でするときにおすすめのグッズと練習方法

最終更新日:2019/02/01

パターの練習を自宅ですると、ゴルフのレベルアップに繋がります。

しかしながら気の向いたときにカーペットの上でボールを転がすだけでは、せっかく練習をしても効果のほどもたかが知れています。

わずかな時間でも毎日のように練習をすること、そして効果的な方法で行うことが大切です。

そこで市販されている中でもおすすめの練習グッズ、短期間で上達するものや飽きずに継続できるゲーム感覚のもの、さらには高度なストロークが身につくものまで紹介します。

自宅でパター練習!おすすめの方法はゴルフカップを置くだけ

ゴルフが上達するカギはパターにあると言われています。

一般的なゴルフコースの規定打数はパー72、そのうち36打がショット数で、パター数も同じく36打です。

規定のパター数は1ホールで2打と定められているので、もしも18ホールのうち半分を、いまより1パット少なくできれば9打分マイナスすることができる計算です。

つまりパターを制することでゴルフのスコアが格段に良くなる、まさに「パット・イズ・マネー」を体現することができるわけです。

そのためには練習しなければなりませんが、パターを練習できる施設はほぼありません。

大きな会社の社長室でパターの練習をしているドラマを観たことあるかもしれませんが、あれと同じようなものを自宅にセットできれば練習環境は整います。

あとはヤル気だけ持っていれば、マイナス9打も夢ではなくなるはずです。

おすすめの練習方法ですが、まずはスペースをとらないように考えなくてはいけません。

自宅の床にはテーブルや椅子、ゴミ箱や雑誌などが置かれていて、意外にパターの練習をできるスペースはないものです。

上達方法は分かっているのに毎回の片付けが面倒で始めることができない、継続できないものです。

そんなときにおすすめなのが市販の『ゴルフカップ ポータブル』です。

●【ゴルフカップ ポータブル】
ネット参考価格 450円(税込み)


ゴルフカップ ポータブル 全方位 自宅でカップ練習 グリーン

 

30センチ先にカップをポンと置くだけで、パターの練習ができるおすすめの練習グッズです。

練習方法は空いてるスペースにゴルフカップ置くだけで始められ、終わったら収納も簡単にできます。

パッティングマットを使った自宅でできるパターの練習方法

『ゴルフカップ ポータブル』は、どこからでもカップを狙えるタイプなので、広いスペースが確保できれば、グリーン上のパターと同じように反対側や横側から、入るまで練習ができます。

ただ自宅でそれだけのスペースを確保できるのは、限られた人しかいないはずです。

8畳1間をパターの練習場にできるほど、自宅に予備スペースがあれば「行ったり来たり」もできますが、実際には自宅にパターの練習スペースを確保するだけでも大変なはずです。

もし玄関やトイレまでの廊下か、居間やベッドサイドの空きスペースがあって、幅45センチの直線スペースが取れるようならおすすめの方法があります。

テレビドラマの社長室で観たあの『パッティングマット』を使えば、人工芝をグリーンに見立てた方法で練習ができて、一気に上達を望むことができるのです。

●【パッティングマット】
ネット参考価格 2,991円(税込み)


ゴルフ山善 パッティングマット ゴルフ ゴルフ練習用パターマツト 45cm×4m【日本製】ホールカップ付 裏面滑り止め仕様 WGPM4540(GR)カップ ポータブル 全方位 自宅でカップ練習 グリーン

人工芝の裏地には、滑り止めの鮮やかな青色のゴムラバーがついていますが、このラバーによってボールが転がるときのゴロゴロ音が軽減され、特にマンションなどの集合住宅では、できるだけ異音は避ける練習方法が望ましいです。

その点でおすすめの練習グッズといえるはずです。

ただこれだけなら一般的な自宅用練習マットと代わり映えしないと思いますが、このマットのおすすめ理由はクルクル巻いてあるタイプだと言うことにあります。

カップ側の最後の部分を巻いたままにしておくと、外れたボールはマットの山で上りきらずに戻ってきます。

戻りきらなくても、パターを左手に持ってかき寄せれば届く範囲にボールがあるので、効率よくパターの練習ができるようになるでしょう。

おすすめのピンポンパットを使ったパター練習方法

自宅練習におすすめのパッティングマットをセットすることで、ボールの転がる音を気にすることはなく、端を丸めておけば打ちそこなったボールが戻ってくるので、効率よくドンドン練習ができるはずです。

ところが、パッティングマットにセットされているのはカップではなく、厚さ0.2センチの目印シール(カップと同じ直径10.8センチ)なのです。

そのため自宅で実践に近い感覚のパター練習はできますが、一方でジャストの距離感で打つとボールが戻ってこない場合があります。

人工芝を使った自宅練習ではタッチの強弱による距離感よりも、安定した方向性を磨く練習方法が上達を早めてくれます。

そのためのヘッドをスクエアに出すおすすめの練習方法は、ターゲットよりも30センチ奥に仮想のカップを想定して、パターを少し強めにストロークすることです。

そのカップオーバーの練習方法におすすめなのが、『ピンポンパット』というアーチ型のゴールポストのようなものがあります。

●【ピンポンパット】
ネット参考価格 2,444円(税込み)


DUNLOP(ダンロップ) SRIXON ピンポンパット GGF-35206

枠の間にはゴム紐が張られていて、ボールが枠内のゴムに当たると気持ちの良いくらい跳ね返る仕掛けになっています。

名前の「ピンポン」はボールの動きを表していて、パターで打ったボールがピンボールゲームのように戻ってくると、不思議な達成感が湧き起こってきます。

表側はカップと同じサイズで、裏側はそれよりもワンサイズ大きくなっているので、ゲーム的に使うこともできるでしょう。

遊び感覚で跳ねるチャンスの多い裏面使用によって、よりパターに慣れ親しむ機会を増やすことができます。

パターの自宅練習がはかどる電動ゴルフカップの活用方法

パター上達のカギは「常にパターを触っていること」です。

真剣な練習は上達する方法としてとても大事なことですが、おすすめは自宅でくつろぐ時間にパターを触っていることです。

パターの重さや長さなど、身体の一部と感じるほど馴染むまで、慣れてしまうとイメージ通りにコントロールすることができます。

ただ触っているだけでは詰まらないでしょうから、カップ枠の表面で練習する以外に、ワンサイズ大きな裏面を使ってゲーム感覚で慣れていく、『ピンポンパット』の活用方法は効果があるはずです。

自宅での練習法法として申し分ありませんが、カップインをしないと練習の「達成感を得られない!」というがあります。

パッティングマットのカップは、厚さ0.2センチのシールなので、カップインに対する物足りなさがありますし、ピンポンパットはそもそもカップではないのでカップインの達成感を味わうことはできません。

そんなときはカップインしたボールが自動的に戻ってくる、別売の『電動ゴルフカップ』がおすすめです。

●【電動ゴルフカップ】
ネット参考価格 1,560円(税込み)


ボールが自動で足元に戻る! 自宅で楽々練習♪ ◇ 電動ゴルフカップ

重さがわずか432グラムで、単3電池2本分35グラムを入れても467グラムなので、パター練習のたびにセットしても面倒さはないはずです。

カップインすることの達成感を味わい、カップインしてもボールを取りにいかずに自動的に戻ってくるので、自宅での孤独なパター練習に張り合いみたいなものが湧いてくるおすすめのグッズです。

ミラーパターを使った練習もおすすめ

転がり音の出ないパッティングマットに、カップインしボールが自動で戻る電動ゴルフカップ、それに遊びを兼ねた練習グッズのピンポンパットが揃えば、自宅は練習場に劣らないパターの練習環境ができ上がっています。

しかしながら自宅には練習をチェックしてくれるプロがいません。

パターの場合、基本の構え方はありますが、打つ方法は自由なので、いわゆる自己流でも問題はありません。

ただしパターのフェースはパッティングラインに対してスクエアになるように構える必要はあります。

その練習方法が間違っていると上達進度は遅くなりますので、自宅での正しい練習方法を取り入れるためには、構え方やヘッドの動きがチェックできる『ミラーパター』がおすすめです。

●【ミラーパター】
ネット参考価格 1,750円(税込み)


AGM65 ミラー パターマット 練習 パッティング 姿勢 立ち姿 チェック コンパクトサイズ

アドレスでの基本姿勢は、左目の真下にボールを置くのがセオリーです。

ミラーの中央部にボールを置くことで、左目でボールを見ていることを自分の目で確認しながら構えることができるので、正しい姿勢で練習をすることができます。

しかもミラーの表面に入っているラインを、左右の目や肩の位置に合わせると、オープン気味の姿勢を修正することができます。

アドレスの姿勢をチェックし、パターをスクエアなフェースを身につけられるおすすめのミラーパターですが、ミラーの表面に傷がつくことを気にして、貼ってある保護フィルムを剥がさずに使用している人がいるようです。

そうして傷つかないようにとフィルムを剥がさず大事にしすぎると、肝心の自分の姿が不明瞭になって、せっかくのおすすめグッズの意味がなくなってしまいます。

自宅で本当の速さを体験!おすすめのパターマット距離感練習セット

自宅でのパター練習は距離感を養うタッチよりも、安定した方向性を身につけるべきですが、練習の時点で転がり具合が分かっていれば、無用に振り幅を広げる練習方法は必要なくなります。

グリーンの速さはフィートで表しますが、トーナメント仕様で11フィートあれば「高速グリーン」と言われています。

パターは練習段階で速すぎると、しっかりストロークすることができずに、マイナスの練習方法になることがありますので注意が必要です。

自宅がウッド材のフロアだと、芝のような抵抗がなくマイナスになりますし、パンチカーペットだと遅すぎます。

『パッティングマット』でも十分にパターの練習はできますが、、10フィートの転がりのある『パターマット』を使ってみてください。

●【パターマット距離感練習セット(3mタイプ)】
ネット参考価格 3,890円(税込み)


ゴルフ練習器具 パターマット 距離感練習セット【パター練習用マット】ロング(ミラー型練習器具付き)

この『パターマット』は自宅のスペースによって、全長3m、4m(別価格)、5m(別価格)から選ぶことができ、目標とするカップとパターのアドレス矯正器具のミラー、さらに13フィートまで転がり速度が測れるスティンプメーターまでついています。

スティンプメーターの使う方法については説明書がついています。

日によって変わる速度をチェックして練習すれば、ゴルフ場ではグリーンの速さを聞いただけで、打つときの強さが分かるはずです。

おすすめの練習法は、歩幅で距離を測り、振り幅で距離を出すことです。

必要と思われる練習グッズ3点セットになっていること、しかもセットは割安感があるので、気軽に購入するおすすめのグッズではないでしょうか。

おすすめの三角先生フィットを使えばパターストロークが安定

自宅でのパターの練習では、球の転がる方向や距離の違いはすぐに結果でるので修正できますし、ヘッドの動きは目視でリアルタイムにチェックができるため、そのチェック方法さえ知れば効果は最大限に得られるはずです。

ただし自宅のフロアでストロークしているときのフォームは、客観的に視点で見ることはできないので、別な方法でチェックするしかありません。

あえて動画撮影など面倒なチェックをしなくても、正しいフォームに固めてしまうというおすすめの方法があります。

空気枕と同じように膨らませて使う、『三角先生フィット』と言うおすすめの練習グッズです。

●【練習器具 三角先生フィット】
ネット参考価格 1,463円(税込み)


Tabata(タバタ) 練習器具 三角先生フィット GV0366

空気を入れると厚みのある三角形のクッションになるので、マジックテープで左腕に装着します。

両手でパターのグリップを握ると、両肩とグリップで綺麗な三角形ができて、あとはクッションが正しいフォームを維持してくれます。

このクッションはエアを抜くと持ち運びに便利なので、自宅でのパター以外にもドライバーショットやアイアンシャットなど、練習場でも使えるおすすめのグッズなのです。

また片腕だけに装着するため、ボールを再セットするときなどでも、両手で握っているグリップさえ離せば不便を感じることはないはずです。

芯で打てるおすすめのSWEET SPOT 360が狭い自宅練習で効果を発揮

なるべく毎日少しの時間でもパターを握って、できればボールを打つ練習をしましょう。

良くあるパターンには、自宅に練習環境が整ったところで安心してしまい、思ったほど練習回数が上がらないといったことがあります。

何度か練習してフェースが真っ直ぐに出てカップに入るようになると、あとは自宅のインテリアになって、ラウンド前夜くらいしか活用しないことがあるようです。

この練習不足は「飽き」からくるものでしょう。

パターの練習方法は単純で地味なものなので、練習場でドライバーを打ったときのような爽快感はありません。

いきなり5球続けてカップインしてしまうと練習意欲がなくなってしまい、徐々に回数が減っていって、やがて毎日のように「自宅で練習する」ための意義を忘れてしまうのです。

こんなときは難易度を上げることで、確実にパターの扱いが上手くなるおすすめの方法があります。

フェース面に中心部が開いているシールを貼るだけの、『スイートスポット360』を使うのがおすすめです。

●【SWEET SPOT 360】
ネット参考価格 860円(税込み)


アサヒゴルフ EYELINE GOLF SWEET SPOT 360 SS31

シールとは言っても、ウレタン製なので重さは0.2グラムしかなく、パターヘッドの軌道を左右するような重さではありません。

3ミリの厚みによって、中央の開いている部分以外でパッティングすると、瞬間的にミスを知ることができます。

意外に「芯でとらえる」のは難しいもので、飽きずにパターの練習が継続できるおすすめのグッズです。

自宅でもゴルフ場でもパター練習にKIRA LINEの公認球を使うのがおすすめ

パターの練習で大切なことは、ボールを良い転がりにすることです。

良い転がりとは、カップの手前でブレーキがかからずに、確実にカップインができるような順回転のボールです。

順回転のボールを打つためには、パターの芯でボールをとらえることが大事なので、『スイートスポット360』を使った練習方法が良い結果を与えてくれるはずです。

このおすすめの練習グッズですが、唯一の欠点となるのが剥がさなくてはならないことです。

ラウンド中に貼ったままのパターを使うとルール違反になるので、自宅以外に持ち出すときは剥がすことになりますが、フェース面が汚れないようにと簡単に剥がれる両面テープが使われているので、頑張っても3回程度しか再利用はできません。

そのコストが積もり積もると費用対効果に疑問を抱いても仕方ありません。

そこで費用を考えて自宅での飽きない練習方法としてなら、再利用が可能なキャスコの『KIRA LINE』のゴルフボールがおすすめです。

●【キャスコゴルフボール KIRA LINE 6個入】
ネット参考価格 2,919円(税込み)


キャスコ(Kasco) ゴルフボール KIRA LINE 6個入り(2個パック×3)

中央から半分の色が違うツートンカラーでのボールは公認球なので、実際のラウンドでも使用することができます。

しかもロストボール防止の蛍光色のお陰で、自宅の暗めな室内でもハッキリ認識することができるはずです。

おすすめの練習方法は、ツートンカラーの境目をパッティングラインにセットして打つというシンプルなもの。

正しいフェースでストロークすると、ボールは順回転してツートンのまま回転していきますが、これになるまでには相当な練習時間が必要になります。

自宅パター練習の秘密兵器!レーザーパットを使う

これだけ自宅にパターの練習環境を整えておけば、否応なく上達できるはずですが、それでも「もっと違う方法があるのでは?」と言う人がいるのであれば、究極のおすすめ練習グッズ『レーザーパット』はどうでしょうか。

●【ゴルフパッティング補正器具 Laser Putt】
ネット参考価格 25,855円(税込み)


Laser Putt ゴルフパッティング補正器具 

このパター練習器の『レーザーパット』の使用方法は簡単です。

パターグリップの少し先にレーザーパットを装着して、スイッチをONにするとレーザー光線でパターラインが現れます。

パターのフェースの中心部にアライメントを表すラインが入っていますので、レーザー光線とアライメントラインを一致させるわけです。

自宅内の床に付属されているシートを置いて、表示されているパッティングラインの上にヘッドをセットすると、正しいフェースで構えることができるようになります。

最初のうちは真っ直ぐにヘッドを引いているつもりでも、レーザーの青色の線とシートの白色の線が一致しないものです。

繰り返してヘッドをライン上でスライドさせることができるようになったら、シートを外して自宅内でボールを打ってみましょう。

レーザー光線の先端は赤色でポイントを示しているので、ターゲットに照準を合わせる方法で構えてストロークすると、レーザー光線の残像によって正しいフェース面でストロークができるようになります。

なお他にもバリュー価格でおすすめされている同種の品はありますが、ヘッド側に取りつけるタイプはパターの動きに支障が出るのでNG、またレーザー光線とヘッドのアライメントラインを自分1人でセットすることはできないません。

そういった点から手元で操作できるレーザーパットがおすすめです。

パター練習を自宅で。おすすめグッズとその活用方法

パター練習を自宅でするときには、ボールが転がるためのマットと目標とするカップの2つを用意すれば、とりあえず可能です。

ただ「上達する」ことを目標とするのであれば、正しい構えが身につくグッズも併用したいものです。

そのためには手軽なミラーによるチェックや、レーザー光線によるストロークでの身体の動きのチェックがおすすめです。

最短の上達方法は飽きずに毎日繰り返すこと、つまり継続こそが上達のカギというわけです。